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10歳の子どもでも世界を変えられる…!?

今から9年前の10歳の頃、私には親の仕事の都合でイギリスの現地の小学校に通う機会がありました。湖水地方といって、ちょうどピーターラビットの作者さんが住んでいたあたりの田舎町でしたが、住んでいる人たちもとっても気さくで親切で、自然が豊かな心地良いところでした。

クラスメートや先生たちにもとても良くしてもらって、当時小学5年生だった私にもすぐ仲の良い友だちができ、転校して3か月後には休み時間に友だちに折り紙を紹介するほどになっていました。

そんなわけで友だちと折り紙をしていたある日、楽しそうに鶴を折っていた友だちが満面の笑みで言ったひと言が、「ねえ!これたくさん作って、募金のお金にしようよ!」でした。当時の私は、まだ10歳の子どもの自分たちでも、人生で出会ったこともない地球の反対側に住む人たちの力になれるかもしれないという重大事実に気づき、大大大ショックを受けました。

私の好きな言葉の1つに、
We blame the society, but WE are the society.
というのがあります。
「社会が…」とか、「学校が…」「会社が…」とか、決まり文句のように私たちは周りの環境を責めがちですが、実はその「社会」も「学校」も「会社」も、すべて私たち1人1人が構成しているということ、多くの人が忘れがちなんじゃないかと思います。

「こうなったらいいな」とか「もっとああだったらな」というアイディアが思い浮かんだら、私自身にも(そしてもちろんあなたにも!)それを実現させる力があることを思い出してみればいいと教えてくれる言葉です。

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