新型コロナウイルスに関して、嫌われるかもしれないけど書きます

まず始めに、今回の投稿を不快に思われる方がいらっしゃるかもしれません。嫌な気持ちにさせてしまったら申し訳ありません。

おせっかいかもしれないし大げさかもしれないけど、「今後、日本でニューヨークみたいなコロナの感染爆発が起きてほしくない」という気持ちで書いています。


この一連の新型コロナウイルス報道で日本でも「今週末は外出自粛」の流れになりました。でもなんで週末の二日だけ?平日はコロナ蔓延しないの?経済や社会的事情があって日数が限定的になってしまうのは分かります。でもこれでは、コロナの脅威を軽く見積もってしまう人がいるのではないかと思いました。

知らない人がSNSで「コロナに負けるな」というハッシュタグをつけて、飲み会や旅行の写真をアップしているのを見ると本当に心配になります。「コロナに負けない」ってそういう意味の戦い方じゃないと思うんです。

「自分が感染する可能性があるだけでなく、ウイルスを運ぶ媒体になってしまう危険性もある」という意識が各々にないと、感染症はあっという間に広がります。


日本と海外では事情が違うのは分かります。カナダでもウイルスが蔓延し始めた当初はそれほど大ごとに考えていない人も大勢いました。私自身もそうでした。

でも、2時間前は自力で歩いていたのに容態が急変してこの世を去った人がいます。20代・30代の死亡者も出てきました。一部の病院では医療器具が足りずに人工呼吸器が取り外される患者が出始めました。より生き延びる可能性が高い人に器具を回すためです。

また、某国では銃器販売店に銃購入希望者が殺到しています。これは、今後さらにウイルスが蔓延して街を統治する警察隊が機能しなくなった時に、自分で自分の身を守るための準備です。


これも「海外かぶれ」だと批判されるかもしれませんが、諸外国と日本では国民に対する施策の方向性が異なっていてそこにも不安を覚えます。以下、日本のニュースを全て網羅できているわけではないので誤認識があったらごめんなさい。

諸外国の政府では国民に対して生活を保障するために現金支給が開始されました。和牛商品券とかいや魚券か、いやいや旅行クーポンもいいなとか、そんなキーワード聞いたことがありません。企業によっては社員の90%が解雇され、職を失った人が大量発生しているのが現実です。人々に必要なのは、引換券ではなく今すぐ使えるお金なのではないでしょうか。

海外からの帰国者に対する政府の対応もしかりです。カナダでも外国から帰国後の14日間の自主隔離に際して、公共交通機関の使用が制限されています。でも、「なんとかして自力で帰ってください」ではなく、車などの交通手段がない人には政府から乗り物が提供されます。必要があれば宿泊場所まで準備されます。

国民を守るために一貫性、現実味のある対策が次々と発表されています。

そういった施策を目にする度に危機感が持てますし、それだけの大ごとが実際に起きていると認識することができます。

日本人は普段から清潔だし綺麗好きな国民性です。一方、外国人のシェアメイトなんかは外から帰っても手洗いうがいはしないのがデフォルトです。ハグの文化も日常的にあります。海外には感染症が広がりやすいバックグラウンドがあったのは確かです。

でもだからこそ日本人は、一人一人がもっと危機感を持ってコロナの問題と向き合えば、このまま「日本だけやけに感染者が少ない国」(これに関しては検査が行き届いてないだけじゃないか?という議論もありますが割愛)として生き残ることができます。

今後、日本ではコロナは蔓延せずに、「なんかあいつ大げさなこと言ってたな」だけで終わったら、まぁひとりで熱くなっていて恥ずかしいですけど、日本の家族や友人がコロナに感染してしまうことを思えば屁でもありません。

だから、いま海外で起きていることは未来の日本の様子だと捉えて、しばらくは慎ましく暮らしていただきたいです。どうしても外に出ないといけない事情がある方は、全力で予防対策をしてほしいです。

1日でも早く、元どおりの平穏な世界に戻りますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

おしまい。

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