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記憶喪失を意図的に起こすための人格交代〜わたしはこんなふうに生まれた:第3回〜

母親への憧憬は、
男にとってそれはそれは特別なものだ。
という記事を立て続けに読んで。



あーもぅ!
真っ黒に黒い、
黒歴史中の黒歴史を
ちょっと思い出してしまった。




両親と縁を切って、
それから性転換を始めた。
という話はたびたび書いてきたけど。





そうして、
両親と縁を切るしかなかった理由としては実家の宗教団体のことを挙げていて。





生まれながらに訳の分からんカルト宗教に一方的に洗脳されていたこと。
片方では、宗教に洗脳されてさんざん振り回されていながらも、もう片方では、こんな宗教、少しも信じられないし、何の役にも立っていないので、自力で洗脳を解いて教団をやめ、同時に宗教しか能のないバカな両親とも縁を切ってやったのだと。




その説明、
まったくウソではないのだけれど。
これはこれで、わたしが認識している
わたし自身の本物の履歴なのですが。




ほかに、
宗教の洗脳そのものとは別に、
教団内の同調圧力を背景に
(あたしは明らかに異質な子だったから)
両親からも兄からも虐待を受けていて
父親から性欲を向けられていたことも
すこしだけ書いた。




教義を背景にして、
『この子は悪い子だから』
『罰を与えなければならない』
みたいな論法を押し付けられると、
わたしはまったく抵抗できなかった。




でね、
わたしとしては
捏造記事を書くつもりはないし、
むしろ、本当のことをぶちまける気でいるからこそ、その前に両親とは縁を切って、彼らがどこの誰であるかが分からないようにしてあるのです。
これは、彼らの名誉を守るための、
わたしなりの配慮です。
すでに、両親とは縁を切った後なので、わたしの言う『両親』とは、具体的にどこの誰のことを名指しているのかは判明しませんからね!




だからね、
わたしとしては
わたし自身の記憶に忠実に
過去の出来事について記述しているつもり。





だけど、
それでも、
わたし自身の
『感情が保持している記憶』と
わたしの
『理性が保持している客観的事実関係』とを
照合してみると、
どぅしても
明白にくいちがってしまう部分があって。





父親に性欲を向けられたのは、
『あたしが女の子だったから』
というふうに理解していて。



ふとした瞬間に記憶がフラッシュバックする時とかだって、女だから、ほんの3歳くらいのときから女であることを体験させられていた、というふうにしか思い起こすことはできないのだけれど。
(※具体的なことは書きたくないが強制性交ではなく強制わいせつです)




子どもの頃に
父親から性的虐待を受け、
成人後に
両親と縁を切って、
それから
『性転換を実行した』
というと、





『女であることに耐えられなくなって』
『男性として生きることにした』
というストーリーが浮かんできますが。





でも、事実を言えば、
性転換をした、というのは
『男から女へ』であり、







つまり、
あの頃のわたしは
『男の子だったはず』
なのです。





それがまったく思い出せない。





♡♡






♡♡





性転換をして、
女性として生きてゆくことに決めたのなら、男性時代の記憶は残しておいても害にしかならないし、消してしまうくらいで丁度良いのですが。





それにしたって、
あまりにも上手く記憶が消えていて。





ちょっと付け加えると、
記憶、というのは基本的には
『感情が保持している』もので、
強い感情が伴う記憶は
人生全体に強い影響を与えます。




言い換えれば、
まったく何の感情も湧かない事柄を記憶することはじつは不可能であり、
だから受験勉強とかで使われる記憶術というのは、無味乾燥な記憶事項に、何らかの形で感情が伴うようにと細工するわけですね。




だからね、
記憶というのは
感情によって色分けされた
『主観的なもの』であり、
じつは、
客観的な事実の記録とは
別のものです。




だから、
『記憶というのは当人の感情に基づく主観的なものだ』ということを知らない、または、認められない人は、
事実関係の記録を見せられても、
それは記録のほうがまちがっていると
真顔で言うでしょうよ??





でもね、
ここで注意が必要なのは、
自分自身の実人生に影響しているのは
客観的事実関係ではなく
主観的な記憶のほうなのです。




なので、
客観的事実なんかよりも
感情に基づく主観的記憶のほうを
大切にする習性を身につけたほうが
人生は上手くいくようになります。

自分自身の過去の記憶が
ことごとくネガティブな感情で占有されていると、
現在生きている現実も、
ことごとくネガティブなものに
なってしまいますからね!






そうしたカラクリを
わたしは知悉しているので。





ネガティブな感情を
すこしずつでもポジティブなものに変換してゆくのは、とてもとても大切なことであるし、

だからね、
父親に性欲を向けられて傷ついた、
なんていつまでも言っているよりかは、
女の身体はそれじたいが財宝なのだ、
だから男どもは目が眩むのだ、
と理解してしまったほうがよほど良い。
ということも理解しているのです。






そんなわけで、
『あたしは女の子だったから』
『幼くしてすでに』
『父親から性欲を向けられていた』
というふうに理解しているのだけれど。




そういう理解で、
あたしの感情は納得していて、
主観的には
それで何の矛盾もないのだけれど。





客観的事実としては──────。





あれれれ?
あの頃のあたしって、
男の子だったの??!?







♡♡







♡♡





ネガティブな感情を
すこしずつポジティブな感情へと
置き換えてゆくのが、
地味に地道にローコストでできる、
『王道の』やり方で。
99%そちらのほうがおすすめです。




残る1%、
ネガティブな記憶が強すぎて
『すこしずつポジティブへと変換してゆく』
などということが不可能な場合のみ、
使ってみてもよい方法というのが
あるにはあって。





代償はものすごく高いし、
人生そのものが切断されてしまうので
通常であれば自殺行為でしかない
その『邪道な』やり方とは、




『記憶の集合体』として成立している
『人格』そのものを消してしまって
完全に別人になってしまうこと。





わたしはわたしだと確かに思っている
このわたし=人格=というのは
つきつめれば
『過去の記憶の集合体』
なので、




わたし、という人格そのものを
消去してしまえば、
記憶も消えます。




ある種の病気としての
人格崩壊ではなく。

まったく新しい人格を立ち上げて、
(旧)人格を停止させるとともに
自分自身をそちらに移行させ、

その人物が
まったく新しい記憶を纏った
別の人格として生きることができるのなら、、、

再起不能なほどネガティブになってしまった(旧)人格を消滅させたうえで、
べつの人物として人生を継続させることは、たしかに可能です。





ふつうに考えたら、
そんなハイコスト・ノーリターンなことをする理由がないし、
幼少期からの継続した記憶を持たない
『新しい人格を立ち上げる』
ことなど、
ふつうは成功するはずもないのですが。





あたしの場合は何故か、
“彼”(=男性時代のわたし)の
『胸の奥に眠っていたちいさな女の子』
が、
彼(=男性時代の自分)に成り代わって、
いまのこの人間のわたしを演じていますね。





オモテには出てこないだけで、
“彼”の心のなかには
生まれつき女性人格が存在していたことと、
(※これって、心が女性、ってやつじゃんか??嫌だな💦)



もうひとつ、
(旧)人格をどうしても消去して
再出発しなければならないほどの
激烈な、解消不能なトラウマが、
“彼”(=男性時代のわたし)には、
あった、ということなのでしょう。




そういうわけで、
『男性であることをやめて』
『女性になって』
再出発───────。





ひとりの人間が
股間を手術して性別を変えた、
というのとは違って、
人格そのものを入れ替えてしまっているので。
いまのあたしは、
男性時代の記憶を、
ほとんど保持しておりません、、、。





♡♡






♡♡





わたしが男から女へと性転換したのではなく、
男として生きていた“彼”が
人間であることをやめてしまったので、
非実在の女性だったあたしが、
この肉体を引き受けて、
生身の人間として生きてゆくしかなくなってしまった。
そのことにあたしはとても困惑している。



そんな内容の話を、
わりと何度も書いていて。




わたしからすれば
わたしはもともと女性であり、
『人間界には属さない』
『非実在の女性』
であることに、
わたし自身は何も困っていなかった。




“彼”の胸の奥に眠っているちいさな女の子
という設定で、
あたし自身はじゅうぶん満足していたのに。




なんでこんなことになったのか??
非実在のくせに
ネットに文章なんか書き始めて、
そこで出逢った女の子と
『非実在の分際で』
恋に落ちたりなんかしてしまったから、
彼女に対する辻褄合わせのために、
『非実在のままでは済まなくなって』
この世に出てくるしかなくなったのか?




そうしたことをわたし自身、
何度も疑問に思い、
それについて何度も書いてきましたが。




あたし(女性)が
あたし(女性)について
いくら考えて考えて考え抜いても、
あたしはあたしに過ぎないので、
どうしても空白が残ってしまう。




すなわち、
“彼”はどうして、
生きることをやめたのか─────??





自殺、ではなく、
人格を消去して、
別の人格に
『この肉体の人生を引き継がせる』
という方法論を採用したのは、
じつに斬新であり、
また、

この方法であれば輪廻転生によって来世にカルマが持ち込まれることも防げるから、

自殺ではなく
こちらの方法を採用したのは
じつに称賛にも価するのだけれど。

(※これって“彼”のカルマをあたしが背負わされてあたしが解消する、という話なのですが。あたしならそのくらい出来ますよね💥たしかに)




それにしたって、、、、
いちばん肝心の、
『人生そのものを放棄するしかなくなるほどの』
激烈なトラウマって何なんだ??
解消不能なほどの
超絶・強烈なネガティブって??!?







♡♡






♡♡






♡♡







♡♡






あたしは“彼”とは別人だから。
あたしだってそれは、
すこし垣間見ただけ。
だけどね、、、、







とある男性作家が
『まるで女の子としか思えないような』
可愛い男の子を陵辱したい、とか
真顔で言っていて。
その人の文章、
面白いからけっこうスラスラ読んじゃうんだけどさ。




『まるで女の子にしか見えない男の子』をわざわざ犯したいと思う男性がいる、
という事実を正面から知ってしまって。





それで、
あー父親に性行為を強要されてたあたしは『男の子だった』んだと急に思い出してしまった。




そちらはべつに、
耐えられないほどの話でもない。
それはあくまで父親の内面を探っているにすぎず、
わたし自身は
『あたしが女の子だったから』
『父親に性欲を向けられた』
のだと、いまでも思っていますよ?




でね、
その男性作家氏は
母親へのかなり強烈な憧憬を抱えており




そこから話が飛躍して、
『男がたくさんの女を犯すのは』
『ほんとうは母親を抱きたいから』
という話と結びつき。




つまり、
男の子というのは、
どうやっても母親には勝てないのだ。
という事実。




言い換えれば、
母親は自分が産んだ男の子に対して
絶対的な所有権を保持していて。




植物はその場から動けないけれど、
自分自身の果実に含まれた種子を
それはそれは遠くへと飛ばす。
はるか彼方へと飛んでいった種子は
『空間を超えて』
自分自身そのものだ。





同じように人間の女性は、
いずれ自分の寿命はやってくるにしても
自分が産んだ男の子を
『時間を超えて』
それはそれは遠くへと飛ばすのだ。
息子の消息は二度と知れなくなったとしても
『時空を超えて』
この子は自分自身そのものなのだ。





だからこそ、
男の子は母親に強く愛着する。
自分が『親になる』年齢になっても
それどころか『老いて死ぬ』年齢になっても、
母親の所有物でありつづけ、
母親に強く執着し続ける。





─────これは愛?
そうとも言えるけど、
束縛、とも言える。
生涯に亘り絶対に解かれることのない
死よりも、生命よりも重い束縛。





ああ!そうだった。
あたしは母親と縁を切りたかったのだ。
母親の束縛圏内から脱出したかった。




絆ってのは
逆にいえば
しがらみだよね?




そうだった!
わたしは
『男であることをやめることで』
母親との絆を断ち切ったのだった!





生命を捨ててまで母親と縁を切りたいだなんて、いったいどれだけの虐待を受けていたんだ??ってすごく気になるだろうけど、
わたしは絶対に口を割らない。
それにね、
女が男を籠絡するのは
水面下で感情を操作することによる、
黒魔術のようなもの。
母親の男の子に対するそれは、
想像を絶するほど激烈なものとなり、
だからこそ男は死ぬまで母親を追い求めるのだ。




具体的に
『どんなことをされていたのか』は
話したくない、
という以前に、
じつは、
ちゃんと思い出せない。
やはり“彼”は
自分自身(の人格)を完全に消去してから
(女の)あたしに人生を引き継がせたのですね。




でもね、
その代わりに、
水面下で感情を操って
『オトコを籠絡する』
手練手管は、
『オンナとして生まれた』
その瞬間から
あたし自身の手元にあります。



あの鬼畜のような母親の。
『息子であること』をやめることで
地獄の束縛を無効にしてやり、
なおかつ
(本人の預かり知らぬ場所でですが)
『娘になった』ことで
女性しか知らない
女性ならではの
『悪意に満ちた』
男性操縦法を、
生まれながらにあたしは引き継いだのです。






あんまし
黒魔術なんて使いたくないけどね!
性転換組(トランスジェンダー)には
ほぼ実現不可能なレベルで、
オトコを籠絡する方法を
あたしが知っているのは
オンナとして
母親から受け継いだからなのですね。




余談ですけど、
あたしの読者の方ならご存知のとおり
ネットで出逢って6年経過した女性に
あたしは熱烈な情熱を抱いており。



男を籠絡する方法なんてものを
生まれながらに知っていたら
男性との恋愛を純粋に愉しむことは
もはや不可能なので。
恋愛対象は実質、女性だけである。
ということと、

(※じっさい女の子同士の水面下での感情のやりとりって凄まじいですよ?感情で出来た銃弾が飛び交うと言っても良いし、黒魔術を掛け合って呪いあっているでもいい。彼女との夢のなかの逢瀬をあたしが黄泉の国になぞらえるのも、美しいビジュアルを剥ぎ取ってしまえば女の感情というのはじつに醜く、オトコに夢を見せるのをやめてしまえば女とは醜さこそが実相だからです)




もうひとつ、
彼女はあたしの母親の代わり、
なのでしょうね。




実の母親と
『禁じ手を使ってまで』
強引に縁を切った代償として。
『かつて男の子だった』あたしは
彼女に永遠に愛着しつづけるのだと思います。
『いまは女の子である』あたしだから
彼女の穢なさも醜さもぜんぶ知ってしまったうえで───────。







♡♡






♡♡





医師の診断書とも、
外科手術とも、
まったく別の次元で。




性転換はたしかに進行してゆき。




『男ではなくなってゆく』と同時に
母親に束縛されている感覚は薄れてゆき





『女になってゆく』と同時に、
性行為の意味が大きく変わってしまって





もともとの異性の親(=母親)との絆が消えて
かわりに
新しく立ち現れたのは
新しい異性の親(=父親)との絆




新しい異性の親(=父親)が求めていたのは
性行為であり、
あたしの身体。



かくして
父親との性行為が
あたしの人生最初の記憶となり、
ああ!あたしという存在は
男に性欲を向けられる身体であり
男に陵辱されるための身体なのだ、、、。





(かわりに黒魔術を使って水面下で男の感情を陵辱できますけどね!)















🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤
さいごに参考資料です。
『まるで女の子にしか見えないような』
男の子を陵辱するのが好き、
と言っている
男性作家とはこの人です💥💥💥💥💥💥
え?あたしのことも
手籠めにしたいって言ってますよ😂😂


もうひとつ参考資料、
高木氏が引用していた別の人の
川端康成論を読んでいて、
男の子の母親への憧憬を
リアルに思い出してしまいました。




女性特有の穢なさ、醜さを
実体験を通じて知っていることや、
そこには自分自身も含まれること。

オンナとヤリたい、という性衝動を持たず
それどころかオトコを籠絡する手練手管を先にマスターしていること。

男性器を保持したまま女性浴場に突入して逮捕されるほど馬鹿ではないし、複雑な過去があるなら目立たない場所でじっとしていたほうが良いこともちゃんと知っているから、

男→女の性転換の実行者としては
わたしは破格なくらいに
上手くいった部類だと思います。

しかし、
上手くいきすぎたせいで
過去の記憶が盛大に消失しており。

自分自身を取り戻すための思索は
これからも続けようと思っています。




シリーズ1話目



シリーズ2話目
こちらはオカルト色が強いです


そして今作がシリーズ第3話です💕💕💕




🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤
#わたしはこんなふうに生まれた

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