自分自身に期待しろ

高校時代あまりに成績が悪すぎて、四大ではなく短大か専門学校に進学することを教師に勧められていた。四大進学が大多数だった高校を卒業した後、この言葉を知った。それ以降長い間座右の銘の一つであり、この言葉には何度も救われてきた。

座右の銘

いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句。


自分自身に期待しろ

You have to expect things of yourself before you can do them.
何事でも実現させるためには、まず自分自身に期待しなくてはならない

バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の格言である。どこで耳にしたのか忘れたけど、高校卒業後にこの存在を知った。

高校を卒業して、初めて人生の大きい目標をもった。客観的には無謀、誰もが出来ると思えないようなスタートとゴールだった。浪人時代は、友達を作らず常に自分の中で会話をしていた。「できるかな」「できるよ」と。それと、「自分自身に期待しろ」と。大学受験が終らないと何も始まらないから早く受かって終わらせたい、と思っていた。誰がどう言おうと「できない」なんて存在しない、とも思っていた。

大学に合格して新しい世界が始まった。これは人生で初めての成功体験だった。その後もChallengingなことが何度もあったけど、この格言にいつも助けられてきた。


筆者の思考パターン

筆者はいつも未来に夢を見て、それを実現するために現在を生きている。しかもそういう思考回路であることは、1年前にクリフトンストレングス・テストというものをやってみて初めて知った。

筆者からすると、その夢に自分が決めた時期にちゃんと到達できるという算段が見えるから、実現可能だと思うから口に出している。そもそも不可能だと思うことには手を出さない。

その夢は他者からみると突拍子もなく見えることが多い。「無理だと思うよ」と直接言われることはほとんどないけど、その夢を結構本気で信じてくれる人はかなり少ない。信じられずに、「どうせ無理でしょ」と思われることもよくあり、それを肌で感じるとたまに悲しくなるが仕方ない。

結果的には、自力で出来る夢はたくさんの人の力を借りて助けてもらって全て叶えてきている。しかしそういう経過は長年親しい人以外は知らないし、それ以外の人からは「なんか壮大なことを言ってるけど無理でしょ」となることが多い。だから実行して、実現して証明するしかない。

よく、「できなかった時、失敗した時はどうするの?考えておいた方がいいんじゃない?」と言われる。そりゃそうだ。しかし大概の場合は、考えていない。壊滅的にダメでも何とかなるくらいの余力があるし、失敗して死ぬわけでもない。そしてだいたいが年単位のプロジェクトなので、長期間常に軌道修正して実現に向けている。


まとめ

座右の銘というものに救われてきた。そしてマイケル・ジョーダンがこういう格言を残したから救われている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?