【学校】アクティブラーニング導入より学校制度改革が先 今のまま導入してもいいことはない 文科省が暴走する前に

先生が少なすぎて、学生が多すぎ

学生は1クラス25人から40人くらいいるのに、先生は1人、いても2人。この人数でアクティブラーニングは無理でしょう。討論するにも周りがうるさすぎるし、先生がそれぞれのグループをしっかり見れるんでしょうか?人数のバランスおかしい気がします。

詰め込み型のまま、アクティブラーニングしても効果は薄い

「とりあえず覚えろ」と教えられてきた子供たち、教えてきた先生たちがアクティブラーニングをやったところで悲惨な結果になるのは見えている。教科書に書いてあることを言いあって終わるだろう。自分の頭で考える方法を教えるのが先で、それを練習するのが、アクティブラーニングだろう。基本的な考え方が身についていない(教えてこなかった)のに議論できますか?インプットができてなくて、アウトプットを出来ません。

1人ずつ当てていくのは時間ロスが多い

30人クラスでひとりひとり当てていったら、残りの29人は暇すぎる。他人が当たっている時間はアウトプットでもなく、インプットでもない。無駄な時間と言わざるを得ない。なら一方通行型の方がマシだ。待ち時間が長すぎる。

アクティブラーニングをやる前に学校制度改革が先

アクティブラーニング導入以前に、導入する準備段階の学校の仕組みそのものを変えることをしていない。今の制度のままでは無理です。根本的に変えないとできないです。今のままやっても学校、先生、学生を苦しめるだけです。愚行を繰り返さないでいただきたい。クラスの人数が多い。授業が成り立たない。授業する時間が長すぎて、自分でインプット、復習する時間は少ない。自分の頭で考えることと人と違うことを許す。多様性を認める。文部科学省が細かく規制しない。教育方針にも自由を与える。

日本の学校教育は戦前と同じ

授業という受動的で非効率で遅い方法でインプットばかりしてきた。覚えることを強制し、学生が考えて、自らの答えを出すことを許さなかった。多様性のないクラスという檻の中に閉じ込め、ひとつの価値観でしか物事を判断できなくした。いじめがあり、内向的な人、反抗する人は邪魔者扱いをしてきた。運動会や前ならえ、集団行動など戦前の軍隊的な教育を時代が変わっても変わらずに行い続けてきた。これが日本の学校教育です。東大出身だけど使えない人がいるのは当たり前です。世の中決まった答えがない方が多いです。東大生は当然勉強は出来ますが、答えが決まっていない問題に対してどう対処するかは教えられていません。ポテンシャルで乗り切れる人も多いでしょうが、できない人もいるでしょう。

教育改革を提案

・集団授業の廃止→アクティブラーニングの邪魔になる。
・授業時間減減らす。→アクティブラーニングは先生と学生の負担が増えますので、減らさないとパンクします。
自習型授業を取り入れる。→アクティブラーニングの前段階
・テストではなく、作文やレポートで評価→自分で答えを導く練習
・学校滞在時間を減らす。→コロナのリスク軽減、学生、先生の負担軽減
・部活動の自由選択制導入→全員強制はおかしい。
・部活動の外部委託もしくは廃止→先生の負担軽減
・教員を増やす。→アクティブラーニングをやるには今のままでは少なすぎる。

まとめ

アクティブラーニングを導入するのはいいと思いますが、日本の学校教育システムを大きく変えないと逆に非効率になります。文部科学省が暴走しないように監視していきます。(多分失敗するだろう。)子供たちはかわいそう。学校、先生もお疲れ様です。(悲)文部科学省に振り回されないことを祈っています。

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