日本語授業記録:日本語と出合える場所へ
日本語の授業
初級〜初中級あたり教える言葉や文法は、日常生活でよく使われる表現ばかりで、学習者もモチベーション高くその授業を受けてくれる。それに、学習した表現が教室の外でも使われていて、無意識のうちにそれが反復練習となり、身に付くのも早い。
しかしそれが、中級から中上級、そして上級へと上がっていくと「先生、そんな言い方、聞いたことない」という学生の反応に頻繁に出くわす。
先日は、日本語能力試験の一番上のレベルN1を受験しようとしている学習者に、「実際に日本語を使う時に、文法は