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2024年7月20日 09:15
降り出した雨が蝉を鳴き止ませる濡れた羽では空を飛べない雲が空を覆い隠し雨が激しく流れて行くあの人は 私と同じ世界に居るのでしょうか?姿 形が見えないと何もかもが分からなくなる言葉を一つでも交わさないと現実に埋もれていく雨が全てを流して行く雲の切れ目から太陽が覗く熱い日差しが戻ってきた蝉が 再び鳴きはじめるまだ知らない何かを求めながら激しい激しい夏を呼ぶ日傘をさした私
2024年6月17日 09:15
溶け込めない寂しさを抱えて今日も僕は生きる自分じゃない誰かの為にシャッターを切るそこに僕が入る事はない見上げた木々の隙間から太陽の光の行進四拍子のマーチにのせて一斉に僕の目の中に入ってくる耐えられなくて目を閉じる小さい頃から仲間外れには慣れている瞳の煌めきは太陽光のせいにした僕には眩しすぎたんだだから目を瞑った今と過去が同時に追い掛けてくるシャッターを切った二人の問い
2024年1月11日 09:16
紅く気高く燃え上がる太陽の獅子が雄叫びをあげる苦痛にも悲鳴にも似た叫びだかつて悠然と歩いた大地は人々のかなしみで埋もれていた空気はウイルスが漂っていた川は酷く汚染されていた季節が狂い地球は波動に耐えていたもう以前の情景が目に浮かばなくなっていたそれでもこのほしに生まれて来た光に敬意を表しながら太陽の獅子は雄叫びをあげた大地に撒かれた種子よ
2024年1月1日 09:21
太陽が昇り暗い世界を一斉に照らす陽の光が新しい一年の幕開けを教えてくれる瞳を閉じて自分の胸の高鳴りを聴く(自製の旋律を…。)太古の昔から続く雄大な自然に包まれて今日の私が此処にいる地球の一片に刻まれている自分の形を感じる(莫大な大きさの中のほんの小さな一部。)一瞬でも此処にいられて良かったこの喜びは昇りゆく火龍の様に果てしなく際限がないどこまでもどこまでも空
2023年11月2日 09:18
毎日、規則的に太陽が沈み夜が訪れるやり切れないのは人間だけページが進む予感がするとお腹がキリキリ痛くなる自然には生きられない踏ん張って力を出さないと自分にはならない自分という存在には責任が付いて回る責任を果たす為に力を出し切ってヘトヘトになるそんな矛盾の繰り返し騒がしい昼間には気付かない沢山の光が平等に照らしてくれるからちっとも寂しくはない太陽が沈みかける
2023年8月6日 09:17
あの何も考えず楽しかった時を思い出すのです平気な顔をして言った嘘に大泣きしていた頃を思い出すのです何もかもが眩しくて何もかもが悲しくて自分の体が感情そのものだった大きく手を広げてぐるっと回ると世界も回ったそんなことがあったなとふと、思い出すのですあの頃はとっくに心の一部になっていて剥がして取り出して見る事はできないけど太陽の光と一緒に自分の体の中からうわっ