自分を褒めてもいい|大人の挑戦記 エッセイ#20
先日、ちょっとした挑戦をしました。
大人の挑戦です。
私は日本に住んでいたとき、JAZZミュージシャンとして活動していました。
アメリカに移住してからも、音楽は続けたくて、
現在は、音大でも教鞭をとっているJAZZミュージシャンの先生に師事しています。
今回、その先生に、ジャムセッション(生徒や友人が集まって、順番に演奏していく)をするから参加すれば?と声をかけてもらい、ドギマギしながら参加してきました。
もともと、人前が苦手で、緊張しやすい性格。
しかも、言葉を完璧に話せない異国の地で、
日本人の私が、本場アメリカでジャズを演奏する。笑
私はボーカルなのですが、今回は、ピアノも(伴奏もソロも)自分で弾くことになっていて、
考えるだけで、緊張のオンパレード。
けれど、大好きな音楽での挑戦から逃げたら、自分に背くことになると思い、おじけづきながら(笑)参加することに。
そして、参加するからには、
「自分を信じて、自由に自分らしく表現する」と決めました。
そして、ジャムセッション当日、
演奏しはじめた最初の数秒は、緊張であまり記憶がないのですが、笑
今の自分のベストで、自分のしたい表現はできた感覚がありました。
演奏の出来はまあいいとして、笑
何より、
自分を信じて挑戦できたこと、
他人の目を気にしたり、自分を抑え込まずに、自由に自分がしたい表現ができたこと、
それがすごく嬉しくて、清々しい気持ちになりました。
今回、初めて、自分を褒めました。
完璧主義で、他人と比較するクセがあった私は、
人前で演奏して、満足できたことも、清々しいポジティブな気持ちになれたことも、一度もありませんでした。
出来なかったところや、他の人に比べて劣っている部分にフォーカスしていたから。
けれど、
チキンな自分が精一杯の勇気を出して、
今の自分のベストで自由に表現ができたこと、
それで十分すぎるよね、と思えて。
今回は、自分の頑張りを誇らしく思えたのです。
思えば、今までは、自分を褒めてはいけないと、どこかで思っていました。
褒めたら、成長が止まってしまうような気がして。もっと高みを目指すことが正解な気がして。
けれど、逆だったのかもしれません。
自分は、自分に認めて欲しくてずっと頑張っていたのだから。
だから、自分で自分を認められたこと、
自分を褒めてあげられたことも、嬉しかった。
緊張したけれど、改善点もいっぱいあるけれど、
「楽しかったな」と思えた自分がいました。
自分を褒めることができる今の私なら、
これからは、もっと楽しく挑戦していけそうな気がします。
自分の頑張りを、これでもかってほど褒めながら、大人の挑戦を続けていこうと思います♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡