見出し画像

息子よ思いっきり殴って蹴ろ!おばあちゃんよNGワード吐きまくれ!私の対応が変化した話

ド、ドーン!ガッシャーン!!

息子の部屋からすさまじい音がしました。
慌てて私が駆け付けると、椅子やティッシュケース(硬い素材の物)などが床に散乱しており、壁に小さな穴が開いていました。

穴は直径2センチぐらいと小さかったので、軽く心でホッとしながら息子に聞いたところ、おばあちゃんの発言にムカッ!として物にあたったとか…(またか、トホホ…)


今朝私は息子に頼み事をしました。どうってことはありません、
「ハンドソープ入れ替えといてね(^-^)」と。

暫くして息子は慌てて洗面所へ行き、そこにいる義母に言ったそうです。
息子:「雑巾出して!」
義母:「どないしたん?」
息子:「ハンドソープが入れ物からあふれ出てしまった!」

そこからの義母の返答によって、
息子に負のスウィッチが入ってしまいました。

義母:「あ~!なんてもったいない事を…」
「情けないわ!」
息子は「クソばばぁ!」と言って2階の部屋へ行き、椅子などを壁にぶちまけたという流れでした。

(ADHDの衝動性っていうやつか?厄介やなぁ…
まぁ、強いて言えば人に暴力振るったことはないのが、まだ救いかな?)


ここで、以前の私とは違う対応をしたというお話をいたします。

1.息子の対応
以前⇒「家の物にあたらないで!」と、まずそこに触れていました。すでに私も怒っています。

今朝⇒(できるだけ頑張って冷静に、小声でゆっくりと「何があったか教えて?」と聞きました。事情を聞いた後は「正直に教えてくれてありがとう、わかった。」そして義母のところへ…


2.義母の対応
以前⇒「対応が間違っています!まずはお手伝いをしたことを褒めてやるのが先です。これからは否定的にならずに褒めてやってください!」

今朝⇒「おばあちゃん、大変だったね!おばあちゃんの思ったようにすればいいよ、そのほうが息子も勉強になるからね。」


3.息子と取り決めた今後の事
①困った時は可能な限り母の私に聞く。
②ムカッとしたらサンドバッグ(ネットで購入予定)を思いっきり殴るなり蹴るなりする。
③万が一、家の物を壊した時は息子のお金で弁償する。

4.義母に対する思い
よくよく考えると、義母はもう82歳の要介護のおばあちゃんです。
元気でいてくれるだけで十分です。発達障害の息子の対応まで身につけなさいなんて思うのは、酷な事だと感じました。

「こんなことなら、私は施設に行ったほうが気が楽や!」
そう言わせてしまったのは、本当に申し訳なかったな!と反省しました。

発達障害当事者の息子に対して、理解を得られないほうが圧倒的に多いので、返って義母の対応のほうが社会に慣れる上では必要なのかも知れません。


最近、私は考え方が変わってきました。心でこう叫びました。

「息子よ、思いっきり殴って蹴ろ!」
「おばあちゃんよ、NGワード吐きまくれ!」

息子が義母に謝ってきました。
息子:「おばあちゃん、『クソばばぁ』なんて言ってゴメン!あれ、本心ではないからね... 」

義母:「そんな事、最初からわかってる!」
(今、三人で仲良くコーヒータイムです。)




たおたおです。よろしくお願いいたします。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?