生きる上での問題を抱えている人へ。あなたの心はあなたのもの。
"誰も皆問題を抱えている"
と、Mr.Childrenさんが歌っている(HANABI/Mr.Children)ように、人生においての問題を私は結構多めに抱えている。
そこで最近、生きている上での問題が山積みだからこそ、立ち向かうのをやめた。
(例えば自分の生まれた家族の今後のこと、親の身体の病のこと、自分の今後のこと、生活のこと、自分の身体の持病のこと等など)
問題という壁は、それはそれは強固なもので、最初から勝ち目なんてなかった。
私は問題をどうにか、克服しようとか、一つ一つクリアして消していこう、デリートしようとしていた。
もう二度と向き合いたくないがないために。
しかし問題たちは、そんなに、やっつけられるほどのもんじゃなかったのだ。
そしてそれらは、変に存在を意識したり構えたりすると、存在感を増してくることに気づいた。
これからは問題は、かわそう、よけようと思う。それに脅かされずに、そのまま横に置いておこうと思う。もともとそこに当たり前にあったものなのだし。
そして、問題をタブーととらえるのはやめようと思う。
"問題を快く歓迎"、とまではできないが、やっつけようとはしないし、それらの存在を遠くから見守る所存だ。
私は白旗をあげます、ということだ。
もう私は問題と闘いません。
少しでも勝ち目があるなんて思ってごめんなさい。
立ち向かえないから、克服なんてできないから、私は問題と距離をとって、それが楽しめる
またはおもしろくなるような方法がないかなって、ゆるーく検討しておく。
すぐにはなんとも、どうにもできないが。
小さな自分が、立ちはだかるてこでも動かない壁とガチガチに向き合って何になるというのか。
改善するものがどれほどあり、どれくらいの程度改善・解決するというのか。しない方が多い。する方が少ない。
(もちろん改善できるものは、どんどん臆せず工夫していく。全く何もしないのではない。)
向き合うことで解決しない問題の多いこと。
必死でそんなものたちを見て、今まで私は、"や!"と言って闘っていたのかと思うと、今からでもその過去に今の自分を派遣し、自分の両手を優しく掴んで"やめておきなさい"と、自分をなだめてあげたい。
(少し成長した今だから言えること。)
私は心がギュッてなるから、私の心にはゆとりや隙間が少なかったかもしれない。
これでもまだましになった方なのだ。
少し余談にお付き合いいただきたい。
私の新卒の頃の会社では社内携帯をそれぞれ付与されていたのだけれど、会社の上司でまぬけな着信音にしている方がいた。
それは、たとえばアニメの途中に流れるBGMのようなもので、その着信音がなるたびに私は気が抜けるような感じがして、"ふざけてんのかな?"と自分の中だけで、首を傾げたりもした。
どんな深刻な会議でも、その着信音は空気を読まず、時を待たず、突然流れはじめるのだ。
今の自分が同じ場面に遭遇したら、気にはなるけれど、ゆるやかに心の中で"変なのー"と呟き、流す程度のことと想像する。若くて未熟だったゆえ、生真面目気味なところがあったのだろう。
でも、そういう心の空気抜きの瞬間って、大事だなと、今ふと記憶が蘇って腑に落ちた。
(上司の意図は今もわからないが。そもそも意図なんてないかもしれないし。)
私にはユーモアセンスはないかもしれないが、ユーモア、遊び心自体って生きるのに必須事項だと強く思う。
(だからクスッと笑えるような文章等を生み出せる方を大尊敬するし、お笑い芸人さんがやっぱ最強。)
環境や、状況は何も変わらない。としても。
自分の心を少しずつ、変えていくことができる。
一つ一つの課題や問題は、すぐ隣にあって、なくなったりはしないけれど、これからも、ともに生きていこうと思う。
私は自分の頑張りの限度、頑張ることの儚さを知ったとも言える。
俯瞰で"ふーん。そういうこともあるんだねえ。"って眺めているね。
あたふたしないね。
そしたら、少しだけ、1ミクロン単位の前進で、私は笑っていられる気がした。
"がんばりすぎない"
"楽に、肩の力を抜いて"
"力まない"
それって大事って頷いて、その言葉を受け取りながら、"じゃあそれっとどうしたらできるのか教えてほしい"って私は思っていた。
もし共感してくれる人がいるなら。
私にもまだ名案は浮かばないけれど、考え事とは全く関係のないことに意識の方向を変えて、心の空気をふーって抜いてみてはどうだろう。
近すぎたら何もかも見えなくなるから。
近すぎたら息が苦しくなるから。
あなたは、楽しくなったり、嬉しかったり、集中できる趣味や得意なことがあって、そんな気持ちとともにいつもあるのに、問題だけに自分の心を捧げるのってもったいないって思う。
スーパーマンもいないし、誰もスーパーマンにもなれない。
奇跡が突然舞い降りたりしないけれど、あなたの心はあなたのために、あなたのもとに、いつだって返すことはできる。
本来もともとそうなのに、大変な中で忘れてしまうだけだから。
何度も何度も思い出そう。自分を取り戻そう。
抱えきれない悲しみに、あなたがのみこまれてしまわないように。
私は今そう願いながら、この文章を書き終える。
長い文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ここまで読んでくださった優しい方、noteさんのメッセージのように、目を休めていただけますように。🙇♀️
このところ連日投稿しており、読んでくださる皆さまに心より感謝申し上げます。
私は投稿の頻度等特に決めておらず、思いついたら書いています。
どうか、ご負担のない範囲でこのnoteを気にしていただければ、それで私は幸いです。(私が言わなくてもそうするよ、って感じですが。笑)