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編集者の言葉

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古今東西の編集者の名言から学んだことや気づきをまとめています。
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記事一覧

魅力あるコンテンツは「事実×文脈」で生まれる!/編集者の言葉#25

はじめまして。そして、いつも読みにきてくださってありがとうございます! 今回は株式会社イ…

「観察力」がクリエイターを凄腕にする/編集者の言葉#24

毎日note3日め。そして、更新がとまっていた「編集者の言葉」の24回目です。今日は『観察力の…

『古くてあたらしい仕事』に学ぶ、売れない時代の本づくり/編集者の言葉#23

おはようございます。今日は校了明け。ちょっとホッとして、積ん読してきた本をあれやこれやと…

「編集力」とは、著者をやる気にさせる「質問力」だ/編集者の言葉#22

確かにそうだ!と心のなかの〝スキ〟ボタンを何回も押してしまったのが下記の言葉。著者に質問…

「聞き上手な編集者」ほど、傑作に恵まれやすい単純な理由/編集者の言葉#21

自分以外には書きえないものを書く。それが書き手の仕事です。それだけに誰にも手伝いはできま…

「事実」と「事実」との間に潜む「関係性」を発見せよ/編集者の言葉#20

伝説の雑誌「遊」編集長であり、現在は編集工学研究所の所長としてご活躍されている松岡正剛さ…

MBAより編集力/編集者の言葉#19

編集の仕事をしていると、編集者って何をしているかわからないとよくいわれます。ましてや編集力となると、なんだかよくわからないとも。 KADOKAWAの編集者として担当コミックエッセイ累計約470万部、雑誌「レタスクラブ」の売上大幅V字拡幅という偉業をなしとげた松田さんは、編集力について次のように定義しています。 つまり、作家さんご自身のなかにあって、ご自身が気づかれていない魅力を言語化して、1冊の本としてパッケージ化する。と同時に、それを欲しいと思っている人や、ご本人自身も

思い込みでもいいから、「好きなこと」にぶつかってみる/編集者の言葉#18

浅井茉莉子さんといえば、又吉直樹さんの『火花』や、村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を担当…

本との出会いが人生を変える/編集者の言葉#17

今回は、出版社リトルモアとフォイルの創業者である竹井正和さんの言葉から、本の持つ力につい…

10年、20年、30年、売り継がれる書籍をつくるには/編集者の言葉#16

みすず書房といえば『夜と霧』(V.E.フランクル)、『生きがいについて』(神谷美恵子)、『野…

文芸編集者に必要なたった1つの条件/編集者の言葉#15

雑誌「文藝」のリニューアルが大成功して以来、各文芸雑誌が新しい試みをするのをよく見かける…

「読者に届く本」をつくるために編集者がやるべきこと/編集者の言葉#14

松田哲夫さんといえば、『逃走論』(浅田彰著)や『老人力』(赤瀬川原平)などのベストセラー…

「これが最後」という緊張感が、その本を「特別な一冊」にする。/編集者の言葉#13

今回はひとり出版社・夏葉社の創業者である島田潤一郎さんの言葉に焦点を当てたいと思います。…

音楽でたとえるなら、編集者とは曲と曲をつないでフロアを盛り上げるDJだ/編集者の言葉#12

こんにちは! 今回は『TOKYO STYLE』(ちくま文庫)をはじめ独創的な書籍を数多く作ってきた大御所編集者・都築響一さんの言葉をご紹介させてください。 編集者=DJという表現が面白いですね。 続けて都築さんは、こう説明しています。 編集者が書籍を編集するときも同じです。DJがミュージシャンが作った曲をつないでいくように、作家さんが魂込めて書いた原稿の並び順を考えながら編集していく。さまざまメディアで執筆された原稿をもとにエッセイ集を編むときなんて、やってることはまさに