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dajale
2023年7月20日 14:48
エネルギーは意味の形相だと言って良い。物質の取り得る形態、気体、液体、個体、これらがマクロな領域で顕現したもの、それが空、海、大地である。空と海と大地は、物質の取り得る三つの形態の象徴的なものと言って良い。 物質というのは、エネルギーの一形態であるのだが、エネルギーの一形態であるが故、エネルギーが物質に転化したとしても、エネルギーが消えるわけではない。エネルギーはいわば潜在的に存在している
2023年5月4日 13:44
『心の研究』で書かれた「表」の章、あの思想の解説と解明をしたい。何故なら、自分でもあそこで書いたものは、どういう原理であのようになっているかが分からないからだ。しかし、自分の思想を書き連ね、その思想に類する思想を調べているうちに、だんだんとそれが明確化してきた。中でも神秘主義と象徴、これが『心の研究』で書かれた「表」を明らかにしてくれることが分かってきた。 ここで自分の位置付けをはっきりさせ、
2023年3月21日 14:51
直感が触れている融通無礙な場に、形而上的なもの全てが含蓄されているのではないか。融通無礙な場における最もシンプルな形式は、揺らぎである。揺らぎを波としてみてもいい。この波が働き合うことによって、融通無礙な場は融通無礙な場足り得る。阿頼耶識における元型とは、反復し固定化された波の働き合いである。元型は未だ具体的な事物ではないのだから、それは述語的な側面から考えられるべきである。述語的な側面とは、波
2023年2月9日 15:01
死とは抑圧である。それは可能態の方に抑圧することである。或いは可能態へ還ることである。魂が死なないのは、存在するものがいくら消え去ろうと、それは可能態へ還る、という意味に過ぎないからである。可能態の領野は融通無礙である。そこでは他者や自己にはっきりした境界線がない。エヴァンゲリヲンで人類補完計画を企てた碇ゲンドウは、可能態の方へ行き、一つになることで唯に会おうとした。これはこれで一つの理路があり