自分なりの精神論と希望を持ち続けること
少し容態が安定してきたものの、
一日中、傍にいられる訳ではなく面会時間も
HCUでは限られているので家で待っている時、
お風呂に入っている時、電話があると
ビクッとしてしまう....そんな
精神的に張り詰めた状態が続いていました。
生命的な危機は脱したものの、意識が戻って
いないため、家族のことがわかるのか、
ことばが理解できるのかも分からず。
意識が戻るタイミングも、すぐ戻る人もいれば
1ヶ月以上経って戻る人もいて個人差がすごく
あるということでした。
こんな時だからこそ
家での会話で
「もし話せなくても、家族を認識してくれて
意思の疎通ができたら良いよなぁ、
わかってもらえなかったら切ないなぁ」
と、何度も父が口にしており
目が覚めて、言葉もわからず家族が誰かも
わからなかったら...本当に辛いだろうし
想像しただけで怖かったです。
ただ、まだ分からないことを不安がるより
"きっとすぐ意識は戻るし、私たちのことも
わかってくれる"そう信じて
意識的に、前向きなことを口にしたり
感謝のことばを口にして過ごすようにしました。
気休めかもしれないけれど
笑顔で明るくいる人に自然と幸せがやってくる
とか、引き寄せの法則的なもの
を信じてみることで自分の精神を安定
させていたのだと思います。
そして手術から約1週間、
HCUを出て、SCU(脳卒中ケアユニット)
へお引越しすることになりました。
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