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日本の国家安全保障90年代

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#尖閣諸島

日本の国家安全保障2000年代 88

#私の作品紹介

第3項  

平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 25

次期主力戦闘機策定

ロッキード・マーティンF-35AライトニングⅡ戦闘機(三菱商事) 2

ロッキード・マーティン F-35AライトニングⅡ戦闘機



当初、

ロッキード・マーティン F-22Aラプター戦闘機と同じく

チタニウム合金を多用

することで

軽量化を目指していた

が、

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日本の国家安全保障90年代 78

#多様性を考える

国家安全保障 マス・メディアにおける論議 1990年代

オピニオン・リーダーたちの安全保障論 1990年代

柴山哲也・京都大学経済学部講師、元朝日新聞記者の主張

柴山哲也・京都大学経済学部講師、元朝日新聞記者は

雑誌「Ronza」1996年(平成8年)12月号において、

「21世紀の国家の枠を超える情報化社会を前に、

 有用な情報の価値はますます高まるが、

 愚鈍

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日本の国家安全保障90年代 53

#多様性を考える

第1節 日本の危機 中国 1990年代

 中国は1989年以来、国防費を対前年度比10%以上増加させ続けている。

さらに、この国防費の中には装備導入費、研究開発費などは含まれていなかった。

ロシアからの輸入兵器であるスホーイSu-27戦闘機、スホーイSu-30MKK戦闘爆撃機、ソブレメンヌイ級駆逐艦、キロ級ディーゼル・エレクトリック推進潜水艦の購入費は

国務院予算に計上

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日本の国家安全保障90年代 48

#多様性を考える

第3節 東アジアの戦力 台湾   1990年代   2

台湾空軍も1990年代以前は旧型戦闘機を配備するだけであり、その戦力は非常に低いものであった。

しかし、中国が着実に空軍力を向上させていった事態に対して、

まず1992年前半にフランスから

ダッソ-・ミラージュ2000-5戦闘機(初飛行1978年、自重7490kg、推力95,1kN×1)

を60機導入する。

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日本の国家安全保障90年代 47

#多様性を考える

第3節 東アジアの戦力 台湾   1990年代   1

 中国の軍事的圧力、脅威に絶えずさらされ続けている台湾は、近年まで1982年の米中コミュニケや、中国の圧力により近代兵器の購入が滞っていたが、1990年代以降ようやく近代化が可能になってきた。

 陸軍は12個師団、海軍陸戦隊2個師団とあわせて地上兵力27万人で、M48A5パットン戦車など旧式戦車を配備していた。

 海

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日本の国家安全保障90年代 42

#多様性を考える

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 18

同様にデュアル・ロール戦闘機に

ロッキード・マーティンF-16A/Bブロック15戦闘機、

ロッキード・マーティンF-16C/Dブロック25/30/32/40/42/50/52ファイティング・ファルコン戦闘機

(初飛行1974年、

 F-16A/B実戦配備1979年、

 F-16C/D実戦配備19

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日本の国家安全保障90年代 36

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 12

ワスプ級強襲揚陸艦は

満載排水量40532トン、

1番艦LHD-1ワスプ就役1989年、

蒸気タービン推進である。

Mk29発射機2基(RIM-7シー・スパロー短距離艦対空ミサイルまたはRIM-162発展型シー・スパロー短距離艦対空ミサイル)、

Mk49発射機2基(RIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサ

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