占いの考え方(ルール)の軸をハッキリさせよう 私の場合
こんにちは、詳細を話す占い師コタです。
相談者に占いをする前に、自分の占いはどういうものなのかを説明すると思います。
または、自分自身に行う場合でも、「自分の占いはこういうルールだから、この結果に対してこうしよう」などとあるはずです。
占い師の占い方法や考え方って、本当に千差万別です。
同一の相談者を複数の占い師が占った場合、方向性は被っても、内容の詳細部分やアドバイスが異なってくるもの。
でも実は、占いの結果としては同じ内容になることがほとんどなんです。
にもかかわらず、相談者に伝える内容が異なってしまうのは、占い師によってルールや信条が違うから。
つまり、占い結果に対する受け取り方に、占い師の個性が表れるわけですね。
私の占いルール・考え方1
私は占いを行う前に、テンプレ化した説明を伝えます。
私が得意なのは、これから起こる不幸がどんなものなのかを教え、その回避や改善方法をアドバイスすることです。
もともと占いを頼る時点で、たいていは不運だったり試練だったりが先に待ち構えているもの。
ゆえに、
「私の占い結果は、このままいくと高確率で着地する未来です。アドバイス通りに行動することで、現実的に可能なベストな着地へと軌道修正ができます」
正直この内容は、ほぼ全占い師に共通している事実でしょう。
わざわざ説明する人のほうが少ないかもしれませんね。
ただ私が伝えたいのは、占いの結果を知っただけで未来が確定するわけじゃないということ。
何もしなくても未来が変わることがたまにあります。
私の占いルール・考え方2
私の不幸直感能力は、数年後の未来も分かります(私の能力に関しては、以下の記事をご参照ください)。
ただ、タロットの占いは半年以内の未来です。
基本的にタロットの結果は、半年〜1年だと言われています(スプレッドの近未来は3ヶ月前後)。
そう考えると半年は短すぎますし、断定するにはどうなんだろうと思うかもしれません。
その理由は以前に記事で解説しました。
ざっくり説明すると、個人の未来は第三者の行動によって如何様にも変えられてしまうということ。
私が占いをしていると、たまにどちらとも言えないみたいな結果になることがあります。
もちろん、確率的にはこっちのほうが高いというのは分かります。
ただ、おそらく51%付近の確率で、もう一つの未来に向かう可能性も充分にあり得る時があるのです。
これは相談者の力ではどうしようもないことで、周囲の行動によって未来が確定するためです。
ここまで読むと、占いって信用に値するのか?
他の占い師はそんなあやふやじゃないなどと思ったことでしょう。
その説明は次の章でいたします。
私の占いルール・考え方3
私は2つの占いのスタンスを使い分けています。
それは、対価をいただいて占いをするか、善意で占いをするかです。
これは占い師によって考え方が違うと思いますけど、対価をいただいて占いをする場合、占い結果を余すことなく伝えることが義務だと思っています。
相談者を幸せにするために占うのではないのです。
幸せにするのは、結局本人の意思次第だからというのもありますね。
未来人のジョン・タイターをご存知でしょうか?
彼が未来を現代に教えたことで、世界線が分かれて未来が変わったという説があります。
世界線というワードや、その真偽そのものはともかくとして、実は占いでも同じことが言えるのです。
相談者が占い結果を知ることで、未来が変わることがあります。
それは占いのアドバイス通りに動いたからではなく、意識しすぎて無意識の言動が変わってしまうからです。
要するに、占い結果を知ることで、不幸の道へと強制的に進んでしまうわけですね。
ただこれ、基本的に占い師には分かりません。
なぜなら相談者の性格が左右する要素だからです。
でも私は、心理学や人相学などを活用しているため、ある程度は分かります。
というより、善意で占いをする相手ってたいてい知人です。
知人であればある程度の性格は把握できます。
だから私は、あえてあやふやな結果を伝えることをよくします。
その人にとって最も幸せに近づける方法を、さりげなくサポートするイメージですね。
一般的な占い師があやふやな表現をしないのは、対価をもらっている以上、占い結果をしっかりと伝える義務があるから。
まとめ
どうでしたか?
あなたがもし占い師なのであれば、ここまで「占いとは?」「未来とは?」ということを解説できますか?
どういう気持ちで占い結果を伝えていますか?
このあたりが分かっていないのに、正しい占い結果が分かるわけないのです。
というより、正しい占い結果が出るわけない。
ただタロットをシャッフルして、並べて、意味を考えるだけなら誰でもできます。
そんなんで当たるなら誰も苦労しません。
ぜひ、深く考察してみてください。
これもまた、『しっくりくる内容』が大切ですよ。
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