マガジンのカバー画像

ささやかではありますが

46
駆け出しの文筆家ダンゴのささやかな日常と回想エッセイ集
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

ゆっくりでも前に進めば、いつかは辿り着く

ゆっくりでも前に進めば、いつかは辿り着く

ここ半年間、自転車でいろんなところに行きまくっている。

神戸や大阪の酒屋や神社、ケーキ屋、スーパーマーケット、病院、公園などなど。

自転車は便利だ。徒歩よりも速いが、自動車ほどは速くなく、結構な距離を走れるのに、道すがら見落としてしまいそうな風景を「あっ!」と発見して、「サッ」と写真におさめることもできる。自動車が通れないような裏道を行くこともできて、そういうときに決まって新しい発見があったり

もっとみる
らびざみすてり〜

らびざみすてり〜

今日はなぜか、1日中、頭の中で中森明菜さんの「北ウイング」が流れていた。

こういう歌を聴くと、旅情を刺激されるね。

ちなみにこの歌は、成田空港からアンカレッジ経由のロンドン・ヒースロー空港へのJAL便のフライトでロンドンにいる恋人に会いに行く、という設定である。(当時は直行便がなく、アンカレッジ経由などが多かった。時代を感じますね)

80年代の中森明菜さんは、出す曲出す曲、すべてヒットしてい

もっとみる
追悼 いのまたむつみ先生

追悼 いのまたむつみ先生

ここのところ漫画家や声優などのクリエイターの訃報が相次いでいるが、イラストレーターのいのまたむつみ先生もお亡くなりに…。

いのまたむつみ先生のイラストは、少女マンガのような繊細なタッチだけど、眼力があり、華麗で色っぽいキャラクターが特徴的だった。

私は「宇宙皇子(うつのみこ)」の印象が強い。そして、よく読んでいた「月刊NewType」でも作品を見ていたなあ。

享年63歳と、まだまだこれからも

もっとみる
日記を書くということ

日記を書くということ

ここのところ、日常に忙殺されて、気持ちが萎えている。「忙しい」という漢字は「心を亡くす」と書くが、まさにそんな毎日である。

気忙しくなると、創作どころか、日記を書く気力もダウンしてしまう。

そういうときは、このウェブ記事を何度も読んで、自分の気持ちを慰めているのと同時に、気を奮い立たせるようにしている。

まあ「忙しい」「気が乗らない」などと言いつつも、wordpress.comでの日記の可能

もっとみる
追悼、鳥山明先生

追悼、鳥山明先生

漫画家の鳥山明先生がお亡くなりになられた。

「週刊少年ジャンプ」の公式サイトでもアナウンスと追悼コメントがありました。

私にとっての鳥山明先生は、「Dr.スランプ アラレちゃん」というギャグ漫画である。

ジャンプ連載と同じくアニメ化もされ、そのアニメの影響も大きい。

大きな黒縁メガネをかけた女の子は軒並み「アラレちゃん」と言われていたなあ。日常の会話でも自然と例えられる名前で、いかに世の中

もっとみる
【感謝】共同マガジンに記事を採り上げていただきました

【感謝】共同マガジンに記事を採り上げていただきました

noterの翔流さんの共同マガジンに私の記事を採り上げていただきました。ありがとうございました。と同時に、私の記事でも役に立つことがあるんだな、と驚きました。

採り上げていただいた記事は、こちら。

手軽に読めて、なおかつ誰かの役に立っているなんて、私が目指している文章の姿を感じていただき、本当に感謝感謝です。自信になります。

私も気に入ったnote記事があれば、紹介していこうかな。

こうい

もっとみる
「独り居の日記」を読み始めた

「独り居の日記」を読み始めた

以前からウェブ記事で気になっていた書籍「独り居の日記」が図書館で貸出可能になったので、借りてきて読み始めた。

著者であるメイ・サートンは58歳から日記作品を書き始め、83歳で亡くなるまで精力的に作品を発表し続けた方のようだ。

恥ずかしながら、紹介されていたウェブ記事を読むまでは著者のことは存じ上げなかった。

感受性の強い方は、相手の何気ない言葉でも、誤解・曲解・思い込みで誤って理解してしまい

もっとみる