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短歌

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記事一覧

短歌まとめ_11

短歌まとめ_11

直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。
※敬称略

新聞歌壇

東京歌壇 東直子選 特選二席 2022.7.31

毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2022.8.9

毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2022.8.29

読売歌壇 俵万智選 入選 2022.8.29

東京歌壇 東直子選 入選 2022.9.18

毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2022.9.19

読売歌壇 俵万智選 入選 2022

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短歌まとめ_10

短歌まとめ_10

直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。
※敬称略

1. 新聞歌壇読売歌壇 俵万智選 入選 2022.3.7

東京歌壇 東直子選 特選一席 2022.3.13

東京歌壇 東直子選 入選 2022.3.27

読売歌壇 俵万智選 特選二席 2022.3.28

東京歌壇 東直子選 特選二席 2022.4.17

読売歌壇 俵万智選 入選 2022.4.18

読売歌壇 俵万智選 特選三席 

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筆名を考えたときの話

筆名を考えたときの話

GWですね。わたしはほとんどを家で過ごしています。
短歌を詠んだり連作を編んだり映画を見たり料理をしたりと、なかなか充実しています。

が、職業病なのでしょうか。
文章を書きたくてうずうずしてきました。
なので唐突に筆名の話をしたいと思います。

筆名・木村槿はどうやって生まれたのか短歌を始めたのは2020年の5月。
始めてすぐの頃は筆名がなく、Twitterもうたの日も本名の木村という名前でやっ

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短歌まとめ_9

短歌まとめ_9

直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。
※敬称略

1. 新聞歌壇毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.12.20

読売歌壇 俵万智選 入選 2022.1.10

東京歌壇 東直子選 入選 2022.1.30

読売歌壇 俵万智選 入選 2022.1.31

東京歌壇 東直子選 入選 2022.2.13

東京歌壇 東直子選 入選 2022.2.20

2. うたらば月刊うたらば テーマ「

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短歌まとめ_8

短歌まとめ_8

直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。
※敬称略

1. 新聞歌壇読売歌壇 俵万智選 入選 2021.10.4

迷わずにいられるように人生をあみだくじだと思うことにする

毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.10.25

掃除機をかけてる家がどの家かわからないまま秋になったよ

東京歌壇 東直子選 入選 2021.11.7

水たまりを踏み抜くときの迷わなさ今なら会いに行ける気がして

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連作掲載のお知らせ

連作掲載のお知らせ

10月11日に公開された短歌のフリーペーパー「うたらば」に8首連作「夏でした」を寄稿しております。

「うたらば」は、感性豊かなたくさんの短歌が楽しめる素敵なフリーペーパーです。
短歌を読んだことのない人にも自信を持っておすすめできます。

この機会にぜひ、ご覧ください。

▼WEBでも読めます

短歌まとめ_7

短歌まとめ_7

直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。※敬称略

1.新聞歌壇東京歌壇 東直子選 特選一席・8月の月間賞 2021.8.8

傘のない二人がはしゃぎながらゆく互いが互いの傘だと思う

東直子さんより評をいただきました
【評】傘がなくて雨に濡れるしかない状況でも、親しい二人ならばかえって楽しい気持ちになる。一緒でいることの心強さを「互いの傘」と名付けた。
2021年8月8日 東京新聞 朝刊より

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短歌まとめ_6

短歌まとめ_6

4月の更新からだいぶ空いてしまいました。
直近の採用歌をまとめます。※敬称略

1.新聞歌壇読売歌壇 俵万智選 入選 2021.5.10

カステラの紙をじょうずに剥がすひと このひとに今日わたしはふられる

東京歌壇 東直子選 入選 2021.6.6

用もなくコンビニをさまよっている容疑者めいたぼくの足取り

読売歌壇 俵万智選 入選 2021.6.15

弁当に彩りを足す正しさであなたはぼく

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短歌連作_3

短歌連作_3

いつのまにか、連作をまとめる作業を忘れていました。

直近の4つの連作です。

1. 短歌連作「やさしくなでる」

2. 短歌連作「旅の途中」

3. 短歌連作「夏のおわりに」

4. 短歌連作「サンダルはいて」

短歌まとめ_5

短歌まとめ_5

最近の採用歌をまとめました。

1. 新聞歌壇日経歌壇 穂村弘選 入選 2021.3.27

次はあの曲ってわかるその前の空白を愛してるアルバム

毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.3.29

寝苦しい夜がうれしい開いてく花のにおいに月を見あげる

東京歌壇 東直子選 入選 2021.4.11

さよならと一度も書かれていなかった手紙に残るきみの生きたさ

日経歌壇 穂村弘選 特選三席 202

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短歌はわたしの

短歌はわたしの

もうすぐで短歌を始めて1年が経ちます。
早かったなあ。

先日、寄稿のお声がけをいただき、
短歌のフリーペーパー「うたらば」さんに
8首連作「東京にて」を寄稿しました。

短歌1年目の集大成みたいで、とてもうれしかったです。

この記事のタイトル「短歌はわたしの」。
短歌はわたしの何なんだろうと考えました。

ひとことで言うのはとても難しいですが、短歌はわたしの人生で起こった出来事を保存していく本

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短歌連作「あの日のこと」

短歌連作「あの日のこと」

4月になると毎年、熊本地震のことを思い出します。

当時わたしは福岡にいて、熊本に住む家族が被災しました。

大きな被害はなかったものの、混沌とした日々が続いていたのを覚えています。

あの日からもうすぐで5年が経とうとしている今。当時の記憶を言語化したことがないと気づきました。

あの日の記憶やあの日感じたこと。
それを言葉で残すことは、忘れないということ、覚えておくということ。

わたしが忘れ

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短歌まとめ_4

短歌まとめ_4

最近の採用歌をまとめました。

1. 新聞歌壇読売歌壇 俵万智選 入選 2021.01.04

グーを出す子どもの無邪気な手のようだふくふくとした蜜柑の房は

毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.01.11

病院の古い時計はひきこもりがちな小鳥を肺で飼ってる

毎日歌壇 加藤治郎選 特選一席 2021.01.18

そんなことぼくに言われても、ってことばかりのきみがいとしい日々だ

加藤治郎さ

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短歌連作_2

短歌連作_2

最近つくった連作4つをまとめました。

1. 短歌連作「花を片手に」

2. 短歌連作「あたらしい町」

3. 短歌連作「拝啓」

4. 短歌連作「ウェンズデイ」