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10キロ大会まであと18日
誰にでも人生が動き出したと思える瞬間があったと思う。
新たな地平に飛び出す喜び。これからいいことしか起こらない未来。
僕にとってそれは旅行であり、海外であり、移動することであって、旅の一歩目の心躍る瞬間は、このためにオレの人生あったんだとずっと思えてきた。
去年、2022年初頭に、画家の杉山巧くんに誘われて走るようになった。エントリーした大会は、10キロの多摩川の小さな大会で町の好きな人走ろう
2023年8月22日
朝イチでプールに行った。
デザイナーのウルちゃんが同じ市民プールに通っていて、いつか会えたらいいね、なんて話をしていたら、先月のプール休憩時間に隣で黙々と腹筋をやっている男性がいて、髭と頭の大きさがウルちゃんぽかった。
目が悪いので本人と確信がもてず、かといって海パン一丁で「ウルちゃん?」と慣れ慣れしく呼ぶことも「漆原さんですか?」って律儀に聞くこともできなかった。ソワソワしながら度入りのスミン
2022年7月15日午後4時32分
展示なし、金曜日、雨。
この三つが揃うと、売上ゼロの確率が急上昇する。
そんな7月15日金曜日16時32分。店を開けてから、4時間半。閑古鳥の店のレジには若造した中年の男。なんて悲しい絵面だろう。
もう何回、冷蔵庫を開けただろうか。レジ奥の冷蔵庫に入っているのは、こだわりレモンサワー檸檬堂350ml1本と小さい角切りのチーズ。
レモンサワーは、おととい集荷のおじさんに2度来てもらったお礼にと2本
柳本史 個展「だっこ だっこ」
柳本さんの版画作品を見ると、じんわりと身体を掴まれて、懐かしい記憶を引っ張りだされる。
犬や猫や女の子をモチーフとしたものが多いのだけど、幸せだった犬の散歩時間とか、兄貴にぶん殴られるから母が帰ってくるまで時間を潰した小学校のジャングルジムの夕暮れとか、ハイチュウ万引きして捕まった帰り道とか、モチーフに関係あることないこと、これまでの良いことも悪いこともひっくるめて、過去をまるっと温かいものとし
2022年2月2日。
洋服の整理。あまりにもワンパーターンでつまんない自分の洋服に苦笑。チャレンジ拒否の象徴のようで、なんかしなきゃと焦って、とりあえず散髪を予約。
掃除機で毛を吸わない美容室は久しぶり。ほぼ帽子ライフな僕にとって5500円は高額だけど、担当のヤシマさんは同い年で冗談言い合いながらキャッキャできるので、彼に会いにいく感じ。
カットまで時間があったので、友達のダムッチョを誘って定休日のソンタナ向