木村 槿

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木村 槿(きむら・あさがお) 歌人/コピーライター。熊本県出身。愛知県在住。新聞歌壇をはじめ、うたらば、短歌くださいなどに投稿中。掲載実績、受賞実績複数。 ◾️受賞・入選歴 令和二年熊日短歌大会 入選 第十二回 角川全国短歌大賞 自由題 永田和宏選 秀逸 第六十四回 短歌研究新人賞 佳作 東京歌壇 東直子選 2021年8月の月間賞 第42回 全日本短歌大会 森本平 選者賞 第67回 角川短歌賞 予選通過 第五十回 全国短歌大会 楠誓英選 佳作 第四回 笹井宏之賞 最終選考

    • 短歌まとめ_11

      直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。 ※敬称略 新聞歌壇 東京歌壇 東直子選 特選二席 2022.7.31 毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2022.8.9 毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2022.8.29 読売歌壇 俵万智選 入選 2022.8.29 東京歌壇 東直子選 入選 2022.9.18 毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2022.9.19 読売歌壇 俵万智選 入選 2022.9.19 東京歌壇 東直子選 入選 2022.9.25 毎日歌壇 加藤治郎

      • 短歌まとめ_10

        直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。 ※敬称略 1. 新聞歌壇読売歌壇 俵万智選 入選 2022.3.7 東京歌壇 東直子選 特選一席 2022.3.13 東京歌壇 東直子選 入選 2022.3.27 読売歌壇 俵万智選 特選二席 2022.3.28 東京歌壇 東直子選 特選二席 2022.4.17 読売歌壇 俵万智選 入選 2022.4.18 読売歌壇 俵万智選 特選三席 2022.5.10 東京歌壇 東直子選 入選 2022.5.15 東京歌壇 

        • 12位のまま帰る

          夜中の1時前。隣人らがはしゃぐ声で目が覚める。 月1の腹痛がじわりとつらい。 耳栓をしてまた眠る。 4時に起きる。始発で湘南出張へ。 夜中から降り始めた激しい雨は勢いを弱めながらも朝方まで降り続いていた。 予約した新幹線の指定席に座ると、騒がしい人たちに囲まれてしまった。この辺で気づいたのだ。 「あ、これたぶん今日12位だ」と。 LINEニュースの占いを開くと、見事に12位だ。 普段あまり占いは見ないのに、 こういう直感で順位が当たってしまうのがかなしい。 スタッフやク

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          筆名を考えたときの話

          GWですね。わたしはほとんどを家で過ごしています。 短歌を詠んだり連作を編んだり映画を見たり料理をしたりと、なかなか充実しています。 が、職業病なのでしょうか。 文章を書きたくてうずうずしてきました。 なので唐突に筆名の話をしたいと思います。 筆名・木村槿はどうやって生まれたのか短歌を始めたのは2020年の5月。 始めてすぐの頃は筆名がなく、Twitterもうたの日も本名の木村という名前でやっていた。 きっかけは6月から通うことになった木下龍也さん・岡野大嗣さんの短歌教

          筆名を考えたときの話

          短歌まとめ_9

          直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。 ※敬称略 1. 新聞歌壇毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.12.20 読売歌壇 俵万智選 入選 2022.1.10 東京歌壇 東直子選 入選 2022.1.30 読売歌壇 俵万智選 入選 2022.1.31 東京歌壇 東直子選 入選 2022.2.13 東京歌壇 東直子選 入選 2022.2.20 2. うたらば月刊うたらば テーマ「親」 月刊うたらば テーマ「同」 3. 57577展岡野大嗣選 テーマ「音楽

          短歌まとめ_9

          短歌まとめ_8

          直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。 ※敬称略 1. 新聞歌壇読売歌壇 俵万智選 入選 2021.10.4 迷わずにいられるように人生をあみだくじだと思うことにする 毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.10.25 掃除機をかけてる家がどの家かわからないまま秋になったよ 東京歌壇 東直子選 入選 2021.11.7 水たまりを踏み抜くときの迷わなさ今なら会いに行ける気がして 毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.11.16 カレンダーが残り2枚になって

          短歌まとめ_8

          連作掲載のお知らせ

          10月11日に公開された短歌のフリーペーパー「うたらば」に8首連作「夏でした」を寄稿しております。 「うたらば」は、感性豊かなたくさんの短歌が楽しめる素敵なフリーペーパーです。 短歌を読んだことのない人にも自信を持っておすすめできます。 この機会にぜひ、ご覧ください。 ▼WEBでも読めます

          連作掲載のお知らせ

          短歌まとめ_7

          直近の採用歌や賞の結果などについて書きます。※敬称略 1.新聞歌壇東京歌壇 東直子選 特選一席・8月の月間賞 2021.8.8 傘のない二人がはしゃぎながらゆく互いが互いの傘だと思う 東直子さんより評をいただきました 【評】傘がなくて雨に濡れるしかない状況でも、親しい二人ならばかえって楽しい気持ちになる。一緒でいることの心強さを「互いの傘」と名付けた。 2021年8月8日 東京新聞 朝刊より引用 毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.8.9 無題、って名前のついた月

          短歌まとめ_7

          短歌まとめ_6

          4月の更新からだいぶ空いてしまいました。 直近の採用歌をまとめます。※敬称略 1.新聞歌壇読売歌壇 俵万智選 入選 2021.5.10 カステラの紙をじょうずに剥がすひと このひとに今日わたしはふられる 東京歌壇 東直子選 入選 2021.6.6 用もなくコンビニをさまよっている容疑者めいたぼくの足取り 読売歌壇 俵万智選 入選 2021.6.15 弁当に彩りを足す正しさであなたはぼくに別れを告げる 東京歌壇 東直子選 特選二席 2021.7.25 足裏に点字

          短歌まとめ_6

          食器の数を数えたい | 平皿編

          これは、わたしが家にある食器の数を数えるための記事です。 過去回はこちら ≫食器の数を数えたい | グラス編 ≫食器の数を数えたい | マグカップ編 さて、今回は平皿を数えていきます。 料理の写真と一緒にお楽しみください! 1.中皿 12枚取り皿とかに使うサイズのお皿を中皿というらしいです。 入手経路:有田陶器市にて マグカップ編にも登場したお皿。 大胆なうねりと絵のバランスが好きです。 お魚、梨、和菓子。和のものに合いますね。 入手経路:有田陶器市にて 朝顔

          食器の数を数えたい | 平皿編

          食器の数を数えたい | マグカップ編

          これは、わたしが家にある食器の数を数えるための記事です。 前回はこちら ≫ 食器の数を数えたい | グラス編 今回はマグカップの数を数えていきます。 ◾️マグカップ 14個 お気に入りが多いマグたち。 はい。そしてまたひとつ集合写真に入れ忘れました。 こうなるよね。ごめんね。 入手経路:沖縄旅行、京都旅行にて スターバックスのご当地マグですね。これを集めている人は多いのでは?京都のやつは金箔っぽいキラキラがついていて綺麗。たくさん飲めるのがうれしい大容量サイズ

          食器の数を数えたい | マグカップ編

          食器の数を数えたい | グラス編

          趣味は短歌。 そう言い続けてけっこう経った。 けれど最近気づいてしまったのだ。 食器あつめも趣味だと言えることに。 友人が家に来たときによく言われる言葉 「食器棚あるんだね!すごいね」 「食器棚でかいね!?」 あまり深くとらえていなかったが、 どうやら一人暮らしにしては食器が多いらしい。 それほど無意識に食器をあつめていたのだときづき、急にうれしくなった。 けど、はたして自分はいま一体いくつの食器を持っているんだ?という疑問が。 年々増えていっていて食器棚がギチギチ

          食器の数を数えたい | グラス編

          短歌連作_3

          いつのまにか、連作をまとめる作業を忘れていました。 直近の4つの連作です。 1. 短歌連作「やさしくなでる」 2. 短歌連作「旅の途中」 3. 短歌連作「夏のおわりに」 4. 短歌連作「サンダルはいて」

          短歌連作_3

          短歌まとめ_5

          最近の採用歌をまとめました。 1. 新聞歌壇日経歌壇 穂村弘選 入選 2021.3.27 次はあの曲ってわかるその前の空白を愛してるアルバム 毎日歌壇 加藤治郎選 入選 2021.3.29 寝苦しい夜がうれしい開いてく花のにおいに月を見あげる 東京歌壇 東直子選 入選 2021.4.11 さよならと一度も書かれていなかった手紙に残るきみの生きたさ 日経歌壇 穂村弘選 特選三席 2021.4.17 だまされていたかったのだエッシャーの階段を登る人はほほえむ 穂

          短歌まとめ_5

          短歌はわたしの

          もうすぐで短歌を始めて1年が経ちます。 早かったなあ。 先日、寄稿のお声がけをいただき、 短歌のフリーペーパー「うたらば」さんに 8首連作「東京にて」を寄稿しました。 短歌1年目の集大成みたいで、とてもうれしかったです。 この記事のタイトル「短歌はわたしの」。 短歌はわたしの何なんだろうと考えました。 ひとことで言うのはとても難しいですが、短歌はわたしの人生で起こった出来事を保存していく本のようなものだと思ってます。背表紙にタイトルすら書いていないような。 不思議な

          短歌はわたしの