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ささやかではありますが

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駆け出しの文筆家ダンゴのささやかな日常と回想エッセイ集
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2023年12月の記事一覧

2023年から2024年へ

2023年から2024年へ

2000年代も23年目がもうすぐ(あと数時間で)終わろうとしていることに驚きしかない、本日の大晦日。

我が家にはテレビがないので紅白なども見ずに、鍋を囲んで食べたあとに、さらに年越し蕎麦を食べる、という満腹感で満たされる1日になっている。

2023年は、秋以降に行動を変えて断捨離したことが大きな出来事だった。

旧Twitterも、Instagramも辞めて、いわゆるFediverse(Viv

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2023年は自分自身を見つめ直す年だった

2023年は自分自身を見つめ直す年だった

12月初めにこういう文章を書いた。

今年は、特に秋以降、自分自身に向き合う場面が増え、「今まで自分を大切にしてこなかったんじゃないか」「自分自身の人生を送っていなかったんじゃないのか」と自問自答していた。

同じようなことを考えている人の記事もちらほらお目にかかり、自分を見つめ直している人も増えて来たのか、と思う。

この記事はまさに私のことかと思うぐらい、心に刺さった。

今まで惰性で続けてい

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和風なイブ

和風なイブ

いつからこうなったかは覚えてないが、クリスマス・イブは和食で過ごすことが多くなった。

ある年は鰻だったり、ある年は饂飩だったり。

そして今年はガッツリと和食のコース(ランチ)であった。

50歳を超えてくると、重たいフレンチは胃が受けつけなくなってきていて、ゆっくりと静かに食事を愉しむ、となると、和食だな、となるわけである。

世界中の料理の中でも、日本食は味付けも繊細で、盛り付けも美しく凝っ

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私の2023年のnoteはどうだったか

私の2023年のnoteはどうだったか

noteでは、1年間の活動記録を自動で作成してくれるんですね。驚きましたが、自分の創作活動の振り返りができて、良い取り組みですね。

noteを始めたのは11月実は、noteを開始したのは、11月2日。まだ2ヶ月しか経ってませんが、「できるだけ毎日なにかしら書くようにしよう」と決めて、取り組んでます。

今までは正直なところ、三日坊主でブログを挫折することが多かったんですが、noteでは、案外挫折

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いちょう吹雪も美しいものだ

いちょう吹雪も美しいものだ

大阪の都心は御堂筋を筆頭に、街路樹はいちょうの樹が並んでいる。

今日は強風だったせいもあるのか、いちょうの葉が地面に落ちて、舗道にも黄色い絨毯が敷き詰められていた。

河川敷の公園にもいちょうがあるのだが、桜吹雪ならぬ、いちょう吹雪というべきか、風に煽られて黄色い葉っぱが大量に宙に舞う様子に目を奪われた。

目にも鮮やかでなんと美しいことか。

しばし見惚れていた今朝のひとときであった。

余談

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猫のルーティンワーク

猫のルーティンワーク

夜、布団の中で仰向けに寝ていると、猫(男性:弟)が私の胸部にどかっと寝そべる。気が済んだら、のそのそと胸の上から降りて、股座の間に寝そべり、「んふー」とため息なんぞをついたりして、ドヤ顔をしている。どうやら私のことを大きな座布団と思っているようだ。

その後、今度は猫(女性:姉)も胸の上にやってきて箱座りをしている。やたらと顔が近い。グルグルグルグルとエンジン音を喉の奥から鳴らせている。彼女もまた

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自分に矢印を向ける

自分に矢印を向ける

タイトルは、どこかで誰かがつぶやいていた言葉だったような気がするんだが(あやふやすぎる)、私も、もっと自分自身を見つめ直して、労わろうと、思っている。

社会人になって以降は、職場だったり社会で他人との関係性が強くなって、「他所様に迷惑かけちゃいけない」と思い始めると、周りの人の顔色をうかがいながら、嫌われないようにして生きてきた。世間体だったり、世の中の「常識」だったりを気にして生きてきた。振り

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