英語勉強法 #現役合格医学生
私の時代の英語は、アクセント、発音記号、語彙、熟語といった語彙力や
文法問題、英文和訳、英作文、長文読解、リスニングと多彩な出題がされていました。
しかし現在は、センター試験から共通試験へと変わりアクセントや発音記号、それから文法問題さえ消え、読解問題が中心になってきています。
ここでは私がやってきた英語の勉強法すべてを紹介しつつ、新しい傾向に合わせたアドバイスも念入りに、説明できればと思います。
1.語彙力を上げる勉強法
私はアクセントや発音、単語の勉強を意識して行ったことはあまりありません。ただこのような語彙力の勉強は日々の中で当たり前のように行っていました。机の上、学校、塾で勉強するのも大事ですが、日常的に英語に触れることが大事です。例えば英語を勉強する際、知らない単語に出会えば必ず電子辞書やスマホで調べます。そして意味だけでなく、必ず発音も聞き、アクセントや発音記号を意識して、発音できるようにしてからまた勉強を再開するのです。昔はアクセント問題があったが、今は無いから発音を重視する勉強は不要では?と思う人もいるかもしれません。私はこれには反対です。
確かに、問題としては消えてしまいましたが、自分が発音できない単語はリスニングで聞き取ったり、瞬時に理解することができないからです。
また英語を将来話せるようになりたいのなら、意味が分かっても上手く発音できなければ相手に伝わらないから、意味を調べるだけでは意味がありません。
そして、ある程度継続すると、知らない単語に出会っても、だいたいの発音がわかるようになり、その直感が当たるようにもなります。そのレベルまでくれば、怖いものはありません。
そして次に単語力についてですが、これは日々の勉強と単語帳で頑張るしかありません。世の中にはたくさんの良い単語の本が売られています。私が使用したのは以下の3冊です。
英単語ターゲット1900→英単語VALUE1700→鉄壁
正直単語の本に関してはどれでもいいかなと思います。英検の単語の本でもいいですし、学校で既に配られていれば、まずはその単語帳を仕上げましょう。もし配られていなければ、私の例のように市販の単語帳を買って順番にレベルアップしていきましょう。
英単語の勉強がめんどくさい、やる気起きない、あるいは時間がなくてできないという悩みをお持ちの人はぜひスキマ時間で勉強してみてください。実際私は、ほとんどの単語はスキマ時間で習得しました。スキマ時間の活用を極めていたから、また使用する教材が優れていたから語彙力に強くなったのだと思います。
スキマ時間の活用法については、既に記事を書いていますので極めたい人はぜひこちらをご覧ください。
→忙しい受験生のための”スキマ時間勉強法” #現役合格医学生 |某医学生|note
まとめると語彙の勉強法は
・日々の学習の中で完結せよ。
・発音できるようにしてから次に進む。
・語彙力の勉強はスキマ時間を大活用せよ。
となります。
小テストは点数が良くても悪くても記憶力アップにつながると言われていますので、学校の単語小テストなどは必ず大切に受けてください。
2.文法問題の対策
文法問題対策は、他の分野に比べてかなりやりやすいと個人的に思います。良い問題集が揃っていますし、問題集は単元別になっていますから自分の苦手な単元を集中的に対策できるので効率が良いのです。
例えば、仮定法が苦手なのであれば、仮定法の章の文法問題だけを徹底すれば良いといった具合です。
ではまず私が使用した教材をお話します。
UPGRADE英文法•語法問題→Vintage英文法・語法
文法対策で使用したのはこの二つのみです。
自分の周りにはNext Stage英文法・語法問題を使用している人もいました、これもかなり良さそうでしたが、私はUPGRADEの次のVintageで十分でした。余力がある人は、Next Stage英文法も使用すると良いと思います!これらの問題集を解き始めるのは早ければ早いほど良いです。私は高2くらいから文法対策問題集を真剣に使い始めたのですが、Next Stageまでは手がまわらなかったです。
何事も早ければ早いほど良いです。まだ高2になっていない人は、今すぐにでも始めて私より早めの対策をしておくと良いと思います。
次に私が実際にどのように文法問題集を使用していたかについて話そうと思います。
まず、upgradeですがこれは学校から配布されており、毎回の授業で小テストがありました。それに合わせて、勉強し毎回満点を取るつもりで勉強しておりました。確かにこれである程度力は尽きましたが、これではただの受け身の勉強です。本当に賢くなるためには自発的に勉強しなければなりません。そこで私は、問題集が完璧になるまで何周もすることを決めました。学校の進行とは別に、復習を行い、間違えた問題には☆などの印をつけておきます。そして、2周目はその☆がついたものだけを復習していきます。そこで間違えたり、理解できていなければさらに☆を付け加え、3周目を行います。このようにして、最終的には4〜5周はしていたかと思います。できた問題には目を向けません。もちろん忘れているかもしれませんが、そこは自分を信じます。そして、何より、"☆付きのできなかった問題"の方が、"☆なしの1周目でできたが忘れてるかもしれない問題"よりもはるかに優先順位が高いのです。☆なし問題は、忘れてないかもしれないし、1回目にはできたのです。それに対して、☆付き問題は、理解して習得しない限り絶対にできるようになりません。できないことができるようになって初めて賢くなるのです。ですから、私は自信を持って☆以外に目を向けませんでした。できないものにしか絶対に時間を使いたくなかったのです。
こうして、学校の進行とは別に、UPGRADEの復習を4〜5周行い、次にVintageへと進みました。そして、vintageも同様に4〜5周し、完全理解に努めました。
どうやって4〜5周もする時間を捻出したかというと、これもスキマ時間を活用しています。
ただし、1周目の時だけは机の上で鉛筆や色ペン蛍光ペンなどを持って丁寧に勉強します。
2周目以降は、電車通学のの隙間時間におおざっぱに見るだけです。☆の問題を目で見て解いて、答えが間違っていたらその場で印をつけるか、学校や家についてから☆を追加します。このようにして効率よく行っていました。書くのは時間を要しますが、見るのはとても早いです。これが他者と圧倒的な差をつける方法です。
3.英文和訳
英文和訳は、英語の読解の基礎になる非常に重要なジャンルです。長文読解は一つ一つの英文和訳の集合体であり、脳内で連続で瞬間的に英文を和訳していく作業と言えるのではないでしょうか。
英文和訳を行うためには、精読や英文解釈といった英文の構造を正確に理解することが求められます。
まず基本編です。・主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)、修飾語(句)(M)を正しく指摘できるか。
・基本的な文型を理解しているか?(第1文型〜第5文型)
・名詞、副詞、形容詞、前置詞、などの品詞を理解しているか。
そして次に、様々な構文を知っているかです。
英語には日本語には無い構文が存在します。これは知らなければ、訳せないものもあるので対策が必要です。例えば、以下のような構文・慣用表現があります。
・分詞構文
・強調構文
・無生物主語
など。
この、構文対策に私が使用していた問題集が、
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