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家族の絆と、これからのこと

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母のこと、家族について、現状や経過と私の思うこと、感じることを少しずつ書いていこうと思っています。
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母の月に書きたい、私のお母さんのこと

母の月に書きたい、私のお母さんのこと

こんにちは、ゆきんこです ◡̈
今年は、なかなか実家に帰れなかったり人との接触を避けていたりで、"母の日"ではなく"母の月"と呼ぶようですね。

わたしはマガジンでリハビリ中の母のことをたくさん書いているので、今日のテーマは普段の、もともとのお母さんの話。

そもそも、こうやって母の日に『お母さんについて書こう』と思えること自体が、私にとってはありがたい。思いのままに、書いちゃいます!

私のお母

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視野を広く持つこと、意見を聞くこと

視野を広く持つこと、意見を聞くこと

こんにちは、ゆきんこです ◡̈
だいぶ久しぶりの更新になってしまいました。
世の中的にも大変な日が続いていますね💦早く穏やかな日常が戻ってきますように。

今日は、飲み込みに苦戦している母のその後の経過の話をさせてください。
経管栄養を続けながらリハビリを続けるも、管のせいでうまく飲み込めず、思うような成果が出てきませんでした。

新たな選択肢は?少しして、主治医の先生から「胃瘻にしてみますか」

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自分の生きていく場所は

自分の生きていく場所は

こんばんは、ゆきんこです☺︎
今回は母が倒れたあと、夫婦で話し合ったことに
ついてお話したいと思います。

旦那さんは東京生まれで、今の住まいから
実家まで車で1時間。
わたしは大学で田舎から状況したので
今住んでいる関東圏から実家まで最低でも
3時間半かかります。

"お互い仕事もしているし、両親も健在だし
このままの生活がしばらくは続いていくんだろう"

漠然とそんな風に思っていたのが一変し。

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順調な回復と、少しの心配

順調な回復と、少しの心配

こんにちは、ゆきんこです\( ¨̮ )/
母の入院する病院でも、コロナウイルスの
対策で面会制限が始まっています。
今日は、だいぶ回復してきた母が
ぶつかった壁についてお話したいと思います。

飲み込みができないかなり身体も動くようになり、文字を見て
意志の確認や、多少のコミュニケーションか
とれるようになってきた母。
しかし、なかなか出来るようにならないのが
飲み込むことでした。
つまるところ嚥

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わかりあえること、目を見てもらえること

わかりあえること、目を見てもらえること

こんばんは、ゆきんこです( ¨̮ )
身体的にかなり回復してきた母の意識に
ついてお話しようと思います。

リハビリでかなり体が動かせるように
なってくると、意識がはっきりしている時間が
少しずつ出てきて、虚ろだった目がはっきり
してきました。

いちばん不安だったことなによりの懸念材料だった、
家族がわかるかということ。
手を握ってとか、あげて、とか簡単な指示が
伝わるので、言葉の理解ができてい

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人間のからだってすごい、と思う今日この頃

人間のからだってすごい、と思う今日この頃

こんにちは、ゆきんこです( ¨̮ ♡
今日はバレンタインデーですが、久々の
マガジンを更新します。

今日はSCUに移り、リハビリを開始し
変化を続ける母の話です。

脳の回路が他のところで繋がる?くも膜下出血で、大きく傷ついてしまった
脳の左側が復活することはないけれど
早くからリハビリすることで、周りの脳が
その役割を担おうと働き始める、
簡単に言うとこんな感じで、取り戻せる機能
もあることを

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知識のある人からの言葉は頼もしくありがたい

知識のある人からの言葉は頼もしくありがたい

こんばんは、ゆきんこです( ¨̮ )
マガジンが5回目の投稿になりました!
読んでくださる方、ありがとうございます。

今日はSCUに引っ越してからの母の話です。
そもそも私はSCU=脳卒中ケアユニット
という存在を今回初めて知ったのですが
看護師さん、理学療法士さんたちの
なんとも頼もしい様子にすごく安心したことを
よく覚えています。
同じような症例を沢山見てきて、専門知識を
持った脳卒中に特化

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自分なりの精神論と希望を持ち続けること

自分なりの精神論と希望を持ち続けること

少し容態が安定してきたものの、
一日中、傍にいられる訳ではなく面会時間も
HCUでは限られているので家で待っている時、
お風呂に入っている時、電話があると
ビクッとしてしまう....そんな
精神的に張り詰めた状態が続いていました。

生命的な危機は脱したものの、意識が戻って
いないため、家族のことがわかるのか、
ことばが理解できるのかも分からず。
意識が戻るタイミングも、すぐ戻る人もいれば
1ヶ月

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電話の音がこんなに怖いと思うことがあるなんて知らなかった

電話の音がこんなに怖いと思うことがあるなんて知らなかった

手術をしない、ということを担当の先生に
伝えたところ、あと2、3日が山場かもしれない
から覚悟するよう言われて。

HCUの病室で母の手を握り
「親孝行できなくてごめん、大好きだよ」
「ありがとう」
父と弟と3人で泣きながら伝えたかったことを
言い続けました。
仕事で関東へ戻っていた旦那さんに電話で報告
すると、私と同じくらい電話口で泣いていて。
あたたかい気持ちになって、少し気持ちが
落ち着きま

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信じる者は救われると、自分自身に言い聞かせた

信じる者は救われると、自分自身に言い聞かせた

深夜の2時に、病院に到着し控え室で待つこと
更に2時間。8時間弱の手術が無事に終わって
先生からお話を聞きました。

○出血の量が多かったこと
○手術は無事に終わったが合併症の危険があり
1ヶ月は安心出来ないこと
○意識が戻ったとしても左脳のダメージが大きく
右半身の麻痺と失語症が残るであろうこと

など詳しくお話いただきました。
無事に終わってとりあえず良かったと思った
のも束の間、今後どうなる

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あたりまえの毎日が幸せだと、在り来りなことを心底おもう

あたりまえの毎日が幸せだと、在り来りなことを心底おもう

失いそうになって気付くとはよく言ったもので
頭ではわかっていても心の底からそう思う瞬間
ってやっぱり失いかけた時。

家族とわたし私は4人家族の長女で、家族想いな両親と
まぁまぁ気の合う弟と一緒に何不自由なく
平和に生きてきました。

長女にありがちな、器用貧乏なタイプで
あんまり人に頼るのが得意じゃなくて、割と
溜め込みがち。でも頼られるのは嫌いじゃない
から頑張っちゃう、そんな私だったけれど

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