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励ましや応援は要らない?自己否定や自己嫌悪の話を聞いていて気づいたこと

今日の息子のネガティヴ発言

「ありのままでいい」とか、
「みんな違ってみんないい」とか、
そんな言葉が多用されてるみたいやけど、結局心の奥底では発達障害の人をバカにしている人が多いと思うで!

普通の人が当たり前に出来ることが出来ないんやから…
バカにされても、「そりゃそうやろうなぁ」て、自分でも思うわ。

「花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね」

こんな歌詞が流行ったけど、
花屋の店先に並ぶ花っていうのは、店で一番綺麗な花を、店の人が選んで飾ってるもんやろ?! 
選ばれなくて腐って捨てられる花だって沢山あるはずやん!僕はその中の1本ってところやで。

メディアに露出している発達障害の人は、その「店先に並んだ」綺麗な花みたいな、一部の人だけなんやと思う。

その人たちを悪いとか思ってへんよ。
ただ、僕とは全然違う!


今までの私の対応

ここまで聞く前に私は必ず口を挟んでいました。
「そんなに卑屈になることはない!」

「自分は自分や、人と比べる必要なし!」

「私にとっては最高に大切な存在やで!」

息子に元気になってほしくて、私は熱くなって大きな声でいつもそう励ましていました。いや、励ましているつもりでした。


今日の私はちょっと違った

別に何かきっかけがあったわけではありません。

「話が止まるまで、ズーッと聞いてみようかな…」
なんとなくそう思い、黙ってじっと息子の顔を眺めながら、話を聞きました。


いつの間にかネガティヴ発言からギャグのお披露目に!

暫く聞いていると、息子は自分で自分のモノマネをして見せました。

父親の発言に対して緊張して返事をする、自分自身のモノマネです。
声のトーンが高くなり、どもりながら白目になっていきます。

それが自分でもおかしかったみたいで、ゲラゲラ笑い出しました。

結局、最初のネガティヴな話はどこかへ飛んでしまい、二人でゲラゲラ笑い出して終了です。


感じたこと

私の熱〜い励ましや応援は不必要なのかも知れないなぁ、と思いました。
ましてや一緒になって落ち込むこともないと、今日初めて感じられました。

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