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誰にでも出来る話、誰にも出来ない話

人間って、本当に何もかも話せる相手ってなかなか居ないものです。
大人になると、益々、親友を作ることも難しいですからね。
今日は、『自分の話を聴いてもらって、前に進む』という話をします。

こんにちは。日本型トップリーダーコーチング®︎MBAコーチの上西英理子です。
13年間ほぼ毎日、いろいろな方のご相談をお受けする生活の中で記事をぽつぽつと綴っています。

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なぜ、コーチという存在に話を聴いてもらうと良いのか?の理由の1つはですね。。。
家族でも同僚でも友人でも無い、
『全然関係無い人で、全ての時間をあなたの話だけに心置きなく使えるから』
です。

家族には、心配をかけたくない。
友人には、ずっと自分の話だけってのは気が引ける、愚痴を聴かせるのに時間を使うのは申し訳ない。そんな自己中だと思われたくない。
仕事関係者には、ライバル意識や見栄もある。ジェラシーもある。
第一、知られたくない。ましてSNSには書けない等々。
人生という階段を上っていくには
誰だっていろいろな気持ちがありますからね。

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ある意味スパッと割り切ってお金を払って、
プロの技術と守秘義務』に抱かれて聴いてもらい、前に進める。
定期的に頭の整理をし、心を安定させる。
コーチングは心を爽やかに軽くし、思考が前向きになるものですからね。


以前にこんな女性がいらっしゃいました。


お約束の時間に現れた女性は、初めてお会いする某大手企業のマネジャー。
ご誠実さが伝わる、とても上品な佇まい。お仕事もとてもそつなくなさるであろうキャリア女性の空気が漂っていました。

90分のセッションで、彼女は60分間、次々といろいろなお話をしてくださいました。

ただ・・・
どうしても違和感がありました。
で、そこまで聴いて、私は静かに優しく申し上げました。

「今日、あなたは私に、安いわけではないお金を払ってご相談に来られました。でも、今までお聴きしたお話は、『誰にでも出来るお話』です。
残り30分です。
このまま、『誰にでも出来るお話』を続けますか?
それとも、『誰にも出来ないお話』をしたいですか?」

彼女から、「うっ。。。」と声が漏れ、涙いっぱいになりました。


「誰にも話せない話がしたいんです。」


「はい、これからがコーチングの始まりです」

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私のコーチ像のイメージには3つあるのですが、1つは映画『マイ・インターン』のデニーロです。
老若男女関係なく、頑張り屋さんのアン・ハサウェイみたいな人を沢山お見かけします。

「階段の踊り場にちょっと止まって、
重たい荷物を降ろす時間を時々作りませんか」
と、お声をかけたくなります。

すみません、ちょっと寒かった日のひとりごとです。


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