【エッセイ】半年前やりたかったことが、みるみるうちにタスクになっていく
締め切り。
例えるならそれは、脳みそにできた口内炎。
物を食うたび鈍痛が走るように、生活の随所でその言葉が頭をよぎる。
そのうちどんどん肥大し、気づけば看過できない大きさになっている。
もっと早いうち対処しとけば、こんなサイズには……!
もう遅い。
「間に合わない」という激痛。そして後悔。自己嫌悪。現実逃避→更なる後悔(≒このナミダ・ナゲキ→未来へのステップ)。
そして、自然治癒。
そう、締め切りにおける一連のすったもんだは、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうことにその病理がある