実は現役バンドマン？！大好きな船造りに情熱を注いで５年！福岡造船㈱生産部 船台組立課 施工管理職入社５年目のH・NさんにWEBインタビュー！
造船所で働く職員に密着！中小造工会員造船所社員インタビュー企画第２弾！今回は、福岡造船㈱ 生産部 船台組立課 施工管理職。入社５年目のH・Nさんの生の声をお届けします。
長崎県出身のH・Nさん。福岡造船㈱の方々も、真面目で誠実な人柄を大絶賛するほど仕事熱心な彼ですが、実は…現役バンドマン！！
福岡造船㈱で大好きな船造りに情熱を注いで５年、休日は趣味を満喫する充実したワークライフバランスを実現。H・Nさんの仕事に対する熱い思いとロックなプライベートを贅沢にお伝えします！
福岡造船㈱に入社！福岡県の社宅で仲間と一緒に笑い合える日々。
―――こんにちは！本日はインタビューにご協力頂きありがとうございます。今日はお話を伺えることを楽しみにしていました！どうぞよろしくお願いします。
こんにちは～！！よろしくお願いします！！
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第一印象は、とても気さくで、はにかんだような笑顔が魅力的。特技はイラストを描くこと。厚紙でエヴァンゲリオンをつくりあげたこともあるほど手先が器用！宝物は、大好きなバイク。休日には四国の方までツーリングに行くこともあるとのこと。そんなアーティスティック＆アクティブなH・Nさんの就職後の生活を教えていただきます！
―――長崎県のご出身とのことでしたが、現在はどちらにお住まいですか？？
はい。今は、福岡県内にある社宅に住んでいます。社宅は全部で５棟くらいあるのですが、僕の住んでいる棟は会社から、ほとんど目の前というくらい近いです！４階建てで、間取りは２K、２部屋あるので、結構広いですね。僕が入社する前にリフォームしたようで、中も綺麗ですし、お風呂とトイレも別です。駐車場もついていますよ。繁華街に比較的近く、社宅の立地が良いのですが、家賃（駐車場代別）は１万５千円で住むことができますので経済的にもすごく助かります。僕が入居している社宅とは別に駅の近くにも独身者用の社宅があるので選択も可能です。独身者用の社宅は３０歳までとなっていますが、福岡造船㈱は３LDKのファミリー用もありますので、ご家族のいる方は、そこに住むことができると思います。
―――社宅での生活について教えてください！
はい！生活面でいうと、スーパーやコンビニまではいつも自転車で行くのですが、５分くらいの距離なので、とても暮らしやすいです。繁華街も近いのでコロナ前は、仕事終わりに職場の仲間とご飯に行ったり、ボーリングやフットサルをしたり、みんな仲が良いので、いつも楽しく過ごしています。フットサルは管理職の方も張り切って参加してくれていました！
ここで気になるH・Nさんの１日のルーティーンを教えてもらいました！！
<１日のルーティーン>
６：３０ 起床
支度・朝ごはんを食べる
７：３０ 社宅を出発
７：３５ 出社
８：００ ラジオ体操
８：３０ 現場ミーティングで１日の流れを確認
９：００ ブロック搭載開始
１２：００ ブロック搭載完了
１２：００～１３：００ お昼休憩
（ご飯を食べる→社宅の後輩の家に集まってみんなで筋トレ）
１３：００ 現場ミーティング
１４：００～１６：００ 現場の進捗確認・社内検査
１６：００ 翌日のブロック搭載の準備
１７：００ 退社（残業する場合は１９：００まで）
１７：０５ 帰宅
１８：００～ 映画鑑賞・ドラム練習
２５：００までに就寝
H・Nさんは福岡造船㈱の船台組立課で、各ブロックを搭載し船の大まかなかたちを造り上げるための指揮をとり、船が無事に進水するまでの行程を担当されています。残業の日もあるそうですが、基本定時の１７時退社、残業があっても騒音規制により１９時までになるそうです。お昼休憩では、毎日お弁当屋さんがきて、日替わり弁当を３００円～４００円というリーズナブルな価格で買うことができ、休憩中も仲の良い後輩社員と楽しく過ごすことが多いそう。帰宅後は、愛用しているプロジェクターで映画鑑賞をするそうです。
―――１日のルーティーンからエネルギッシュな感じが伝わります。休日はどのように過ごされていますか？？
休日は趣味が沢山あって、色々なことをしています（笑）高校生の時に吹奏楽部に入部したのがきかっけで、高校１年生からドラムを始めたこともあり、福岡に来てから出会った友達と結成したバンドの活動をしたり、バイクでわりと遠くまで美味しいものを食べに行ったり、この間はバンドメンバーと福岡県朝倉市内のキャンプ場にキャンプをしに行きました！
大きなものがつくりたい！船乗りの父の背中と船の道。
―――お話を聞いているとすごく多才で色々なことに取り組まれている印象なのですが、なぜ造船業を選ばれたのですか？？
そうですね、就活をするにあたって将来を考えた時に、「大きなものをつくりたい」と漠然とした思いがありました。それと、父が外航船の船乗りだったこともあって、僕は船を造る方に携わりたいと思ったのが、造船業を選んだ理由ですね。
―――ちなみに、学生時代は船のことを学んでいたのですか？？
高校は普通科でした。大学進学の時に、母が色々と資料を取り寄せてくれて、その中から長崎総合科学大学の資料をもらったのですが、その内容を見て長崎総合科学大学への入学を決めました。入学願書の段階でコースを選択するのですが、父の影響で船が身近だったこともあり、船舶工学コースを選択して造船について学びました。
―――お父様が船乗りで、H・Nさんが船を造るというのがとても素敵です！福岡造船㈱に就職を希望された理由と好きなところを教えてください！
そうですね。就職を希望した理由としては、色々ありますが、素直にいうと１番は立地ですね。福岡造船㈱は福岡市中央区にあるのですが、最寄り駅の大濠公園駅から徒歩１５分以内のところにありまして、車だと繁華街の天神まで５分くらいで着きますので、そこが大きかったですね。
好きなところは、社風です。福岡造船㈱で働いてみて思うのが、本当に僕は会社の先輩に恵まれていて、風通しがすごく良いです。例えば、業務の中で新しいやり方を提案した時にも、良く話を聞いてくださって、それを実行に移したということもありますので、そこが良いところですね。それも、僕の部署だけでなく会社全体が同じ雰囲気です。社長も３６歳と年齢が若く、目線を合わせて話を聞いてくれるので非常に感謝しています。
―――就職活動をされていたときは、何をみて探しましたか？？
就活の時は、リクルートサイトを色々見ていて、そこから、福岡造船㈱の会社説明会に参加しました。
―――大学で船舶工学を学ばれたとのことでしたが、設計の方を希望されたことはありましたか？
実は、入社する段階では設計志望だったのですが、入社後に受けた１カ月間の新人研修の中で、現場の方が自分に合いそうだなと、現場で働いてみたいなという気持ちがでてきたので、そのまま現場職に希望をだして今の部署に配属してもらいました。
職場の同僚、先輩を一言で表すなら「Friendly」
どんなことでも頑張っていれば見てくれている人がいる。
―――入社されてから今までの中で、やりがいを感じるところと反対に大変なところを教えてください。
はい！僕の担当がブロック搭載から、進水させるまでの行程ですので、船が無事に進水した時には、すごくやりがいを感じます。大変なところは、船を造る時には多くの方々と一緒に進めていきますので、携わっている業者さんの数も多く、現場の指揮をとる観点でいうと人の管理というんですかね、、そこがすごく難しいですね。あとは、屋外での業務なので天候に左右されます。行程が詰まってきたりすると後の行程について話合い、どこを最優先にするかという調整が大変なところかなと思いますね。
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入社５年目のH・Nさんの同僚に彼はどんな人か聞いてみたところ「先輩社員からの指示を素早く的確にこなすことはもちろん、誰の目にも入らない舞台裏の業務にも苦労を厭わない人です」と話してくれました。その誠実な仕事への姿勢から、若くして現場の指揮をとる立場に。業務の中で、状況をすぐに把握し、解決策を見つける。素早い問題解決能力と決断力に自信がもてるようになったそうです。また、多くの業者さんと協力し造り上げていくため、日々のコミュニケーションを大事にしているとのこと。
―――今までの業務の中での失敗談などもしあれば教えてください。
失敗談は、船を進水させるために必要な用具の手配なども一部やっていて、業者さんからリストを頂いて発注する流れになるのですが、リストの確認不足で、進水直前になってから必要な用具がないということに気づいたことがありました。
―――その時はどのように乗り越えられたのですか？？
発覚したのが直前でしたので、先輩社員の方が急いで業者さんに問い合わせて、取り寄せてくださり、どうにか間に合いました。その時は、先輩社員の方に助けて頂きましたね。
―――お話を聞いている中で、福岡造船㈱で働く方々はすごくコミュニケーションを大事にしておられ仲が良く、いざという時に助け合える本当に良い関係性だなと感じます。H・Nさんの中で、職場の同僚や先輩を一言で表すと何て言葉になりますか？？
一言ですか？（笑）そうですね、「Friendly」です！！先輩も後輩も職場全体的にみんな仲が良いですね。この間は、違う部署の先輩が、何気なく僕の仕事を見てくださっていたのか、「良くやっているね！」と声をかけてくれたこともありました。頑張っていると見てくれている人がいるんだなとすごく嬉しかったですね。
―――福岡造船㈱の社内制度の中であって良かったと思うものは何ですか？？
そうですね、わりと沢山あります！
入社してから１カ月間座学と現場でしっかりとした研修がありますので、そこで各部署の話も聞くことができますし、造船の一連の流れを把握することもできますのですごく良かったです。
実際に働いていてすごくホワイトな会社だなと思います。有給もとりやすいですし、定時で退社する人も多く毎週水曜日はノー残業dayになっていたりします。
あとは、僕はまだ取得したことはないですが、会社としては育休も進んでとろうという風潮もあって結構取られている方もいますね。それから、子どもが生まれた場合３人目から出産祝い金が１００万円もらえるそうです。今後利用したいと思うものも含めて、良いなと思う制度は結構盛りだくさんですね。
子どもの頃の夢は「消防士！」
１０年後は、先輩社員のように頼られる上司でありたい
―――少し質問が変わりますが、子どもの頃の夢は何でしたか？？
子どもの頃は、消防士になりたかったです（笑）
―――エネルギッシュな一面と、仕事への責任感と誠実さから消防士のH・Nさんもイメージがわきます（笑）では、１０年後の夢は？？
ん～１０年後？！そうですね、まず健康第一で若々しくいたいかな～（笑）
仕事に関しては、ちゃんとやっていれば部下もついてきている頃かなと思うので、頼られる上司でありたいですね。
―――素敵です！！また、全然質問が変わりますが、最近買った一番高いものを教えてください。
高いものは車ですね！日産の「X-TRAIL」を買いました。
なので、バイクと車を持っていますね（笑）
―――最近感動したことはありますか？？
最近感動したことは、100t吊りクレーンの移設をするためにクレーンのレール間を移動させたんですよ。それが、本当にできるんや～！と思って感動しましたね。
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インタビュー中も、「恥ずかしい（笑）」と何度か口にしていたＨ・Ｎさん。それでも、今回のインタビューをオファーした時に快くＯＫをだしてくれたことにとても感激しました。Ｈ・Ｎさんのお人柄からも、福岡造船㈱の方々がそれぞれ分け隔てなく接し、柔軟な環境がつくりだされているという良い雰囲気が伝わってきました！
最後に自身の就職活動を振り返って、現在の就活生に向けてのアドバイスをもらいました！
福岡造船㈱に入社して５年のH・Nさんが
就職活動を振り返る！一緒に仕事を頑張れる仲間は宝物。
―――もし、今就活生だったら持っておきたいスキルや資格はありますか？
福岡造船㈱に入社する分には、そこまで資格とかは必要ないのかなと思いましたけど、僕の場合はもうちょっと英語とか勉強していたら役にたったな～とは思う場面はありましたね。
仕事をする上で、海外出身のお客さんと話す機会も結構あるので。
―――造船業に進み、福岡県で就職するということに対してご両親の反応はどうでしたか？
うちの場合は、福岡県に行って造船業で頑張るということに対して特に何か話をしたわけではないですが、応援してくれていたと思います。母は野球が好きで、ＰayPayドームが会社の近くにあるので僕が福岡に行くということはむしろ喜んでいましたね（笑）
―――よく就職面接のときに、学生の時に力をいれたことについて聞かれることもあると思いますが、もし、もう一回就職活動をしている時期に戻れるとして、こういうことをしていたら更に厚みのあるエピソードになったなと思うことはありますか？
そうですね。面接でのエピソードではないかもしれませんが、学生時代から年齢等問わず、色々な方と話してコミュニケーションスキルを向上させるということは就職活動でも、就職後でも強みになるのではないかと思います！
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H・Nさんは福岡造船㈱に入社されてから、玉掛とフォークリフト運転免許の資格を取得されたそうです。今後もさらに資格を取得する予定になっているとのこと。福岡造船㈱のスキルアップができる環境、夢がありますね！
インタビュー中にも笑顔が絶えないH・Nさん。沢山質問してしまいましたが（笑）どの質問にも楽しくお答え頂きました。当会のインタビュー企画第２弾にご協力頂き本当にありがとうございました。
「就活生だった頃の自分へのメッセージ」も頂いてます。更に！インタビュー中にH・Nさんが「最近感動したこと」でお話し頂いた、100t吊りクレーンの移設の動画もあります！中小造工公式Instagramで見ることができますので、今まさに就職活動中の方、クレーンどうやって動かすの？とご興味のある方は、ぜひ見てください！！
中小造工Instagram（https://www.instagram.com/cajs_official/）
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