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目立たない気遣い - マラソン・ペースランナー

 過剰評価して「神対応だ」と”もてはやし”たり、第三者的に事情を知りもしないのに断定や不平を吐いたり…という態度はみっともないので差し控えているし見聞きしたくもないのですが、ステキな一例を見掛けました(p_-)
 先日開催された『大阪国際女子マラソン』での様子を観ていて📺

 さて本件、視聴者のうちのどれほどの人が察知できていたでしょうか🤔

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 ペースランナー ではなくて「ペースメーカー」という呼称の方が主流になっているように感じます。器械の「心臓ペースメーカー」ではないですよ☝

 (本戦の選手はもとより、)マスコミその他で大きな話題となったのが、当大会における「ペースメーカー」が豪華✨であるという点。
 (何かの縁で選定され、安定的な”力”があるとお墨付きのある)彼らの任務は、【選手に混じり、終始一定のペースで並走し続け(牽引的)、好記録の後ろ支えをする】という風なところです。

大阪国際女子マラソン

  

 👆「川内」という名前があるのは、川内優輝選手のことで、往年『公務員ランナー』と呼ばれていた、根性の塊のようでもあり、不屈の精神の鏡のような選手(現役)です。

 その様子、1シーンなのですが👇

大阪国際女子マラソン川内1

 

 彼の左手に刮目ください👀

 人差し指を立てています☝

 何かを数えていて”1"の時、ではなく
 誰かを指差している、でもなく…

大阪国際女子マラソン川内2

 競技場内のでトラック種目ではない公道でのマラソン🏃
 通常フォームの「腕振り」を犠牲にしてまでも、大切な『仕事』をしているように見えます。

 足元の方を指差しているのです。
 

クイズ❔です

 皆さんも、少し想像力をはたらかせてみてください🙋

 

 

👇 ☟ ナゼ? ☟ 👇

 

 

 『この厚底シューズ、どう?』と、自分の脚先に注目させようとしているのではないですよ(◎_◎;)

 最初、違和感でした。が、しばらく観察していると、どうやら、

常時ではなく、指差す”タイミング”がある

ようです。

 いや、時期ではなく〔場所〕が関係しているようです。
 もうお分かりですか?

 

 

 主に「マンホールがある場所」を指し示している、と気付きました💡

 つまり、自分のすぐ後ろ側にランナーが続いている位置関係の場合に、

『ここにマンホールがあります!』

 というサイン😲

 中継では音声は聞こえないので不明ですが、きっと、指差しだけではなく言葉も発して注意を促しているのかもしれません⚠

 

 何故?わざわざ?
 選手にとって、「僅かな段差」や「弾性の違い」が走行に影響/支障をきたしかねないのかもしれません。そもそも、その他の通常のアスファルト路面よりも「滑りやすい」ので、割と深刻な注意喚起なのでしょう。

 あと、マンホール以外にも、似たような鉄素材を踏むことになる『橋桁の継ぎ目』も散見され、同様な振る舞いをしていることを現認しました。

 

 これらがもし、競技を知らない素人の振る舞いなのであれば、「過剰では?」「ちょっとお節介すぎ💦」という評価になり得ます。詳しい事情を知りもせずに「良かれと思って」な自己満足風な行為になりがちです。
 他方で彼が実行するともなれば、【実際に効用がある】ということが自明なわけです。

 そのような要件を加味した上で、本質を見据えた《適切な評価力》というものを、できるだけ身に付けておきたいものです👍

 〔配慮〕とは概ね、さり気ない。自力発見🔎のススメ☝

 

 事実、マンホールでなくとも道路標示でさえ、滑りやすい😵

 

 

 

 

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