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鈴木 トモヒロ
2020年8月7日 10:23
私の出来るお手伝いが増えてきた。出来ることがあるのは、自分が認めてもらえている気がして嬉しかった。でも、祖母はそれ以上のことを毎日行なっている。本当に凄いなぁ。(でも、どうやって色々なことが出来る様になったんだろう?)幼い私は不思議だった。(誰かに教えてもらっているのかな?)私は疑問を祖母にぶつけてみた。「おばあちゃんは何で色々なことが出来るの?誰かに教えてもらって
2020年8月4日 23:41
祖母は不思議なクセがあった。それは病院で貰った、うがい薬を麦茶を入れるビン(ピッチャー)に入れて冷蔵庫で作り置きをすることだった。よりによって、夏場にそのクセが炸裂した。うがい薬の色合いが麦茶にそっくりだったのだ。幼かった私は、喉の渇きを潤したくて冷蔵庫に手をかけた。実は今冷蔵庫に入っている麦茶は、私がお手伝いして作ったものだった。昨晩、夕食後祖母と2人で麦茶を作った。
2020年8月4日 06:37
私の家には中型犬がいた。名前は「コロ」母が名付け親だ。コロは祖父、祖母、母の言うことは、しっかりと聞いていた。しかし、私に対しての態度は全く違っていた。一言で言うと「怖い」激しく吠えるのだ。首輪に鎖がしっかりと繋がっているけれど、引きちぎらんばかりに私に飛びかかろうとする。確かに、私は当時幼稚園生。コロの方が体も少し大きかったから、明らかに舐められていた。犬は家族
2020年8月4日 00:05
祖母の料理は絶品だった。そして様々な料理が作れる人だった。「今日は何が食べたい?」と聞かれ「ハンバーグが食べたい」と答えた。次の日は「焼きそば」そのまた次の日は「オムレツ」まるで食堂がそこにあるみたいだった。ある日、おやつに「ポップコーン」を作ってくれることになった。ポップコーンなんて、初めて聞く言葉だったからワクワクした。どんなふうに作るかみたくて、わがままを言って