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ずぶの素人が未経験から月100万稼ぐプロライターになる奮闘記

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美容師を長年していて、立ち仕事がそろそろキツくなってきた。将来のために何か在宅ワークを始めたくて選んだ「ライター」という職業。 はたして全くの初心者がものになるのか?リアルな成長… もっと読む
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2020年10月の記事一覧

介護も、回り始めたら要領が掴める

介護も、回り始めたら要領が掴める

母が急に認知症だと分かった時、

まさに晴天の霹靂だった。

不安で頭の中がいっぱいになって、

居ても立ってもいられなかった。

さらに、

介護のための環境を整えるのも、

知らないことだらけで戸惑ってばかりいた。

気持ちがすごく疲弊して、

この先どうなるのかと寝られない日もあった。

感情が揺れ動いて落ち着かなかったが、

行動して行くうちに、

少しずつ知識がつき、

なんとか形にでき

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老犬ホーム

老犬ホーム

母の介護をする上で、

色々な施設やサービスの契約を進めているが、

もし母が入所したら、

愛犬はどうなるのかが大きな問題となる。

愛犬は15歳のミニチュアダックスだ。

私が引き取るとしても、老犬なので環境の変化がかなりのストレスになるだろうし、

そんな中で

日中ひとりぼっちの時間を持たせて

耐えられるのか。

不安な気持ちで色々と検索していると、

「老犬ホーム」というのがあると分か

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介護を通して、自分の子供時代に触れる

介護を通して、自分の子供時代に触れる

子供の頃の私は、

優しくて大人しめな家族の中で、

お姫様のように振る舞っていた。

一歩外に出れば、

いろんな風に吹かれて、

自分らしさを殺して小さくなっていたのに。

まさに井の中の蛙大海を知らず状態だった。

久々の実家暮らしで、

そんな自分の子供時代を、

大人目線で振り返ってみた。

今は、母の介護で1ヶ月実家に滞在している。

残りあと2日となった。

長いようであっという間の

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知らない間に相手に対する過大な期待と甘えが出ていた

知らない間に相手に対する過大な期待と甘えが出ていた

母の介護のため、

1ヶ月実家に滞在している。

今回の滞在での1番の目的は、

安心して任せられる介護サービスを見つけることだ。

先週は、

目星をつけていた小規模多機能の施設から、

母の受け入れができると連絡が入り、

ほっと胸をなで下ろしていた。

ところが昨日になって

「状況が変わった」と言われ、

やっぱり受け入れしてもらえない事になった。

それならなぜ期待させるようなことを言っ

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愛犬がかわいすぎる

愛犬がかわいすぎる

実家には15歳のミニチュアダックスフントがいる。

この子がとにかく可愛い。

まん丸のお目目、

仕草、寝息、

すべてが愛おしい。

寝るときには必ず布団の上に乗ってくる。

私が帰ってきてすぐは、

足元で寝ていたが、

最近では顔の近くに定位置を持ってきている。

老犬なので、

一日をほとんど寝て過ごす。

体を丸めていびきをかいている。

甘えん坊な性格で

私が不用品の処分にかかりき

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実家に1ヶ月も滞在する貴重な時間

母に認知症の疑いがあり、

実家に1ヶ月滞在している。

その間に、

介護認定を申請したり、

大量の不用品を処分したり、

介護サービスの施設を回って母の受け入れをお願いしたりした。

家の中もずいぶんスッキリして、

小規模多機能(通所と訪問と泊まりを組み合わせて利用できる介護サービス)の目星もついた。

今月もあと一週間。

ここにいられる時間も残り少なくなってきた。

大変だったが、

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初動としては整ったと言えるかな

初動としては整ったと言えるかな

一人暮らしの母に認知症の疑いが出てきて、

離れていてもひとまず本人と家族が安心できる体制を作りたくて、

今月いっぱい帰郷している。

昨日は、小規模多機能(通所と訪問、泊まりを組み合わせて利用できるサービス)

の担当者と電話が繋がり、

面談の日取りが決まった。

さらに、

始めは週に一回ペースからのスタートになると思うので、

小規模多機能のサービスがない日は、

宅配の食事に見守り機能

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今目の前にあるカードを使って、最善を作り出すしかない

今目の前にあるカードを使って、最善を作り出すしかない

今月いっぱい、

母の介護のために帰郷している。

一人暮らしの母に認知症の疑いがあり、

離れて暮らしてもお互いに安心して暮らせるための素地を整えるためだ。

日数も残り少なくなったが、

肝心の小規模多機能の契約がまだできていないこと、

間を繋ぐ宅食サービス(食事を配達しながら、見守りもしてくれるサービス)も

決まっていない。

焦りと苛立ちが募り、不安が膨れ上がる。

これは私自身が慎重

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判断材料がない

判断材料がない

母の介護をする上で、

小規模多機能(訪問、通所、泊まりの介護サービスを総合的に使える介護施設)を利用することにした。

色々と見学してみて、

2つ候補が上がったが、

どちらも清潔で感じの良い所だった。

幸いにも、すぐに利用できるように段取りしてくれたが、

こればかりは利用してみないと分からない。

どちらがいいかを

一度体験に行っただけでは決めきれない。

介護の仕事をしている友人に意

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人形供養

人形供養

実家の天袋を整理していると、

古い洋風の人形が3体出てきた。

3人兄妹の我が家にちなんで、

ずっと昔に母が買ったものだ。

埋め立てゴミで捨てるのも忍びなく、

お寺に持ち込んで、

人形供養してもらうことにした。

今回お願いしたのは、

「法輪寺」といい、

日本昔ばなしに出てきそうな風情のあるお寺だった。

軽自動車でも超徐行でないと通れない

極細の道を通らなければいけない場所にあっ

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成年後見人制度の説明を受けた

判断能力が無くなった人のために、法的に財産を守る

「成年後見人制度」

の説明を司法書士さんから聞いた。

これは国が決めた制度で、

兄弟がみんな遠方に住んでいることで、

この先、
母が福祉サービスを受けたり、
入院したり、
という機会が出てきたときに、
その都度駆けつけて

手続きしたり、サポートできる兄弟が

近くにいないこと、

それから、
悪徳業者に騙されて高額の契約をしてしまったと

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ゴミがスッキリ片付いた

ゴミがスッキリ片付いた

今月は実家に帰り、

認知症の進んだ母の介護をしている。

やることは山ほどあるが、

そのひとつが、

不用品の処分。

指定のゴミ袋が

約40袋分にもなった。

値段の付きそうなものは

リサイクルショップへ売り、

それ以外は

どんどん袋に詰める。

ようやく全てのゴミが掃けたら、

広々とした部屋が顔を出した。

掃除は

精神衛生上、重要だ。

古い着物や骨董品を売却した

古い着物や骨董品を売却した

昨日は出張で着物や骨董品の

買取に来てもらった。

思った以上に値がつかず、引き取ってもらえなかった。

やっと部屋がスッキリすると期待していたので、

変な疲れが残った。

今日は、

午前中から、別の着物買取の店へ売れ残った着物を持ち込み、

全てではないが

かさが減った。

コロナ禍で着物の海外からの需要がなく、

全く売れないそうだ。

午後からは、

不用品も引き取ってくれるリサイク

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言い訳はなんとでも言える

母の介護。

変わってしまった現実と向き合うのは、

時々すごくこわい。

それでも現実を扱っていかないといけない。

兄弟は相変わらず関わってこない。

言い訳はこうだ。

「自分のことで精一杯。転職したばかりで体力的にも精神的にも限界だ。」

「実家の近くは嫌な空気が流れている。自分は霊的に敏感で、どうしても近寄れない。」

呆れたもんだ。

一見、それらしい理由だが、

実家に近寄らないため

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