上手くいっている時こそ油断するな

ラッキーが続いていたある時、人生の生きたマスターから一言言われた。難しい時や不慣れな時は慎重に進めるが、慣れてくると油断しやすくなってくる。運転免許取得した半年後に事故が増えるというのと同じなのだろう。

勝って兜の緒を締めよ

先人たちも同じことを言っている。

合戦で勝利が続いた後はおごりの心が生まれるもの。敵の力を侮る・素行が悪くなるといったことが必ずあるものだ。しかし、これは慎みなさい。散々こんなことをして、滅亡していった家族は昔からたくさんあるのだから。この心がけは全ての事に共通しているのだ。勝って兜の緒を締めよということを忘れてはいけない

北条氏綱が息子(北条氏康)当てに残した『五カ条の訓戒』

おごりで一族が滅亡するなんて、慢心というものは人を狂わす可能性が高いということ。


人生の過渡期

成し遂げるまでは油断せずに慎重に事を進めているだろう。しかし一旦安定になると油断するし、おごることもあるだろう。

事を成し遂げる前から、その次にやる事をすでに用意しているといい。すると成し遂げた後に油断する暇なく、次に向かって慎重に事を進め始めることができる


油断している時のバロメーター

筆者は1週間ボーッとしている期間があると、大丈夫かなと思う。何か抜けてないか、何かやっておいた方がいいことがあるのでは、何か見落としてないか、とセンサーが働く。

この1週間というのは、他と大きな違いがまだ生まれない期間である。1週間ボーッとしていると、周りに置いていかれるという空気や感覚があるからである。置いていかれると、追いつくためには周りよりも頑張らないといけない。それは大変だ。最初から離れないようにしておいた方が精神的にもいい。

1週間といわず2-3日という感覚の人もいるだろうが、筆者はそこまでストイックにはできない。


まとめ

筆者はコンサバではないしある程度は用意周到に務めるが、心配性故の超慎重ではない。だからすぐ油断しがちだ。なので、この先人たちの教えを壁に書いて貼っておくくらいでもいいのかもしれない。

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