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インセンティブの考察③ - 施策の本質 +

 子どもに学習意欲をもってもらうための”仕向け策”例について前回ご紹介しましたが、(純粋無垢な子供のようにはいかない💦)大人の世界に関してはどうでしょう?

 

 『働き方改革』『生産性向上』とよく見聞きしますが、概ね「流行り言葉を乱発しているだけ」で空虚なもの。インセンティブの”仕掛け”に関しても、本質追究が足りないために「メリットだけを見てデメリットの存在は見据えられていない」という、残念な例が多いと感じます😡

 

 当方が持つ違和感の例は以下です。

◆何人かの主観による評価で「今回の優秀者🏆は…」と選ぶケース
⇒必ず「前回獲ったから」感(*1)が影響
◆『殿堂入り』制度(*2)
⇒「頑張り続ける必要なし」の意味
◆設定目標値と比較しての「達成」「未達」評価
⇒余力があっても大幅過達はしないよう調整(*3)する心理がはたらく

--- 概ね、全体成果の極大化には繋がり難いのです。

(*1)言わば「持ち回り」で、複数いる対象者が順番に、実績の客観的評価に拠らずに選抜されるようなものなので、「特別頑張らなくても」順番を待っていればよい?また、一度受賞した者は「次は自分は対象外」と知っていて努力し続ける意欲は削がれる
(*2)ある特定の人ばかりが受賞しないように、設けられた「回数制限」に達すると実績がどうであれ対象者から外される(受賞権利を無くす)仕組み
(*3)目標を大幅に超えてしまうと、その結果を基準にして次期の目標設定が高くされ、自分が苦しむことになることを皆知っています😎

 

 看過すべきではない”副作用”がいっぱいですね😰いかにしてそれを考慮するのか…
 軽視されがち、かつ、気になり始めると、もどかしくもある課題です。

これらを充分に相殺する妙案、何かありませんか?

 

 

 

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