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彼女の優勝、彼女のチーム、彼女らの在り方

大坂なおみが、全豪オープンで優勝!
毎日、様々なメッセージ/エピソードを日本に送りながら、
優勝への安定感も抜群でした。

小さなミステイクがあっても、そんなことは気にせず堂々たるプレイ。
愛のある姿勢、チャーミングな笑顔、そして、はっきりNOと言えるココロ。
本当に彼女は、今の日本の私たちを救ってくれる女神のようです。

そんな彼女を取り巻く”チーム・ナオミ”。
この存在は、大坂なおみ本人にとって、大きなものなのでしょう。
それぞれがチームのバランスを考えながら、
自分の強みを発揮できるポジションで
自分が率先してやるべきと判断したことを行い、
「大坂なおみを勝たせる」それだけを目標に動いていく。
おそらく、大坂なおみは、彼らに支えられているというより、
彼らと共に、一丸となって試合に臨んでいるに違いない…そう感じています。

この”チーム・ナオミ”のインタビューが、とあるニュースで放送されたのを見て、「これぞ『ティール組織』だ」と感じました。

すみません!
私がやっている日本語教師主催の読書会の1つが「ティール組織」
それが3月20日からスタートするのですが、
その宣伝という訳じゃありません!…が、リンクは貼っておきました。↑↑

この本、非常に分厚いビジネス書なので、読むのをためらうか、
さらっと読んだら「現実は簡単じゃない。ファンタジーだな」と感じる程、
のどごしのいい本です。
実際、読者評にもそのような言葉が散見されますし、
読み始めの頃は私もそう感じていました。
しかし、一度最後までじっくり読んでみると、『これはアリ』だと感じるようになります。

確かに、読んだ知識をもとに、いきなり組織変革を起こすのは難しいでしょう。
しかし、「”チーム・ナオミ”のように『一丸となって』」と考えれば、現実味も出て、今かかわっているプロジェクトから始められるかもしれません。
プロジェクトでなくとも、自分自身の行動変革は今日から可能です。

そうそう、これまでは…
いわゆる組織運営には、強いリーダーが必要でした。
今でも、そう信じて疑わない人もいるかもしれません。
しかし、この変化が速く、また、大きな変化が訪れる時代に、
一人のリーダーの一人のキャパで対応しきれるでしょうか。
こんな時代こそ、
チームのメンバーそれぞれが自分の強みを活かした運営が必要だと、
私は考えます。


しかし、メンバーの強みを活かすだけでは、チームとしての集合体を維持できません。
大事なのは、
お互いを尊重する気持ちと、チームに推進力を与える人間関係能力です。
意図的にでもいい、それぞれを尊重する気持ちをお互いが持ち、
目標達成のために、必要であれば自分が引くことも、勇気を持って出ていくこともする…そんな個人の行動がチームの力になります。

大坂なおみの優勝、”チーム・ナオミ”の存在、
それらは、
新たなチームの在り方、人の在り方を私たちに教えてくれているようです。

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