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著書の紹介「シニア起業は宝の山」
元銀行員がパン屋を起業してわかったこと。
・起業はやってみないとわからない
・過去のビジネス経験が役に立つ
・人との出会いが事業を広げ、人生を豊かにする
気づきと学びにあふれたシニア起業のコツを伝えます。
〈本の特徴〉
この本は、料理もしたことのない元銀行員が定年退職後に職業訓練講座を受けたことをきっかけに、米粉パン屋を起業してからの七年間の出来事を時系列的に綴ったものです。
長年、銀行の
最初にタイトルを決めるとわかりやすい文章になるのは、伝えたい内容が明確になるからだと気づいた
タイトルを最初に決めるとスラスラ書けることに気づいた。タイトルは一番言いたいことを端的に表現した結晶なのだと思う。
タイトルに沿って、文章を構成し、エピソードを集め、結論に持って行く。タイトルがしっくりこないのは、伝えたいことが自分の中で明快になっていない場合が多い。タイトルを決めて書き始めても文字数が増えない場合は、内容が薄いことが多いようだ。(私の場合はこうしているだけであって、このやり方
「何をしたいの」という問いかけに明確に答えられる人は、「実現したに等しい」と経験上断言できる
米粉パン店の起業を目指している人から、私の話を聞きたいと打診があった。横浜のパン店を閉めて長岡へ移住して初めてだ。
米粉を広めるために作った事業だから、ハナから受け入れるつもりでいる。
相談に来た人 30歳前後の女性で、スーパー内のパン屋で半年前から働いている。パン屋を起業しようと思い試験的に働くことにしたそうだ。
何故パン店を始めたいのかと聞いたら、5つくらいの答えが返ってきた。
・子
米粉スイーツを教室で小学生と一緒に作った時の、生徒のキラキラした目が忘れられない
米粉パン屋を開店して1年が経った頃、小学校の先生が来店して、5年生の総合学習に協力してもらえないかと打診があった。
総合学習 私は総合学習というのを知らなかった。「1年を通して生徒が自主的に社会のことを体験して学ぶことが目的」というようなことを先生から聞いた。お米を使ったスイーツの作り方を生徒に教えて欲しいとのことだったので、大まかなスケジュールを立てましょうと応答した。
田植えから始める
パン屋を辞めて、都市から地方へ移住して思うこと~♯いま私にできること
元銀行員から63歳でパン屋を横浜で起業し、昨年3月に長岡市に移住して野菜作りをしている。
・今までと同じことを望まない
・自給自足生活を目指し、準備する
・情報に振り回されない
いま私がやっていること、やろうとしていることを整理してみた。
自分を見つめる 今までの日常を取り戻すために、オンラインなどの違う方法を試みたりしない。パン屋をしている頃も目指すことに向かって日々充実していたが、事業
銀行員の経験がパン屋の起業に役立つワケ
元銀行員が63歳でパン屋を起業して、過去のビジネス経験が役立ったことを、銀行で体験した具体的な事例を元に書こうと思う。個別業種の話ではあるが、業種・職種を問わず普遍的な視点もあると思う。
上達の過程 各業務のスキルが上達していくには概ね以下の過程を経たように思う。
慣れる
繰り返す
短期集中(間を置かない)
コツをつかむ
臨界点
パターンを見つける
異例処理
場数を踏む
方程式
応用
経験
シニア起業は"決意"があればいい。スキルや資源、人脈は後から追いかけてくる
元銀行員が63歳で米粉パン屋を起業して6年間で得たコツのようなものを、自分の経験した範囲でいくつか書こうと思う。
起業に際して必要なものは、極論すれば「やると決める」ことだけだと断言できる。そして人のためにやること、誓願を立てること。それさえあればスキルや資源、人脈等々は後から補充される。
やると決める やると決めない限り前に進めない。資金が貯まったらとか、資格を取れたらとか、一緒にやってく
主婦業というスキル・働き方を、起業を通して学び絶賛できるこれだけの理由
会社員時代(1980年代)は、正直言って主婦業についてあまり知らなかった。昔は寿退社で20代で辞めるのが一般的で結婚後も働かないのはなぜかという漠然とした疑問を持っていた。
家族状況は各家庭によってさまざま異なるが、一般的に男性が会社で働き、女性が家事、子育て、親の介護等の役割を担うことがその当時は多かったので、その前提で書きます。
「主婦業」という職業 起業してから女性起業家や食関係の人たち
人との出会いが事業を広げ、人生を豊かにしてくれる
長年銀行に勤めた後、米粉パン屋を63歳で起業した。
業種・職種が違う上に、私は食通でも何でもないので食関係の人脈もない。ご飯党でパンの知識もなくシフォンケーキに至っては食べたこともない。
起業してからのさまざまな出会いを振り返って、気づいたことが幾つかある。
気づき・やりたいことを口に出すと、思わぬところから助けが入る
・目の前の一人に誠実に接していると、タイミングが来たときに声をかけてもらえる
定年後も働くとは「人と関わる」こと
若いときは、生活のためや将来のために、お金を稼ぐ目的で働くことが多い。
私もそうだった。ある程度の年齢になってくると、人生の楽しみや充実感を得るために働く人が多いように思う。
起業すると、今までとは異なる人と接する機会が増える。
定年後も働くとは、私にとっては、「さまざまな人と出会い、交流し、人と関わること」だったと実感している。
現役の頃は組織の中での人間関係が大半であり、組織を離れると
元銀行員が63歳でパン屋を起業してわかったこと
長年銀行に勤め60歳で定年退職し、ハローワークの職業訓練講座をきっかけに米粉パン屋を起業した。現在は野菜作りをしている。
起業したことで、気づいたことが3つある。
・過去のビジネス経験が役に立つ
・起業はやってみないとわからない
・人との出会いが事業を広げ、人生を充実したものにする
このことを通じて働くことの意味を自分なりに理解した。
〈過去のビジネス経験が役に立つ〉元銀行員からパン屋起業
元銀行員だった僕が、定年後に米粉パン屋を起業した理由
元銀行員からパン屋起業と言うと、驚かれる。他の記事でも書いたのだが、銀行員でもパン屋でもやることはそんなに変わらない。しかし、そのことは起業してみて後から気づいたのであって、最初から準備して万全の態勢で始めたわけでもなく、ましてや清水の舞台から飛び降りるつもりで決心したわけではない。ある出来事をきっかけにして、成り行き上起業する事になったのである。
きっかけ 銀行から出向・転籍した会社を定年退
会社とは、お金をもらって学ぶ場所
会社とは授業料を払わずに学べて、お金までもらえる場所だということに、会社を退職してシニア起業してから気づいた。
気づいたきっかけは、シニア起業の本を書いたことだった。
元銀行員だった私がパン屋を起業してからの経緯や人との出会い、事業が広がって行く過程を書き始めた時に、会社員時代の体験が役に立ったことが多かったからだ。
例えば、事業計画、お客さんやスタッフとのコミュニケーション、資金計画、採算の取