横須賀健 (ティーティー)

株式会社サニーワークス代表取締役社長/東京ハニービーカンパニー代表 フランス料理の料理…

横須賀健 (ティーティー)

株式会社サニーワークス代表取締役社長/東京ハニービーカンパニー代表 フランス料理の料理人からスタートし、米軍横田基地内で10年飲食店のマネージャーを経験、その後国立市の和食店で独立。現在多摩・武蔵野地区で飲食店を10店舗経営する傍ら、南アルプス市、神奈川県愛川町にて養蜂を行う。

記事一覧

帰りの風景

おやじが施設に入った。 すこしづつすこしづつ悪くなっていって、だんだん母親では介護が大変になったからだ。 パーキンソン病という病気と脳梗塞からくる左半身の麻痺があ…

期待

「決断しろという」 意味はヤメロだ。 そもそも出だしは大変だった。 それを何年もかけて作ったものなのだ。 儲かりたいからやってきたわけではなく、そこに来てくれてい…

売りたい価格、買いたい価格

自分がこれなら買いたいなと思う価格と、自分が作ったものをこれぐらいで売りたいな。と思う価格は違う。 それはそうだ。 立場が全くちがうのだからしょうがない。 買い…

フードトラックを始めてみて3か月たって思うこと。

飲食店を数店経営しているが、この状況で売り上げ増が見込めない中、きっかけでフードトラックをやってみることにしたのが6月。 そこから3か月やってきての総評。 フー…

ポスティングの効果

ポスティングが好きだ。 あと「しらみつぶし」という言葉も好きだ。 一人でポスティングしているときなどは一人でローラー作戦をやっている。 ポスティングの効果は200…

パンを売る少女

コロナ禍で高校に行けなくなった高校生の娘。 家でゴロゴロしていてもしかたがないので、パンでも作って売ったら?そしてそのお金で何か好きなものを買ったらよいのでは?…

「会う」ということ

飲食店をやっていると最近では心配なニュースも耳に入ってくる。 オンライン飲み会とか、リアルに合わなくても事足りる。 リモートとか。 店舗を構える飲食店にとっては致…

自分がきついときに何が大切か?

ユーチューブで「ちょっとエベレスト登ってきた」をやっている星野誠さん メガネ屋さんも経営されています。 その彼がエベレストに登れる人、登れない人というくくりでお…

タスクを実行するのは難しいが、朝一つのことをやると実行率が上がる。

私は怠惰な人間だ。 やらなくてはならないことを先延ばしにしてしまう弱い人間。 このコロナ禍でそれが炙り出され、自分の仕事のできなさかげんに唖然としている。 東日本…

タスクリスト

先日、現状と理想の間にやるべきことがある。ということを書いたが、たとえが「売り上げ」だった。 もう一つの例え。 まず社内で起きる問題は2つしかない。 ①お金のこ…

ある日、家が燃えた3

私たち家族は首都圏の田舎に引っ越すことになった。 その時住んでいたところからは車で一時間くらいの距離。 家も新築。おやじが土地を買い家を建てたのだ。 小学校5年…

ある日、家が燃えた2

黒焦げになった家には住めないので私は友人の家によく預かってもらった。 友人の兄弟は4人、私が入って子供は5人。 長男が私と同じ小5、その下に小4、小3と続き、末…

ある日、家が燃えた

お気に入りの薄いブルーのジャンパーのポケットに10円の大玉飴が二つ。 母ちゃんと二人で分けて一個づつ。 燃え盛る自分の部屋を見つめながら「この飴を二人で分けるんだ…

今日やるべき事は3つの状態を把握すること。

ふわっと「売り上げをあげなくてはならない」とか「集客をしなければならない」からポスティングしたりビラを撒いたり。 闇雲にポスティングやビラ配りをしても、それを努…

言葉は現実になる

昨日は「ナポレオンヒル」の思考は現実化するの紹介をしたが、今日は言葉は現実になるだ。 これは本当に実感している。 「あいつは嫌いだ」と言っていると本当に嫌いにな…

思考は現実化する

この本を読んだのは25年くらい前だったと思う。 ナポレオンヒルという方が書いた本で、世界の成功者を多数インタビューを行い研究して、成功には何が必要かを書いた本だ。 …

帰りの風景

帰りの風景

おやじが施設に入った。
すこしづつすこしづつ悪くなっていって、だんだん母親では介護が大変になったからだ。
パーキンソン病という病気と脳梗塞からくる左半身の麻痺がある。
くすりをたくさん飲むことによって少し動いたり立ったりできるのだが、副作用によって幻覚が見えたり暴力的になったりする。
また眠くなったりもする。
母親は元気にふるまってはいるがずっと介護をしていて疲れていると思うしなにしろ自分の時間が

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期待

期待

「決断しろという」
意味はヤメロだ。

そもそも出だしは大変だった。
それを何年もかけて作ったものなのだ。
儲かりたいからやってきたわけではなく、そこに来てくれているお客さまがいらっしゃるから。
もっとそのお客様たちに喜んでもらいたいから。
懇意にしてくれているお客様が自慢できるようなお店にしたいから。
だから頑張って作ってきたのだ。
それを作れる人がいるから。

その結果、頑張った人に高く給金が

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売りたい価格、買いたい価格

自分がこれなら買いたいなと思う価格と、自分が作ったものをこれぐらいで売りたいな。と思う価格は違う。

それはそうだ。
立場が全くちがうのだからしょうがない。

買いたい価格は低く、売りたい価格は高い。

コストから導かれる価格もまた少し考えたほうが良い。

ただ「商品」を作りそれを「力」にしたい場合の価格設定は、コストからではなく、「こんなものをつくったらお客様が喜ぶのではないか?」というところか

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フードトラックを始めてみて3か月たって思うこと。

飲食店を数店経営しているが、この状況で売り上げ増が見込めない中、きっかけでフードトラックをやってみることにしたのが6月。
そこから3か月やってきての総評。

フードトラックの業界的な将来性というのはいまいちよくわからないですが、当社としての将来性は結構あると思った。
というのが一番のプラス。

現状週3で帯営業している場所があり(ランチ)
スポットでの営業もある。

企業のランチに出向く場合、まだ

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ポスティングの効果

ポスティングの効果

ポスティングが好きだ。
あと「しらみつぶし」という言葉も好きだ。
一人でポスティングしているときなどは一人でローラー作戦をやっている。

ポスティングの効果は200枚で一組などと言われるが、移動販売の場合はどうだろうか?
そしてこんな風なチラシにしてみた。
https://twitter.com/i/status/1300708623056687107

せっかく撒くのだからなるべくお客様がもらっ

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パンを売る少女

パンを売る少女

コロナ禍で高校に行けなくなった高校生の娘。
家でゴロゴロしていてもしかたがないので、パンでも作って売ったら?そしてそのお金で何か好きなものを買ったらよいのでは?と提案してみた。

事の始まりは海外のニュースで小さな女の子がレモネードの屋台を出したら、彼女のお母さん(看護師)にバイクの事故の時助けられたハーレー乗りたちがこぞって買いに来た。という話。

アメリカでは子供たちがレモネードスタンドを出す

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「会う」ということ

飲食店をやっていると最近では心配なニュースも耳に入ってくる。
オンライン飲み会とか、リアルに合わなくても事足りる。
リモートとか。

店舗を構える飲食店にとっては致命的にまずい方向だ。
何しろ店舗は動くことができない。
待つしかないのだ。
店舗に足を運んでくれなくなったらピンチである。

We will meet again.(私たちはまた会うでしょう)
この言葉はエリザベス女王がロックダウン中の

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自分がきついときに何が大切か?

ユーチューブで「ちょっとエベレスト登ってきた」をやっている星野誠さん
メガネ屋さんも経営されています。

その彼がエベレストに登れる人、登れない人というくくりでお話されているのだが、星野さんはその時とても変なコスプレで登っていたそうだ。

星野誠さん(クリックすると紹介文)

彼は言います。登れる人はその恰好を見て笑う

登れない人は不快な顔をする、まじめな対応をする

だそうだ。

私もピンチの

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タスクを実行するのは難しいが、朝一つのことをやると実行率が上がる。

私は怠惰な人間だ。
やらなくてはならないことを先延ばしにしてしまう弱い人間。

このコロナ禍でそれが炙り出され、自分の仕事のできなさかげんに唖然としている。
東日本大震災からコロナ禍までの間に少なくともやっておかなければならないことは数十あったはずだ。
それをないがしろにした責任は重い。

コロナ禍で会社が悪くなったわけではなく、全く経営者の創造力の欠如、実行力の欠如に他ならない。
申し訳なく思う

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タスクリスト

先日、現状と理想の間にやるべきことがある。ということを書いたが、たとえが「売り上げ」だった。
もう一つの例え。

まず社内で起きる問題は2つしかない。

①お金のこと(売上、利益など)

②人のこと(人間関係や人材育成等)

だ。

②の人のことで悩む人も結構いる。
売り上げの時と同じように人のことも「現状」と「理想」で考えるべきと私は考えている。

現状において一緒に働いているスタッフに何らかの

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ある日、家が燃えた3

私たち家族は首都圏の田舎に引っ越すことになった。

その時住んでいたところからは車で一時間くらいの距離。

家も新築。おやじが土地を買い家を建てたのだ。

小学校5年生。友人も多くこのままここにいたかったが、親が決めたことなのでしょうがない。
「田舎にいくのはいやだ」とは言わなかったと思う。それよりも期待のほうが大きかった。
新しい家、新しい環境、新しい友達。
緑が豊富で目の前にきれいな川があり、

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ある日、家が燃えた2

黒焦げになった家には住めないので私は友人の家によく預かってもらった。

友人の兄弟は4人、私が入って子供は5人。
長男が私と同じ小5、その下に小4、小3と続き、末っ子は小1くらいだっただろうか。

友人のお母さんはとてもさばさばした方で、私を本当の息子のように扱ってくれた。
私には妹がいるのだが、この時まだ生まれてないので、ほぼ一人っ子のようにして過ごしてきた。
それが急に4人の兄弟ができた。

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ある日、家が燃えた

お気に入りの薄いブルーのジャンパーのポケットに10円の大玉飴が二つ。
母ちゃんと二人で分けて一個づつ。
燃え盛る自分の部屋を見つめながら「この飴を二人で分けるんだ」と思っていた。

寒い冬の日だった。
小学校5年。

目の前に畑が広がる小さな平屋。
そこで母ちゃんと二人で暮らしていた。

パチパチという音と手もち花火のようなシューという火花が見えたと母ちゃんはそのあと言っていた。

ドン!という音

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今日やるべき事は3つの状態を把握すること。

ふわっと「売り上げをあげなくてはならない」とか「集客をしなければならない」からポスティングしたりビラを撒いたり。

闇雲にポスティングやビラ配りをしても、それを努力とは言わない。
言ってはいけない。

どうしてそれをやるのかをまずは考えないといけないのだ。

それにはまず3つの状態を理解することから始まる。

①現在があり。
↓ ③
②理想がある。

③この現在と理想の間にやるべきことがあるのだ。

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言葉は現実になる

昨日は「ナポレオンヒル」の思考は現実化するの紹介をしたが、今日は言葉は現実になるだ。
これは本当に実感している。

「あいつは嫌いだ」と言っていると本当に嫌いになるし、「これをやるんだ」と強い思いで言っていると本当にそうなることが多い。

思考があり、それを言葉にしり書いたりしたときに想いは「質量」に代わる。
質量が多ければ多いほどその思いは強く実現する。
だからやりたいことがあったら思っているだ

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思考は現実化する

この本を読んだのは25年くらい前だったと思う。
ナポレオンヒルという方が書いた本で、世界の成功者を多数インタビューを行い研究して、成功には何が必要かを書いた本だ。

いまでもそんな営業の人がいるかどうかはしらないけど、、、、

購入した(笑)

たぶん60万?くらいだったきおくがある。

その営業の人の殺し文句が「あなたは自分の将来にどれくらい価値があると思っていて、自分が成長するのだとしたらいく

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