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ままならないのは当たり前。あなたの一番は何?

すべて思い通りにはならない、予定通りいかないのが人生。

「やりたいこと、なりたいものがあってそのためには実家の力も借りないといけない。でも、実家は協力的ではないし、自分が思い描いている予定通りには進みそうにありません」
こんなご相談を受けました。

「目標を達成したい。」
「そのためには最短ルートで行きたい。」
「反対している親を説得したい。」
「いい顔して協力してもらいたい。」

ご相談内容の中からは、相談者さんのこんな思いが伝わってきました。

お気持ちとてもよくわかります。

でも、それは自分の都合を通そうとしすぎです。
世の中思うようにならないことだらけです。

話は少しそれますが、私は子どもを持つようになって、「あれこれスケジュールを組むのはかえって自分にストレスになる」ということを学びました。
今でこそ子どもも成長して、少し手がかからなくなりましたが、子どもと一緒に行動するときに立てる予定は一つがいい、と身に沁みて実感しています。

例えば、日曜日の過ごし方として、「今日は水族館に行こう」と決めたとします。

「その途中にショッピングモールによって買い物の用事を済ませよう」「お昼は安く済ませたいからお弁当を作ろう」などとあれこれ入れてしまうと、自分も子どもも疲れてしまいます。

この場合、水族館に行くのが最優先なら、「今日は水族館に行こう」という目的一つに絞るのみ

普段頑張ってる分、今日はコンビニや水族館のカフェを利用してお昼は楽しちゃいましょう。ショッピングモールは、急ぎじゃないならまた日を改めて。近所のコンビニで済む買い物なら、多少の値段の違いには目を瞑ってそれで済ませましょう。ネットでお取り寄せしちゃうのもあり。

小さい子どものいる生活はこんな具合なので、一般的に、細かく立てた予定がその通りに行かなかったとしても「よくあること」と思って柔軟に対応できるような姿勢でいる方がベスト

たくさん叶えたいものの中で、あなたが一番優先したいものはどれですか?
さっきの相談者の方のお話しなら、「目標を達成すること」です。たとえそれが自分の立てた予定通りにいかなかったとしても、思わぬハプニングから発見があるかもしれないし、良いご縁があるかもしれない。「急がば回れ」なんて言葉もあります。

最短ルートで早く着くことが良いことではありません。
「あれもこれもやりたいけど、うまくいきそうにない…」とマイナス思考になって動けなくなってしまったときは、きっと頭でっかちになっています。一度外の空気を吸って、リフレッシュして。自分の頭の中を整理することが大切ですね。


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