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自分の感覚には責任を持っている
物の価値を決めるというのは、いつだって重大なプレッシャーがかかる。
茶師という仕事を継いでからというもの、茶を見ては評価し味を見ては評価し、香りを嗅いでは評価して、価値を判断してきた。
もちろん、最初から判断を任されていたわけではない。父の仕事を見ながら、自分には到底できない仕事の一つだと思っていた。そのお茶を買わない選択をすることで、そのあと「買っておけばよかった」と後悔したり、「こんなに良いお
たまに悪者に感じてしまうことについて
自分たちは農家さんにとって悪者なのか
茶業者には、大きく分けてお茶屋、茶問屋、茶農家があります。
自分は茶問屋。
農家、または大手の問屋から仕入れを行い加工してお茶屋に卸すのが主な仕事です。
詳しくはその中で、色んな加工技術によって、年間の品質を安定させたり、価値と価格を決めたりという茶師の仕事を自分はしています。
さて。
価値と価格を決める。
そして仕入れ。
この2つの仕事が4月下旬から6月中