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【ショートコント】産婦人科
(パソコンをしている医者)
ボケ:うん、これでよし
ボケ:あ、もうこんな時間かぁ・・・
ボケ:もうとっくに診療時間も終わってるし、ゲームの続きは明日にして、そろそろ帰ろうかな。
(受付の人が声をかけてくる)
ボケ:・・・どうしたんですか?
ボケ:え? 妊婦さん? こんな時間に?
ボケ:分かりました、とりあえず、診察室にお通ししてください
(妊婦が苦しみながら入ってくる)
ツッコミ:先生、
【創作童話】コロックと短冊
昔、昔の話です。
みなさんは、七夕という行事を知っていますか?
七夕は、離れ離れにされてしまった、織姫と彦星が、年に一度だけ、天の川を渡って、会う事を許された、特別な日です。
でも、その特別な日に雨が降ってしまうと、天の川の水が増えてしまうので、天の川を渡る事が出来なくなって、二人は会えなくなってしまうのです。
このお話は、昔、昔に、何年も七夕の日が雨になったいた時のお話です。
この村には
【ショートショート】時間よ止まれ
時間よ止まれ
俺は悩んでいた。
この人生最大のチャンスをどう活かそうかと・・・
「ねぇ、気持ちは分かるけどさ、そろそろ決めて欲しいんだけど」
「もう少し待ってくれよ、折角なんだからさ」
「あぁ~あ、変な人に拾われちゃったなぁ・・・」
俺は一カ月前、海で奇妙な形の壺を拾った。
下の方はでっぷりと太く、上に行くほど細くなっている、まるでアラビアンナイトの物語に出て来そうな奇妙な形の壺。
何
大好きだった ~男性版~
俺は今、結婚式場の披露宴会場にいる。
今日は、俺の従妹(いとこ)、りょう姉(ねぇ)の結婚式
白いウェディングドレス姿で、メイン席に座るりょう姉
隣には、白のスーツを着たりょう姉の旦那さんになる人・・・
5つ年上のりょう姉は、一人っ子の俺にとって、
姉のような存在であり、憧れだった。
特に美人じゃないし、これと言ってスタイルがいい訳じゃない。
でも、凄く優しくて、いつも俺を構ってくれてた。
ショートコント「読書感想文」
ショートコント
読書感想文
A:俺さ、今度、コンクールに応募しようと思ってるんだけどさ。
B:コンクール?
A:そう、コンクール
B:何のコンクール?
A:読書感想文のコンクール
B:そんなコンクールあるの?
A:普通にあるんよ?
B:小学生の「夏休みの何んとか」とか、そういうのじゃなくて?
A:そりゃ、小学生も応募するけど、大人はダメとか書いてなかったからさ
B:あぁそう・・
星空 ~私と心の物語~
心よ
私の心よ
あなたには、どこまでも自由でいてほしい
私の「今」に囚(とら)われることもなく
私の「今まで」を惜(お)しむこともなく
私の「これから」を憂(うれ)うこともなく
ずっと私の側で、あなたのままでいて欲しい
目を閉じれば
あなたは、いつも
私をどこへでも連れて行ってくれる
ただ、私の心を満たす為に
私が私でありつづける為に
私をどこかへ連れて行ってくれる
あなたが