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「自分軸で生きる」って、うちの姑みたいな人のこと?発達障害の息子の対応が私よりも上かもしれないと感じた話

言葉って難しいなぁ~!「自分軸」

今、流行っているみたいですね?「自分軸で生きる」という言い方が。

周囲の雰囲気や影響力が強い人に流されず、自分の意志を最優先に生きるという意味でしょうか?100%自分の意志だけで生き続けるのはちょっと大変なので、ある程度は人の意見や行動も参考に…と、昭和な私は思います。

が、もっと昭和な80代の姑は、「自分軸で生きる」のさきがけの人かもしれません(;^ω^)

「人のことを気にしない!」「人のことが気にならない!」おばあちゃんです。こんな人は生きやすいんだろうな…と、ある意味羨ましく思います。


予想通りの「チャンネル変えて~!」

姑は、芸能人がどこかの街に出かけ、道行く人々にインタビューしていくような番組が大好きです。その中での様々な苦労話を聞いて「勉強になる」と言っています。

姑が楽しんで観てくれているのは良いのですが、息子にとってはその手の番組が一番観たくないものなのです。
「自分はポンコツだ、ダメ人間や」という気持ちが心の中でくすぶっている状態の息子です。

先日の夕飯時、姑が「この人、ホンマに大したもんやなぁ!」と言いながらテレビを観ていました。私はハラハラするのです。
息子が「それに比べて僕は…」と、なりはしないかと。

案の定、息子が言い出しました「チャンネル変えて~!」


独自なおばあちゃんの反応

「あ、そうかいな、かまへんよ」(*^^)v
姑は、全く気にもとめず、サラッとチャンネルを変えてくれます。
そこは素晴らしい!と思いました。そんなに番組に執着がないのですね。

と感心していると、姑が言いました。

「さっきの番組の男の子、若いのに苦労して頑張って、立派なもんやったなぁ!」
「そういえば○○くん(孫である私の息子の名前)と同い年やったなぁ!」

!!
私はもう心の中で泣きそうになりました。
息子が傷つきはしないかと、もうハラハラです
(´;ω;`)ウゥゥ


おばあちゃんはそのままでいい

「ごちそうさまでした。」
夕飯を食べ終わり、息子はそのまま黙って2階の自分の部屋へ行きました。

私はもう、姑に対しては何も言いません。
もうすぐ83歳です。75歳の時に階段から落ちて大けがをして、その後の鬱もなんとか克服してくれただけでも大したもんです。

前に1度だけ「息子が気にするから…」という話はしたことがありましたが、「ああ、そうかいなぁ。」で、全く変化なしですから。


息子が私に言った言葉

「大丈夫か?」

私は息子の気持ちが気になって部屋をノックしました。

息子は好きな音楽を聴いていた様子でした。
ドアを開けて私に言いました。

「おばあちゃんはあんな人やから、別にもうええねん。」
「けっこうイラっとするけどね…」
「それより、お母さんが気にし過ぎるのが余計につらいわ。」


あら~!そうだったのね(#^.^#)
わかりました。気をつけます!わたくしの一人相撲でした。


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