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スタバの接客方針のデザイン

 これまでのmy note記事にて、【飲食店、とりわけファーストフードのような所での接客は、手際よく捌いて数をこなすことが肝要】という内容を展開したことが何度かありました。スターバックス・コーヒーにおいてはどうなのでしょうか?
※関係者でもなければ足繫く通っているわけではない者からの言及なので(かつ〔雑学的情報展開〕が主旨ではないです💧)、誤りが含まれていればご指摘くださいませ🙇

 

 もう10年以上前のこと。【サイズアップしても価格の上がり幅が小さいということはつまり、コーヒーそのものよりむしろ淹れる手間(=労働コスト/広義では注文伺いや代金収受等も含む)の割合が大きく、概ねその対価を支払っていると言える】という要旨の論説をしたことがあります。
 「大きいサイズほど割安」で、例えば、代金として100円追加するだけで約2倍の量のものが手に入る、という実態に沿って分析できるのでした💡

 ところが、スタバの〔方針〕に関するレポートの類を目にしたところ、上述の「手間圧縮目論見」の分析が「見当違いではないのか」と評価するに至っています🧐
 さて、いったいどういうことでしょうか?

 

 同社の事業コンセプトに『第三の場所』というものがあります。”生みの親”だと言われるハワード・シュルツ氏の思想が受け継がれているようです。
 その心は・・・ 少し考えれば気付きそうですね💡

 『職場と家庭(自宅)の間に、ちょっとくつろげる場所を消費者に提供する』というものです。

 

 簡単です。「来店客に、ゆっくりと過ごしてもらいたい」のです。

 具体的な振る舞いにも顕れているようです。

◆カウンターで注文してもすぐに商品が出てこない
~”わざと”時間をかけている

 そのことは次のことを含んでます。

◆時間に追われているような客がもし店に居ると『第三の場所』としての雰囲気を壊してしまうので、「急ぎの客」が来ないようにしている
(来させない/歓迎されない)

 

 さらにそれを実現する(上記のような”乱し”を回避する)ための施策として

◆そうやって「店舗運営をコントロール」するべく、フランチャイズ方式ではなく直営方式を採用している

 

 これは、「千客万来」で繁盛≒ビジネスとして成功する良好な経営をするための戦略追究するための提起記事としてではなく、冒頭から展開しているように「結局、どっち?」という、唯一の答えが出せないものもある、という例について、決めつけずに受け止めるようにしよう、という心得への気付きの話となっています📖

 

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