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どこでも街歩き

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趣味と言うか、生活の一部となっている街歩き。平日のランチタイム後の職場周辺や、休日の地元での街歩き、外出や旅行での駅などを拠点としたウォーキングなど、ちょっとしたきっかけで歩き始…
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2023年7月の記事一覧

(大人の博物館見学)ちかはくに行こう!

(大人の博物館見学)ちかはくに行こう!

夏休みの自由研究、って、小中学生の時に取り組みましたね。当時のエピソードとして覚えているのは、
 ①京都・八瀬の高野川で河原の石拾いをして、拾った石の名前を
  青少年科学センターで教えてもらうイベントに参加していた際、
  ラジオの生取材を受けた。
 ②とにかく、京都駅から発着する全列車とバスの現地に提示されている
  時刻表を転記し、まとめた。
 ③琵琶湖疎水のことを調べたくて、三井寺とか蹴上

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【都心プチ散歩】とうきょうスカイツリー駅付近を歩く

【都心プチ散歩】とうきょうスカイツリー駅付近を歩く

前回までの散策で、両国駅から亀戸駅まで電車で移動し、そこから東武亀戸線に乗り、曳舟駅経由でとうきょうスカイツリー駅まで来ました。
(前回の記事はこちら)

今回は、とうきょうスカイツリー駅付近を散策します。

■とうきょうスカイツリー駅とは?

とうきょうスカイツリー駅、と言う名前を聞いても、正直なところなかなかピンときません。もともとの駅名は、「業平橋」駅でした。

とうきょうスカイツリー駅は、

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【都心のプチ鉄旅】両国→亀戸→とうきょうスカイツリーへ

【都心のプチ鉄旅】両国→亀戸→とうきょうスカイツリーへ

前回までの街歩きで、両国駅周辺を歩いていました。前回は、両国駅周辺で関東大震災100周年となる震災の慰霊の地を見てきました。(前回の記事はこちら)

ここから、とうきょうスカイツリー周辺に行きたいと思います。恐らく、両国からとうきょうスカイツリーへは、JR線に1駅乗車し、錦糸町で地下鉄半蔵門線に乗り換え、押上駅に向かうのが一般的かと思います。今回は、もう1駅進んだ亀戸駅から、東武線に乗ってスカイツ

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【両国でまちあるき】②両国駅周辺を歩く(前編)

【両国でまちあるき】②両国駅周辺を歩く(前編)

両国駅は、かつての総武本線のターミナル駅であり、国技館の最寄り駅という、そういう雰囲気たっぷりの駅と国技館を前回紹介しました。
(前回の記事はこちら)

今回は、駅周辺を探索した模様をレポートしたいと思います。

■両国駅から隅田川へ

そして、堤防のコンクリートに、こんな標示を見つけました。

このトンネル、鉄道橋を斜めに交差して横断して、対岸までつながっていて、ケーソン工法により川底にケーソン

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【両国でまちあるき】①両国駅と国技館へ

【両国でまちあるき】①両国駅と国技館へ

今回は、近日開催予定のあるイベントに先立ち、それに関連する下見ということで、両国駅周辺にやって来ました。両国駅と言えば、何と言っても、「両国国技館」をイメージされる方も多そうですが、鉄道のことに少し詳しい方や、年配の方などは、「総武本線」のかつてのターミナル駅、という印象を持つ方がいらっしゃるかもしれません。そういう両国駅と国技館を歩いてきましたので、ご紹介したいと思います。

■両国駅とは?

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★東京の地下鉄は川をどのように越えているか?:③様々な方法で川を越える地下鉄たち

★東京の地下鉄は川をどのように越えているか?:③様々な方法で川を越える地下鉄たち

東京の地下鉄が川を越える方法を調べるにはどうしたら良いか?ずばり、昔の文献を調べれば良いのでは、ということで、銀座線が交差する、日本橋川と神田川を越えた方法を前回までに紹介しました。(前回までの記事はこちら)

今回は、銀座線よりも新しい地下鉄が川を越える物語を、いくつか調べた結果を取り上げてみたいと思います。

■川を渡るセオリーとは?

川を渡る、というか、地下鉄道を構築するセオリーが、過去2

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★東京の地下鉄は川をどのように越えているか?:①日本橋川を越える銀座線

★東京の地下鉄は川をどのように越えているか?:①日本橋川を越える銀座線

日本で最初に開業した地下鉄は、銀座線です。地下鉄銀座線は、戦前に今の東京メトロの前身である、東京地下鉄道が浅草から新橋の間を開業させました。この区間には、いくつかの河川があり、そのうちいくつかは既に埋められてしましましたが、日本橋川と神田川は今も存在しています。

地下鉄の工事において、川はちょっとしたハードルのような存在かと思います。地表面から掘る場合も、水が流れている川はそのままの形では掘削で

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