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2008年 カナダ:野生動物の王国で①・ グリズリーからのメッセージが
毎年恒例となっている兄妹旅行で、この年はカナダに行った。
その日はロッキー山脈の近くにある、旅行社所有の家に泊まった。
庭先にはエルクが来るとのことだったが出会えなかった。
まだ朝靄がある中、車に乗り込み出発した。
すると、森のなかで2頭のエルクがのんびりと潅木の葉を食べていた。
やさしい目で穏やかな表情が、大きな体をゆったりと導いていた。
その日の最初はルィーズ湖だった。
湖のまわりは深い緑の針
北欧8-2 B&Bのご主人から頂い小さな缶とロシア男性合唱団アカペラ
B&Bのご主人から頂いたパンと、小さな缶。
その小さな缶が、何だかわからなかった。
臭いを嗅ぐと、刺激的な臭いがしていた。
食べるものではなさそうだし・・・と3人で推測が、弾んでいた。
だが結論が出ず、ユースホステルの受付の女性に見せて訊ねた。
すると、それは噛みタバコだった。絶対に食べてはダメと言われた。
ご主人が自分のためのタバコも買い、それを入れ忘れたまま、わたしたちに下さったようだ。
その
北欧⑦農家のB&B ノルウェーで一番美しい村ノールハイムスン
早朝フロムから地元の路線バスで、ノールハイムスンに向かった。
フロムがある観光地化されたソグネフィヨルドには、興味がなかった。
目差したハダンゲルヴィッタフィヨルドは、四大フィヨルドのなかで最もゆるやかで、のどかな牧歌的な風景を持っていると言われている。
果樹園が広がり山の斜面には、りんごやさくらんぼの花が咲き見事だという。
今回は7月だったために花は見られなかったが、
もっとも女性的な美しさを持
⑥ フィヨルドの観光地 フロム
オスロからフロムまでは、鉄道を利用した。
オスロとベルゲンを結ぶユーロピアンルートE16 が、フロムを通っていた。
オスロから途中のミュルダル駅で下車し、
そこから始発となる、山岳フロム鉄道に乗った。
友人の一人が是非ともフロム鉄道に乗りたいとの希望で、スケジュールを組んだ。
フロム線はベルゲン線とソグネ・フィヨルド沿岸地域を結ぶために建設された。
多くの観光客が、フロム線の景観を目的として
北欧⑤ フィヨルドの渦潮 ボード
ボードの渦潮
以前、四国の鳴門海峡の渦潮を、見に行ったことがあった。
その渦潮に圧倒された。
船に乗り、渦潮に近づいていくと、エンルギーが下腹にドドーンと飛び込んできた。
ゴーゴーと物凄い音とともに、全身にエネルギーが伝わり鳥肌がたった。
体中がギンギンとし、しばらくその感動でからだは震えていた。
そしてその活力に、からだもこころも酔った。
その経験を思い出し、ノルウェーでも再度その経験を期待して
Morocco 3: Life of the Bembel people
After enjoying the desert sunrise, we headed back the way we came.
I walked home.
Originally, the system was for each person to ride a camel back and forth.
However, I got some advice from a friend wh
③ ―1 ヨーロッパ最北地 ノールカップ
ノールカップは、ノルウェーの北極圏の最北地にある。
かつては、サーメ人が生け贄を捧げた場所だった。
サーメ人とは、スカンジナビア半島北部ラップランドと北部ロシア一部に住む少数民族である。
次回のサーリセリカ編に紹介します。
ここに辿り着くには、やはりバスしかなかった。
アルタを2:30発に乗り込んだ。
そして、ホーニングスヴォーグまでは4時間のバス移動が必要だった。
ホーニングスヴォーグは、マ
北欧②ノルウェー アルタの赤岩絵
北欧の北部には、鉄道がまったくない。
移動は、レンタカーか高速バスとなる。
アビスコからアルタまで、バスを3回乗換えて、辿り着いた。
朝7:24発のバスから、到着は22:30だった。
白夜なので、この時間でもまだ明るかった。
しかし、へとへとだった。
英語もろくに話せないおばさんに、ドライバーは親切だった。
乗り換えの時には、次のドライバーに申し送りをしてくれた。
途中の風景は素晴らしかった
北欧 アビスコ国立公園 2012年6月
① アビスコ国立公園
スカンジナビア半島は古代から人類が住んでいた場所であり、
その大自然に接することは、古代人に近づく道のような気がしていた。
そして、その思いは通じた。
成田空港からストックホルムに着いた。
ストックホルムの市内観光を終えて、アビスコ国立公園に向け、旅は始まった。
ここは夏はトレッキング、冬はスキーとオーロラ観測で、人気のある場所だった。
アビスコには、ストックホルムから
Morocco 2: Sunrise in the Sahara Desert
We rode along in the still dim light, rocked by camels.
Hearing someone's voice in the dark gave me a sense of security.
I turned to the side and saw a flashlight flashing in the distance.
It was a li