見出し画像

ビットコイン下落時にすべきこと~米国テーパリングへの対応策~

こんにちは!
仮想通貨が大好きな投資家、Yasuです。
普段は就活対策や総合商社の関する記事も書いていますが、今回はビットコインの相場について解説しようと思います。

関心のある方はご存知かと思いますが、ビットコイン($BTC) が急落しています。
2021年11月に69,000 USDを記録しましたが、下落を続け、現在は41,000 USD近辺になっています。

画像1

単純計算、2ヶ月ちょっとで40%ダウンです。
仮想通貨投資をされている方で、多くの損失を出した方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私自身は12月からストップロスをかけながらBUSD(Binanceが発行するUSDのステーブルコイン)に変えていったので、トータルはまだプラスです。
しかし、もっと資産を増やせたのになと悔しい思いがあります。

一部の方は昨今の相場に絶望されているかと思いますが、この相場でできること、資産を増やすために必要なことを今回解説したいと思います。
Not Financial Adviceです。

12月も下落が多かったですが、私自身対策をしたことで、15%程度プラスで終わることができました。
2022年の相場でも活用できるかと考えます。

ぜひ最後までお付き合いください!

私の日々のトレードは以下のツイッターで公開しています。
タイムリーかつ明確にをモットーにしておりますので、興味のある方はぜひフォローを!

★Yasuについて自己紹介

ビットコイン下落の理由は?

画像2

初めにビットコインが下落した原因について簡単に解説します。
経済にとても詳しいわけではないので、稚拙な言葉になってしまいますが、ご了承ください。

全ては米国の経済政策によるものです。

12月14日~15日に行われた連邦公開市場委員会(FOMC)にて、米国内のインフレ率が公表されました。

FOMCによると2021年の物価上昇率は5.3%となり、かなり高い水準であることが分かります。

画像5

これはコロナ禍で続けてきた、パウエル議長主導の量的緩和策の結果です。
ざっくり言うと、経済を刺激するためにひたすら”お金を刷ってきた”のです。
お金が市場に沢山供給されると、モノの値段が上がってしまいますよね。

では、ここで質問です。

お金を沢山刷ること喜ぶ人は誰でしょうか?

画像6

答えは、上位5%のお金持ちの方(投資家)です。
彼らは余ったキャッシュをひたすら金融資産に変え、高い利益率で運用し、さらにリッチになります。
ビットコインは昨年から11月まで急成長していますので、ミリオネアの方々は相当潤ったことでしょう。

次に困る人は誰でしょうか?

画像7

答えは、95%の一般市民です。
お金が沢山供給されることで、物の価格が上がります
一般市民が購入する野菜や果物、生活必需品が高くなり、より生活しづらくなってしまうのです。
以下のように、貯金が出来ない!という米国市民の悲痛なコメントも。。。

米ルイジアナ州ニューオーリンズでウェイトレスとして働くベシー・クラークさん(29)は、ガソリン価格の上昇を実感していると話す。「毎週着実に、どんどん高くなっている」。「今では、ガソリンを満タンにするのに30ドル以上かかります。以前は23ドルくらいだったのに」
食費も以前よりかかるようになり、2カ月前は40~50ドルだった食料品店での支払いが、今は60ドルを超えるという。
「私が働くレストランでも肉の値段が上がった分、消費者から回収しないといけない状況です」
貯金もままならず、もっと給料のいい仕事を探しているという。
「いずれ状況が安定することを願うしかありません」
https://www.bbc.com/japanese/59243599

パウエル議長も鬼ではありませんので、こうした市民の意見も聞いて経済を動かす必要があります。

画像6

そこで12月中旬にパウエルさんが発表したのが、「テーパリングの縮小」です。
これまで、お金を刷る「量的緩和」は22年6月までを期限として、設定していましたが、3月までに早めることを決断したのです。

お金の供給量が下がると、ビットコインを含む投資対象の価格が下がってしまうのではないか、と投資家が不安になりますよね。
特に大口の投資家は、相場が落ちてから売るのでは遅いので、市場から一時退出。結果的に、ずるずると価格が下がったのではないでしょうか。

加えて、1月12日に開催されるFOMCで、更なる期限の早期化や金利上昇など投資家が不利になる先行き不安が爆発し、1月に入ってからも相場の下落が止まりません。

これが一連の下落要因です。

仮想通貨に限らず、米国株にも影響があり、ダウ平均株価や日経平均もつられてしまっていますね。。。

ビットコイン下落相場での対策

画像7

ではこうしたビットコインの相場で、どう対応していくのが良いでしょうか?

まず、
「ビットコイン以外のアルトコインを買えばいいじゃないか」
という方もいらっしゃると思いますが、注意が必要です。

仮想通貨市場では、まだまだビットコインが主軸であり、彼が崩れるとアルトも後追いで崩れる傾向があるからです。

ビットコイン下落の中、急上昇するコインもありますが、見つけるのは至難の業であることをご理解ください。

では対策3つです。

①1月12日のFOMCが終わり、相場が安定するまで待つ
これが一番確実ですね。
もしFOMCがインフレ率の低下を示すデータを発表すれば、これ以上のテーパリングは行われないと吹っ切れ、仮想通貨市場がもとに戻る可能性もあります。
逆にインフレ率の継続的な上昇が明らかとなれば、更なる下落も見込まれるのです。
つまり、不確実性が高いイベントの前には大きな投資はせずに静観することが大事なのではと思います。
保守的な考え方ですね!

②大幅な下落があるたびに、堅実なアルトコインを買う

中級編です。
大きな下落があった際には、ビットコインよりもアルトコインの方が大きく落ちます。
逆に回復上昇幅も大きいというメリットがありますね。
そのため、ビットコインが底に着くたびにアルトを買い増せば、資産を増やすチャンスがあります。
しかし、どの銘柄が堅実か、そしてビットコインの底がどの価格になっているのかタイムリーに理解が出来ない方は注意してください。
私のツイッターでは気になった銘柄をタイムリーに投稿していますので、ぜひ!
(※)あくまで私の推察であることはご了承ください。

③相場の波に乗り、超短期トレードを行う
上級編です。
これはお勧めはできません。
ビットコインのボラティリティが極めて高くなっていますので、アルトで1日10%くらい利益が取れるチャンスがごろごろ転がっています。
私もここ2日くらいデイトレードをやっていますが、5%/回くらいの利益を取っています。

例えば、昨日はSamsungがdecentralandというメタバース内に出資することを決めていましたね。

画像8

これに伴い、decentralandが発行する$MANAというトークンは急上昇しました。
私は上がり始めたところで買い、ピーク近くで売るトレードをいたしました。
買ってから売るまでわずか1時間ちょっと。
かなりの短期トレードでした。
以下のようなイメージですね。

画像9

もちろん、資産を大幅に失う可能性がありますし、そもそも銘柄の特徴が掴めていない方は難しいと思います。
雑談程度に聞き逃していただきたくお願いします。

まとめ

画像10

現在、ビットコインを始めとして仮想通貨は下落傾向にあります。
この相場で大きく賭けてしまうと、リスクが高いですので、現金の比率をしっかり確保しておくことをおすすめします。

特に1月12日の米国FOMC開催までは注意してチャートを見て下さい。
その後でも充分チャンスがあるかと思います。

21年投資すれば儲かる市場でしたが、22年はボラティリティの高い年になり、積み上げてきた資産を一気に溶かしてしまう可能性もあります。

日々市場を勉強しつつ、一緒にリスク意識の高い投資ライフを送っていきましょう!

今回はここまでとします。
今まで仮想通貨相場環境に関する記事をがっつり書いたことはなかったですが、スキ!を沢山いただけましたら、継続して記録したいと思います。

関連マガジンも貼っておきます。
それでは!







この記事が参加している募集

スキしてみて

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?