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『静かな退職』『サイレント減点』のデザイン

 昔から『五月病』という言葉があって、学童・生徒のみならず社会人にとっても似た症状に見舞われかねない…それの夏版でお盆休み明けのダルさには見舞われませんでしたか?そもそも猛暑や天候不順、天災不安等で平穏ではない日々が続いてますけれど💧
 ベースとなるのは『モチベーション低迷』だと思うのです。ヤリガイが湧かない社会… いったい”どこ”に諸問題が蔓延っているのでしょうね(~_~;)

 

 記事タイトルに目新しいワードを入れつつ、普段のmy noteでは敬遠しがちな「hotな話題」をお一つ☝


 

『静かな退職』

そんな言葉が生まれているとのこと。
初めて見聞きしたという人は、その意味について推測してみてください🤔

 

 新卒等、就職(就社)してから何年も経たないうちに早々に離職する率が「昔よりも高くなっている」ことは誰もが知っているところかと思います。その延長/進化版とも言えるのがこの『静かな退職』。

 どうやら〔転職〕には至らずに留まるスタイルが、次フェーズの傾向として強まっているようです。伴うのが、意欲的ではなく”のんべりだらり”と最低限の仕事のみをこなすだけ。

* 彼らのマインドを批判する記事ではありません *

 

『静かな退職』 ---
あたかも退職したかのように仕事への情熱を失ってしまっている状態

 とあるアンケート調査によると、「将来は出世したいですか?」との質問に対し、77%以上つまり4分の3以上が「いいえ」と答えています。
~これに憂いを感じたり『静かな退職』意思に共感が弱い場合は、出世した上職者たちがどれだけ反面教師なのかを顧みつつ、寄り添うことに努めた方がよいのかもしれません。

 別のアンケートでは約半数が「自分は『静かな退職』をしていると感じている」と回答。

 

 『若者流の新しいはたらき方』という見出しにしているメディア情報がありました。
 でもこれって、実状は、若者に限ったことではないのですけれどね😫 そのような点も「認知が甘い」と感じるのです。成果低迷の本質を理解することから遠い…と言われる一要素かもしれません💧

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 そんな新語について触れた後、一旦話題を移します。

 組織では〔良好な人事評価〕を受けないと昇進しません。
 そして『評価ポイント』とは、本質的成果そのものよりもむしろ《「評価者」たる立場の人の「心象」によるところが大きい》とは言わずもがなで、《気づかないうちに評価が下がる》ということに気付けていない下部層の人たち(主に若手?)に示唆する、すなわち「世渡りの仕方」を会社員読者に考えさせる主旨だと取れる記事がありました。※振る舞い実例はここには挙げません
 これ、『サイレント減点』と呼ばれるようです。

 

二つの用語が少し近づいてきましたね💡

 『静かな退職』タイプの働き方は、『サイレント減点』がほぼもれなく伴いそうです。
 本質的には《給与に見合ったoutput》であるにもかかわらず、上職を心理的に満足させる仕事ぶりでないかぎり、到底評価されず、〔まずまず良好な成果を出すか否か〕とは連動しない別の要素が大いに関係するのだ、という指摘がされている…。

 ただし、『サイレント減点』について示されたその記事には、【昇格してもらうためには】が前提となっているため、そもそも本稿前半で提示したアンケート結果(つまり、実状)が加味されていない世界での窘めなのだ、とも受け取れます。

 

 誰が正しいか、望ましくない振る舞いなのか、等、〔意見〕は無数にあるのでそれを交わす主旨の本記事ではありません🙅‍♂️
 ただ、本質を捉えた実状把握や問題検証とその緩和に向けて思考すべきこととは大いに逸脱しがちなのでは?と感じます。

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