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先日の「朝パグランプリ」の副賞として、表裏どちらも素敵な栞と、長崎の可愛いポチ袋をいただきました。
とーっても嬉しい!
どうもありがとうございました。
https://note.com/saori0717/n/n7bd1b2968ce4
「秘密」というテーマでピリカ文庫へ寄せさせて頂いた「あの日みつけた君は」を朗読して頂きました。
こーたさんの素晴らしい朗読と、お2人の長くて深い考察に大感激!
どうもありがとうございました。
https://note.com/saori0717/n/n18666133dbe9
先日の「朝パグランプリ」の副賞として、表裏どちらも素敵な栞と、長崎の可愛いポチ袋をいただきました。
とーっても嬉しい!
どうもありがとうございました。
https://note.com/saori0717/n/n7bd1b2968ce4
ゆびきり【ショートショート】
「おおい、ちょっと。誰か、おいちょっと!」
休日の朝のまどろみは、義父の呼び声でいきなり遮断された。
隣に寝る夫を見れば、深く眠っているふりをしているのか、または単なる無視なのか。どちらにしても動く気など1ミリもないその背中に、わざと大きなため息をつき、カーディガンを羽織って部屋を出る。
「お義父さん、どうしました?」
「今朝は随分と寒くないか?かなり冷え込んでるぞ。」
「ストーブ点けますね。」
「春ピリカグランプリ2023」がまもなく始まる。
過去3回開催のピリカグランプリには、今までのところ毎回参加。その都度とても学ばせて頂き、また楽しませて頂いてきた。
だから今回も参加したい。
したいのだが…書けない。ちっとも何も書けそうにない。
そんなこの頃の、ちょっとした逃避。
こがねいろの願い(金)/【ショートショート】
※企画「あなたとぴりか」の参加作です。
前半は詩乃さんの書かれたお題作品、
後半が私の書いたものとなります。
《前半》
校庭から、ウオーミングアップを終えた部員たちが、トラックを走り始めた声が聴こえてくる。
僕は、数Ⅲの問題集から目を上げ、窓を見つめた。
此処から見えるのはどんよりとした銀鼠ぎんねずの空、そして、ほとんど裸同然の銀杏いちょうの枝先。
ただ、一番手前、僕に近い銀杏のてっぺんにあ
「秘密」というテーマでピリカ文庫へ寄せさせて頂いた「あの日みつけた君は」を朗読して頂きました。
こーたさんの素晴らしい朗読と、お2人の長くて深い考察に大感激!
どうもありがとうございました。
https://note.com/saori0717/n/n18666133dbe9
【ピリカ文庫】あの日みつけた君は【ショートショート】
夢を見ているのかと思った。
9月半ばを過ぎたとは言え、晴れた日の昼間はまだ陽射しがそれなりに眩しい。緩やかな逆光の中に立つ君は、まさしく君そのものだった。
いや、そんなはずはない。だって君は、僕のかけがえのない妻は、もう5年も前に亡くなったのだから。
15歳も離れた妻が、ある日突然病に倒れ、まさか52歳の若さで僕より先に旅立つなんて誰が予測できただろう。妻を失ったあとの僕は、暫く何も手につかず、
刺したのは私【ショートショート/夏ピリカグランプリ】
ただの気のせいだなんて、どうしたって思えない。
バス停からずっと誰かに後を尾けられている気がしてならない。
こちらが少し速く進めば足音もそれに続き、緩めるとそれに倣う。思い切って止まり、後ろを振り返る勇気などあるはずもなく、かと言って急に猛ダッシュでもしようものなら、それをきっかけに最悪の事態にならないとも限らない。
少し遠回りにはなるけれど、これはもうあそこを通るしかないと思い立つ。
そもそも
3年ぶりのライラックまつりが、無事に開催中の札幌大通公園。
感染防止対策で多少の規制はあるものの、まずは満開のライラックと当たり前の賑わいが、ただシンプルに嬉しい。
先週末の札幌は、例年より少し早めの開花宣言。遂に桜前線到達です。
とは言え、あちらこちらで見かけるのほ、やっと蕾が緩み始めたばかりの場所や、緩んですらいない場所も。
なのでこれからまだ暫くは、可憐なピンクの花びらを、ゆっくりじっくり楽しめそうです。