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1.本を読むことは本にだまされるので悪いこと??


本を読むことは本にだまされるので悪いこと??

ボクは、ボクの敬愛する老人の友達に、「本は読むな、本にだまされるから」と言われて、真面目に悩んだ。アナタも一度、本を閉じて、考えてみてはいかが?


アナタは、本を読む意味を本当の意味で納得し、人生を豊かにするヒントが得られる。

今一度、本を読むことは良いことか悪いことか?を自分に問うてみよう。


2.経緯


ボクは、ボクの敬愛する老人の友達から、「本は読むな。本にだまされるから」と言われた。

言われた当初は、「なんてバカなことを・・・」、と思ったのだが、あとで、「これって真面目に考えるべきことだよね」、って思いなおした。


本当に悩んだ。本を読むのを、一時的にストップするぐらいに。

それぐらい、今のボクには、カウンターパンチだった。


あとの、3つのポイントのところでも書くが、ニーチェや孔子の言っていることも、その後、改めて読んでみて、結局、以下の結論に達した。


いずれ本から卒業するにしても、今後、少なくとも10年は、本を狂ったように読もう。本から卒業するかは、その後でゆっくり考えればいい、と。


3.3つのポイント


ポイント1

ニーチェも書いている

つまり、考えることを強制的にプレゼントされたのである!・・・(中略)言いかえれば文献学に終止符を打った。私は「本」から解放されたのだ。

ニーチェ「この人を見よ」

ニーチェは、もともと古典文献学者だった。文献学をやめたときに、「本」から解放されて、自分で考えることを始めたのである。

でもこれは、ニーチェが膨大な古典文献を読んでいたからだ。

ボクは思う。確かに、本を読まずに自分で考える時期は大事だ。しかし、それはニーチェほどに、本を読んだ人の言うことだよね?


ポイント2

孔子先生も言っておられた。

学んで思わざれば即ち罔(くら)し。思うて学ばざれば即ち殆(あやう)し

論語

「学んでも自分で考えなければダメだよね。かといって、自分で考えるだけで学ばなければ、独断に陥るよね。」

そうなのだ。だから、本を読むだけでもだめだし、自分で考えるだけでもだめなのだ。


ポイント3

やはり、結論を言えば、あと、少なくとも10年間は、狂ったように本を読む時間をとるべきだと思う。

いずれ、本から卒業するにしても、少なくとも今後10年間は、狂ったように本を読もうと。

アナタはどう思いますか?


4.おわりに


今一度、本を読むことは良いことか悪いことか?を自分に問うてみよう。

アナタは、本を読む意味を本当の意味で納得し、人生を豊かにするヒントが得られる。

アナタが最初に簡単にできるファーストステップは、一度本を読むことをやめて、自分なりに、本を読む意味を、もう一度考えてみることだ。

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