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駅のホームが危険化するのは何故? +

 今回の提起は、以前寄稿した内容の続編的ではあります📖

 2023年春。元の木阿弥的な様子で次第に”出勤者”に体制に回帰して、都市部において外国人旅行者が盛り返してきた様子が見て取れる社会情勢となってきました。
 そして、そのような【単純に混雑】環境下、懸案としては一層深刻化してくる(きた)ような気がしてなりません😞

 いていた期間は"social distancing" の心得があってもよかったのですが… かと言って、「近すぎる」のは耐え難い💧

 どういうことか。じっくり読んで頂ければすぐに察知できますよ💡

 

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《まずは、before コロナ の感覚で📖》

 鉄道駅のプラットホームでのシーン。どこをどうやって通りますか?

 何の迷いも心配も苛立ちも無く、当たり前のように左端(ホームの縁)を通行する人がほとんどでしょう。

 でも、その動線が当たり前になっている環境・風潮というのはいかがなものでしょうか。この現場での振る舞いに違和感を抱くことすらない人が『ホーム柵設置を!』などと要求する態度を取ってよいのでしょうか。

 

 人はやや多めですが、電車到着直前でこれ以上増えないとの想定で、

この現場で不足している要件
は何だと思いますか?

 

 全員がスマホに夢中?
 画像素材としては確かに見事な瞬間ですが、それはあくまで間接的な要素です☝

 一度リンク先(過去記事)へとお進み頂き、戻ってきてください🙋
◆『ホーム柵設置を』と訴求する前に、私たち利用者が心得るべきこと

††† なお、前半に登場する【東京メトロ銀座線の渋谷駅】とは、直近の「駅舎刷新」よりも前のものです🚃

 

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 本来言うまでもないほど根本的な要件なのですが、それに対する意識が薄れてしまっているのでしょうか。多くの人の〔振る舞い〕と〔訴求〕との間のチグハグ感が否めない話です。
 
 駅のプラットホームは、(線路と平行方向に)歩いて移動する所、というファンクションがあります。ホームに通じる階段を終えた場所に皆が留まっていては混雑、ひいては危険が生じ、「分散」するのが要件であることは言わずもがなでしょう😞

 

 なので、どうしようもないくらいの大勢で混雑しない限り、

〔通行路〕であることを踏まえた立ち位置で待つ必要がある

のです☝

 

《阪神神戸三宮駅における好適施工例》

 

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 一方、車両内は〔歩行して移動する所〕ではありません。車両連結部についてはなお一層。

 やや混雑時に「車内の中程まで進んで安定的に乗車している人」をどかしてまで歩こうとする人に時々遭遇しますが、もしかしたらその人の言い分は「乗る前のホームでは端を歩くのが怖くてできなかったけど車内を歩くのは安全だから、車内の”通路”であるココに立ち塞がったりしないで自分のために道を空けて通してほしい!」ということなのかもしれませんね😫

 さらに、下のイメージ写真の場面のように、通れないことが目に見えて分かるはずなのに突入する人がいてビックリです。

 

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 ひと昔前までは無かった新たな”規範”と慣習。『胸の前20cmの領域』の死守欲と周囲に及ぼす間接的な危険因子への無頓着さは、『”歩き”スマホはやめましょう』という中途半端な呼びかけによって助長されてもいます😔

 「マナー向上が云々」と言っている間は、大して進展が無いのです💦
 〔何故よろしくないのか〕〔どうすれば全体が良くなるのか〕をちゃんと論理的に「考える」人が増えないことには、マナーの話はただの世間話でしかなく、ちょっと”分かったフリ”をする人がそれを言いふらすだけで終わります😓

 

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《そして、after コロナ のあるべき姿…》

 今一度、【立ち位置】の話📖

混雑する都心では
前を空けすぎ、及び、整列(2列/3列)では?

 

"social distancing" 中止とは言わないけれど、「周りを見ずに場所を占有して拡がる」振る舞いを差し控える心得が大切です☝

 再び見舞われてきた《駅のプラットホーム上の混雑》という、上述した危険因子との兼ね合いは、いったいどうなるのでしょうか。

 本質思考と合理性追求とにおいて、【複数の意味での〔安全〕】の両立が脅かされる『アンチノミー』に直面しているようで悩ましいところです⚠

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