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今週読みたい本リスト2024/03/15

こんにちは! つくだ@書籍編集×ライターです。
このnoteでは、心が楽になる記事、創作に役立つ記事などを中心に、
お届けしています。

今日は、Xやnoteや書店、そして人からの紹介で知って、私が「読みたいな」と思った未読本を、自分用の備忘録とともにご紹介しています。

なのですが、Amazonのリンクの調子がいまひとつのようで、書影が出ません。ちょっと不格好で恐縮ですがご了承ください🙇

人文・社会科学、小説・エッセイ、文章術・ことば、ビジネス書、自然科学、芸術と、ジャンルわけしていますので、お好きなところからご覧ください。

週末の読書のご参考になれば幸いです。


人文・社会科学


ロングセラー『セルフケアの道具箱』の著者が、自ら実践しているセルフケアをまとめて大公開。カウンセラーを目指した経緯、さまざまな心理療法との出会いから、自らの不調・不安(多動、ギャンブル依存、喫煙癖、共依存の母親との関係etc…)に対して実践してきたコーピングまで、実体験に基づくセルフケアメソッドを惜しげもなく披露。『セルフケアの道具箱』と一緒に読みたい、みんなのカウンセリング副読本。イラスト・細川貂々。

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著者の伊藤絵美さんといえば、カウンセラーの第一人者。
その伊藤さんが、いつも心がけてるセルフケアって、とても興味があります。今回、マインドフルネスやスキーマ療法についてまで言及されているので、読んでみたいです。

著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」――40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。

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デザイナーの渡邊民人さんのnoteで見つけた本。テーマもさることながら、デザインもすばらしいので、ぜひご覧いただきたいと思います。

著者はジュンク堂書店の仙台店店長、仙台店店長、池袋本店副店長などを経て難波店に。2022年2月まで難波店店長を務められた生粋の書店人。この本を読んで、「ペンとは誰のためにあるか」を考えたいと思います。

小説・エッセイ


マジックリアリズムの代表作『百年の孤独』が翻訳刊行から五十余年の時を経て、ついに本年、文庫化される! というわけで、本の雑誌4月号の特集は「マジックリアリズムに酔い痴れろ!」。『百年の孤独』文庫化の刊行時期を新潮社に取材するとともに、マジックリアリズム総ざらいから、語ることのカタルシス、『百年の孤独』を代わりに読むとこうなる論に読者の『百年の孤独』体験、そして「世界マジックリアリズム全集」全35巻編纂座談会まで、ガルシア=マルケス的世界にぐぐいと迫る、麦焼酎を愛する人も酔いしれる魔術的特集なのだ!

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ガルシア=マルケスの『100年の孤独』、ついに文庫になるんですね。単行本は持っているので、今回の特集を副読本にまずは読んで、文庫化の日に備えたいと思います。あと『コレラ時代の愛』も読みたいなと思ったら、こちらは単行本が手に入るんですね。もしかして重版したのでしょうか。こちらも合わせて読んでみたいと思います。

それにしても、先月号の『メフィスト賞を探検せよ!』もそうだけど、最近の「本の雑誌」は攻めていますね~。

いやだったこと、いたかったこと、
しあわせだったこと、あいしたこと、
一生わすれたくないとねがったこと

2123年10月1日、九州の山奥の小さな家に1人住む、おしゃべりが大好きな「わたし」は、これまでの人生と家族について振り返るため、自己流で家族史を書き始める。それは約100年前、身体が永遠に老化しなくなる手術を受けるときに父親から提案されたことだった。

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とても気になったので、重版を待てずにKindle版を買ってしまいました.読むのが楽しみです。短いお話なのですぐに読めて、何回でも読めそう。

「あなたの前世はルネサンス期に活躍したデジデリオという美貌の青年彫刻家です」。
前世が見えるという女性に取材で出会ったのがきっかけで、イタリアまで旅立つことを決意した。
相次ぐ偶然の発見に驚きと懐疑を抱きながらも、時空を超えて前世の「自分」を検証する
スリリングで不思議な旅のルポルタージュ。

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フォロワーさんのBRILLIANT_Sさんに、教えていただいた本(ありがとうございます!)。

旧題は『デジデリオラビリンス』で、1995年に集英社から単行本化された作品です。それから文庫になって、そして出版社が新潮社になって、2006年に現在のタイトルになって文庫として発売されています。つまり、30年近くにわたって愛され続けてる本なのです。
前世をめぐる旅。とても興味があります。


文章術・ことば

著者クリストファー・ボグラーは、ハリウッドで多大な影響力を持つストーリー・コンサルタントの第一人者。ボグラーは、神話の要素は人間の普遍的な真理であるとして無数の神話から物語の構造を抽出したジョーゼフ・キャンベルの研究(『千の顔を持つ英雄』)に惚れ込み、キャンベルの〈ヒーローズ・ジャーニー〉理論に、カール・G・ユングのパーソナリティのパターン〈アーキタイプ(原型)〉の研究と、ウラジミール・プロップの民話・昔話を構造分析した物語理論を合わせて発展させ、ハリウッド映画に適用させたメソッドを提唱した。ボグラーによるこのストーリー構造とキャラクター開発の包括的な理論は、どんなストーリーにも適用することができる「物語創作のデザイン・テンプレート」として、世界中から熱烈な支持を受けている。
本書は、12カ国語以上に翻訳され、高校や大学のクリエイティブ・ライティングの授業では、教科書としても広く使われている。

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クリエイティブ・ライティングの古典のような本。少し話が古いともいわれる本だけど、ジョーゼフ・キャンベル+カール・G・ユング+ウラジミール・プロップの考えをもとにした物語開発理論というのは魅力的。

ビジネス書

「高くても、売れます」その秘訣を知りたいあなたへ

本書では、マーケティング視点から見た主に国内の成功事例を元に、「時代に適応しながらモノを売るための方法論」と「打ち手」をまとめた1冊です。
各章で登場する「キーワード」は、既存の売り方にこだわり、ビジネスチャンスを逃していた“もったいないビジパ=あなた”の救世主となり、あなたが関わっている事業を成功へと導くヒントになるでしょう。

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著者はコピーライターで、マーケティングにも詳しい川上徹也さん。元Amazonのカリスマバイヤーである土井英司さんのメールマガジン「ビジネスブックマラソン」で見つけました。インフレ時代にシュリンクされて守りの姿勢に入るのではなく、発想を変えて「高くてもバカ売れ! なんで?」と打って出るところがすばらしいと思いました。

本書の目的は、「デザインで、ブランドの魅力を引き出すことができる」ということを、皆さまに知っていただくことにあります。
デザインはビジネスに役立つ力なのですが、まだまだ十分に活用されていないのが実情です。この問題を解決するためには、デザイナーがデザインの必要性や使い方を論理的に説明し、プロジェクトに関わる全員が理解できるように伝える必要があるのだと気づき、本書の執筆に挑みました。

はじめにより

元電通で有名企業を数々手がけ、NY ADC賞、ADFEST、ACC賞など数々の受賞歴を持つ著者によるブランドデザインの本です。ブランドデザインのことはよく知らないので、読んでみたいと思います。


自然科学・コンピュータ


簡単に「宇宙」と言うが、
結局そもそも「宇宙」って何なのか?
宇宙とは何か、あなたは説明できますか?
宇宙論の研究者が贈る、宇宙とは何かに迫る全6講。

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著者は、高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(KEK素核研)教授。博士(理学)。宇宙論の専門家で、日本天文学会第17回林忠四郎賞も授賞されています。「文系でもわかる宇宙論講義」とのことなので、一度読んでみいようと思っています。


いちばんわかりやすく、いちばん詳しく、いちばん客観的 なWeb3本が誕生!

うさんくさい?実体がない? 否、真に民主的なネットを実現する神か?
ブロックチェーン、暗号資産、NFT(非代替性トークン)……を内包するWebの第3の波

DeFi(分散型金融)、GameFi(ゲームファイ)、トークノミクス、DAO(分散型自律組織)、DEX(分散型取引所)、DeSci(分散型サイエンス)暗号資産、SBT……複雑極まりないWeb3の世界を紐解きます。

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宇宙論と同じく、気になっていたWeb3。著者が『FinTech の衝撃』『クラウドの衝撃』『ビッグデータの衝撃』(東洋経済新報社刊)などテクノロジ-系の本をたくさん出されているので、読んでみようかなと思っています。

芸術

好きなことを仕事にするってどういうことだろう。 何かを作りだしたいと思っているすべての人へ。イラスト、デザイン、広告から装丁まで、様々な形で活躍する寄藤文平の体験的仕事論。名インタビュアー木村俊介による聞き書き。

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「ものづくり」をする人の仕事論が好きで、この本も面白そうだと思って選んでみました。



今週は、11冊ご紹介しました。
お役に立てますと幸いです。


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