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士気を削ぐ対応/能力向上のセオリー③ +

 貴方の人生において・・・という枠での尋ね方をすると大袈裟になってしまうのかもしれませんが、これまでに次のような経験をしたことがありますか?

 勤務先などで他者(主に上職)から”任された”事案。自分なりに努力して、工夫して、仕上げたものを提出したところ、”ダメ出し”とはいかなくても、報われないような扱いや評価を受けるに至った、というような展開。
 抽象的な言及になるので「つまりどういう例のこと?」と、当方が期待する反応を導き出せないのはもどかしいのですが、つまりは、ドラマ等の設定でもしばしばみられる「会社でありがちな典型例」をお示しするなら…🤔

【君の案が欲しい。次の機会に、うちの部署としてそれを上層部に示そうと思うので、企画書を提出してくれないか】と上司に言われ、決して手抜きせず精一杯満足いくものにまで仕上げたものの、その先に実際に適用されたものには悉く修正を加えられた ---

というような顛末の事例です。

 端的に言えば、

「結局採用しないのなら/自分の素案を充分に活かさないのなら、初めからアンタがやれば?」と言いたくなるシナリオ😞

のことです。

 類似した経験を何かしらお持ちの方🙋 少なくないのでは?

 

 当方について言えば、勘が良いというか何というか、出した後で「どうせ手を加えられる」ような、本質としてこちらのユニークさが必要とされているとの要件が伴わないもの≒その先に居る権限者に都合よく変えられてしまう事案 においては真剣にはやらない、とは言い過ぎですが、それを見越した気負い程度でしか注ぎ込まない。

 一生懸命にやるだけ損、なわけです。
 結局は”別の意向まみれ”のものに化けるのだから。

 「何をさせたかったのか」が全く不可解です😞

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 未熟な人が、経験を積んでスキルアップするため、という目論見が伴っているのなら事情は少し変わりますね。トレーニングの色合いが濃いもの。
 もしそうであったとしても、

「まぁまずは素案作りにチャレンジしてみようよ。そこから一緒に内容を精査して、協力して仕上げていこう」というステップ

を踏みたいところではないかと🙄

 

 それから。
 「到底納得がいかない修正が施される」という理不尽な展開の事例において時々見舞われる顛末として、次のようなものがありますよね。

 すなわち、

訂正され、それがさらに上に回った際に、(経緯を知らない上の権限者によって)再び素案に近い内容に戻るような修正が付けられる

という”お粗末な”展開も…🥴

 

 下っ端には見えないままで事が運ぶこともあるので上記のような”原点回帰”的なシナリオ例は稀として、「最終的に結果だけを見る」という、『数字本位の企業の命題』を軸にするだけなら、(あくまで本質的に良い方へと手を加えられたのなら、という条件付きですが、)矯正されるのは望ましくかつ有意義なことでしょう。

 でも、その土台に居た発起者の達成感やそれに上乗せされる次への意欲に関してはどうでしょうか?

 「手柄を横取りされる」とはしばしば趣旨とされがちな話題(なのでmy noteでは注目しない要素)ですがそれとはまた別の士気略取になっていることに気付かないのでしょうか。
 組織等で中長期的に目指すべき要件の中には、そのような目に見えないマイナス効用に対する危惧は含まれないのでしょうか。

『リーダーシップ論/上職者としての心得 虎の巻📖』は数多くあれど、このような本質着眼は不足している

ような気がします。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 今回、【主に仕事場面において】想定での展開でした✍
 本懸案と通じているとも取れる事例が、もし、もっと若年層に降りかかってくるとすれば…

幅広い立場の人にとって《意識されたい心得》ではないか、と思いが募ります😞 

 

~明日掲載の記事へと続きます📖
《本質よりも〔好み〕を重視してはならない》件

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