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ペットボトルの工夫デザイン①② +

(特許を含む)アイデアや知恵の宝庫✨らしいですね!
本稿は概ね【既存のデザインの紹介】風ですので、私のいつもの『独創性』をご期待頂いている方(笑)は、サラッと流してしまってください😭

 何らかの理由(?)で、毎週断続的に高い【ビュー数】
≒ 月日が経過しているので累積数値が⤴となっている
≒ ある意味で”定番”稿📖(かつ事実上スキ無し😱)
を再掲にてご紹介します。
 上記の数値は「通りすがり」の方のアクションによるもの、ということですので、今この画面をご覧頂いている方はそれとは別のご縁です。感謝いたします🙇

 

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《お茶ペットボトルの工夫デザイン》

 「流通」の領域~商品の容器における工夫改善アイデア事例には特に興味がそそられます。ペットボトルは”容器”の一種として、これまでいくつかの工夫改良が施されてきたようです。そのうちの一つのリニューアル事例について、軽く紹介しようと思います。

 『(キャップではなく本体の)上部に“ギザギザ加工”が施されました!』との情報があったのですが、実際の商品を見て気付いてましたか?これの効果・目的についてご存知でしょうか?

 

 業界の人ではない限り、「必要かつ適切な措置だ」とは思えず、「それがどうしたの?」というのが皆さんに概ね共通の感想なのだと予想しますが、

これによって「品質劣化を防止」している、とのこと。

 特に緑茶にとって”光”は大敵だそうで、照明が降り注ぐ店舗での陳列中に劣化してしまうのでそれの対処に、ということらしいです。

 

 ロングセラーのこの商品。ネーミングに「こき使い」感があることが気になったことがありましたが、商品イメージ(=見た目のカッコよさや「美味しそうに見えるように」)が主目的ではない、『品質』を第一に位置づけた、素敵なデザインなのですね👍

 
 
【想起される他の事例】

◆ケーキ店で扱う商品の一部は、同じく光に弱いのだそうで、ショウケースではない別の冷蔵庫に保存されていることがあります。「抹茶シフォン」がその一例でした🍰
◆ビンの底のギザギザは、滑り止めではなく、破損防止加工で「ナーリング」といいます✌

ナーリング


◆炭酸飲料の場合に円筒状になっているのは「内部での圧力に耐えるため」であることはお馴染みですね~(^^ゞ
⇒応用編として、底部に目を向けてみましょう。『ペタロイド(花弁)形状』になっているものがあります!
◆ほんの僅かな形状の違いが「運搬効率」に影響します。1.5Lという内容量は従来のままで容器シェイプを見直す(=上方も太めに、より”ずん胴”風にする)ことで、背の高さは規格通りのままで「胴径」を3mm縮小~一箱当たりの面積縮小~輸送パレットへ載せる箱数増大 が実現した例があります😲
⇒積卸荷役回数の減少やトラック等への搭載効率向上は業界の生産性向上、ひいては労働環境の改善の一要因となり得ます☝

 

† 緑茶と同様に「光」を浴びることを好まず「冷暗所保存」が肝となっている商品に他にはどのようなものがあるのか、ご存知であればおしえてください🙏

 

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《ペットボトル容器としての工夫デザイン》

 ここ数年では特に、〔素材〕として地球上で”嫌わている”と感じる場面が多くなりました。〔プラ〕という言葉は何かと悪評展開にされがちであることは貴方もご存知の所かと思います。
 本稿では敢えて、異なる角度にします(p_-)

 

 長所をあげるとすればそのうちの9割以上が、「エコで素晴らしい👍」との評価でしょうね。新たな仕様を開発する立場の方々は、研究と議論を重ねた上でそこに至ったのだと思いますが、やわらかすぎる容器には未だに慣れません^^;

 身の回りにある【飲食品のパッケージング仕様】の関連。本ページでそのデザインについて採り上げたくなる例は多数あります。表題に関しては〔容器製造技術向上で軽量化〕~〔原料やゴミの量を圧縮〕というキーワードが容易く連想されますね。真っ先に思い浮かぶのはこの写真の商品でしょうか。

ペットボトル-いろはす

 

 「くちゃくちゃペットボトル」は当初から水商品のイメージが強いのですが、どうやら「水の特性」は関係なく、適用条件は特になさそうです。ただ、炭酸飲料は不可であると予想がつきます。
⇒四角い形は無くどれも丸い、という話は割と知られていますね☝

 捨てる時の話はさておき、冷蔵庫からの出し入れや注ぎ易さが気になります。500mlクラスならともかく、大容量のやわらかい容器は「然るべき部位」を適確に持つ必要があり、誤ると上手く扱えません。消費者や地球に【やさしい】のか、殊更、扱いに不慣れな場合に【ありがた迷惑】な困惑要因になるのか、評価が分かれるところです⤵

◆角型と丸型

ペットボトルの凹凸小

 凹凸があるのは、「ジュースを含めた多くの一般的飲料は、殺菌目的により熱い状態で詰めていて、その後に冷ますので中身の体積が減り、内側にへこむ力がはたらく(収縮する)ので容器が”いびつ”に変形する。それに耐えられるように、圧力に強い角を多く備えた形状の『減圧吸収パネル構造』になっている、とのことです。

 逆に、炭酸飲料は膨張するので、それに強い構造=圧力を均一に受けるため丸型としています。⇒こちらは割と広く知られていますね(^^)/

 ポイントは、上記の二系統は互いに正反対の変化をするということ☝ひと括りに捉えがちですが、その特質は大きく違うのですね👍

 

 

 

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