売りたい価格、買いたい価格

自分がこれなら買いたいなと思う価格と、自分が作ったものをこれぐらいで売りたいな。と思う価格は違う。

それはそうだ。
立場が全くちがうのだからしょうがない。

買いたい価格は低く、売りたい価格は高い。

コストから導かれる価格もまた少し考えたほうが良い。

ただ「商品」を作りそれを「力」にしたい場合の価格設定は、コストからではなく、「こんなものをつくったらお客様が喜ぶのではないか?」というところから始まるべきだ。

見た目グー、美味しさグーグー🎵
食器、サービスの仕方、全てにこだわり作るべきだ。

さて、この自慢の料理はいくらぐらいで提供したらお客様は喜ぶだろうか?

1000円だろうか?2000円だろうか?

では1000円だったらお客様が喜ぶと思ったとしよう。

ここに20%価格を上乗せしてほしい。

1200円にする。

そしてどうしたら1200円でお客様が満足するかを考える。

これが商品を「磨く」ということだ。
付加価値をあげるのだ。

お客様が購入する=価値なのだ。

それがその値段に釣り合う価値であればまた購入されるし、その価値がないのならいくら安くてもお客様は買わない。

その商品にストーリーがあり、お客様がそのストーリーに価値を見出した時、その「商品」が「力」を発揮し始めるのだ。

ちょっと価格を自分が思う価格より20%高くし、それに見合うものを考えてほしい。

考える事、磨くこと、飲食店にとって今一番大事なことなのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?